違いばかり見ていたら真実は見えない

2015-01-12 20:26:07 | Weblog
このブログでは、いつもと同じようなものばかり出したが、自分用はこの間、最初から最後までずっと見ていた7話完結の連続テレビドラマが中国語の訳付になって出てきていたから、喜んでそちらを見ていた。ちょっと変わったホームドラマのような、恋愛物のような、幽霊譚のような不思議な作品で、出演している役者さんがいい。物語自体もいい、しかし、放映が終わってしまうと、オンデマンドの古い作品が見られるところでしか流れていないから、見るには毎月1080円支払いが増えてしまう、というわけであきらめていた。

それが全話流れていたわけだ。で、ここでいいたいのは動画が合法か非合法かなどというはなしではない。日本のドラマが有名な刑事物ドラマならいざしらず、普通のドラマでも面白いものは日本人だけではなく、ちゃんとほかの国の人の心にも響くという現実のことだ。

今ちょっと落ち着いている感じだけれど、ひところのようなひどいヘイトスピーチデモとか、お隣の国のものを排除しようといういやらしい活動があっても、人間の心は国籍に関係なくおなじ血や涙が流れるもので、よいものはよいとどこの国の誰でもやっぱり同じように感じ、考えるのだということだ。

国と国を仲たがいさせることで都合のよい立場の人たちもいるから、簡単にはいかないかもしれないけれど、あなたたちが悪く言う人たちも私たちと同じ喜んだり、悲しんだり、泣いたり笑ったりする同じ人間なのを忘れてはいけないのではないかとあらためて考えさせられてしまった。国も言葉も違っても面白いものは面白い。同じ人間同士の世界だからだ。