peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市立川崎公民館のヒイラギナンテン(柊南天)の黄紅葉 2012年1月29日(日)

2012年01月30日 | 植物図鑑

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2012年1月29日(日)、一関市立川崎公民館(川崎町薄衣字諏訪前)のホールを会場にしてみちのく中央総合博物館市民会議(理事長・松川誠)主催の”紙芝居「いわい歴史ものがたり」新作発表会”(13:00~15:30)が行われましたので、妻と一緒に行ってきました。

紙芝居「いわい歴史ものがたり」は、昨年度既に3巻制作されていて、今回新しく制作された3巻を合わせて全6巻が揃ったのを記念した催事でした。初めに旧作3巻が事務局長から紹介された後、新作の3巻が発表されました。第4巻は「磐井の英雄・モレ」、第5巻は「金為行(こんのためゆき)~河崎柵の友情物語」、第6巻は「清衡のねがい~中尊寺供養願文」でした。これらのは全て岩手県在住の伊藤 満さんで、素晴らしい出来上がりでした。紙芝居の語り部は川崎町在住の内田さんと一関市在住の方で、これもプロの演者のようでした。

第1巻は「貝鳥貝塚物語(花泉油島)」、第2巻は「まぼろしの覚べつ城」、第3巻は「室根山と遠山村」。

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(上と下4つ)アトラクションとしてミュージカル「平泉・夕焼けの向こうに」(23分の短縮版)が特別公演されました。藤原清衡公の供養願文が筋書きに盛り込まれており、第6巻との関わりからも意義深いものでした。これも表情豊かで素晴らしい公演でした。

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http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1009261.html [岩手日報「平泉思想、生き生き 一関で市民らミュージカル堪能」(2010.9.26)]

http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1101171.html [岩手日報「世界遺産登録へ歌声届け 盛岡でミュージカル平泉」(2011.1.17)]

一関市立川崎公民館ホールの屋外南側に植えられているヒイラギナンテン(柊南天)凍えるような寒さに遭って、きれいに黄紅葉していました。

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ヒイラギナンテン(柊南天) メギ科 ヒイラギナンテン属 Mahonia japonica

別名:トウナンテン(唐南天)。原産地はヒマラヤ、中国、台湾。日本には江戸時代に入り、庭木として広く植えられている。常緑広葉低木で、高さは1~3mになる。葉は奇数羽状複葉で、茎の先に集まって互生する。小葉は長さ4~10cmの卵状披針形で、先は針状に鋭く尖り、縁には針状の鋸歯があり、触ると痛い。

3~4月、茎の先に長さ10~15cmの花穂が垂れ下がってつき、黄色の小さな花が咲く。果実は液果で夏から秋に黒紫色に熟し、白い粉をかぶっている。和名は小葉がヒイラギに似ていることによる。

この仲間にはホソバヒイラギナンテン(秋咲き)や冬咲き種のマホニア・ロマリーフォリアがある。園芸品種の’チャリティー’は、本種とロマリーフォリアとの交雑種。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&主婦と生活社発行「早わかり花と庭木550種・園芸12か月」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D2%A5%A4%A5%E9%A5%AE%A5%CA%A5%F3%A5%C6%A5%F3 [peaの植物図鑑:一関市のヒイラギナンテン(柊南天)/トウナンテン(唐南天)]

http://hanaaruki.blog.ocn.ne.jp/hanameguri/2012/01/post_76d6.html [咲き出したヒイラギナンテンの花:山野花めぐり]

http://wataruk.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post_5c92.html [柊南天:薬草:木曽越峠]


金ケ崎町立図書館のナナカマド(七竈)の赤い果実 2012年1月28日(土) 

2012年01月29日 | 植物図鑑

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2012年1月28日(土)、胆沢郡金ケ崎町立図書館(金ケ崎町西根西地蔵野5番地)行きました。数本植えられているナナカマド(七竈)の中の一本だけ、赤く熟した果実を沢山つけていました。

http://www.library-kanegasaki.jp/ [金ケ崎町立図書館]

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ナナカマド(七竈) バラ科 ナナカマド属 Sorbus commixta

別名:ヤマナンテン(山南天)。落葉高木。秋には葉が燃えるように赤に色づく、美しい紅葉の代表的な木。赤色の実も鮮やかである。山地に自生し、高さは5~10mになる。幹は暗褐色か灰色。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は長さ3~7cmで先が細長く尖り、縁には鋸歯がある。

花期は5~7月、枝先に複散房花序を出し、直径6~8mmの小花を多数つける。花色は白、花柱は3~4本。は直径5~6mmの球形。樹質が堅くて燃えにくく、七回竈(かまど)に入れても燃え残るといわれて名がついた。轆轤(ろくろ)材や彫刻用材として利用される。自生地は北海道から九州、アジア東北部。

同属の類似種に、タカネ(高嶺)ナナカマド、ウラジロ(裏白)ナナカマド、ナンキン(南京)ナナカマドなどがある。

[講談社発行「野の花・街の花」(監修・長岡 求)より]


一関市東山町のトキワサンザシ(常盤山査子) 2012年1月26日(水)

2012年01月28日 | 植物図鑑

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2012年1月26日(水)、一関市東山町の「柴宿団地」(東山町長坂字柴宿)と呼ばれている住宅団地の入り口(主要県道19号・一関大東線の分岐点)付近に植えられている一本のピラカンサが、木全体にびっしりと朱橙色の実をつけていました。真っ白な雪景色の中で、ひときわ目立っていました。

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ピラカンサト  バラ科 サンザシ属 Pyracantha coccinea

和名:キワサンザシ(常盤山査子)。イタリアから西アジア原産で日本には明治中期に渡来した。刺の強い常緑低木で、高さは2~6mになる。葉は互生し、長さ2~4cmの倒披針形または狭倒卵形で先は丸く、縁に細かい鋸歯がある。両面とも無毛で、表面は暗緑色で光沢がある。5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径約8mmの白い花を多数開く。花弁と萼は5個。

果実は直径約6mmの球形で、10月頃、鮮紅色に熟し、先端に萼片が残る。古くから普通に植えられる種類に橙黄色の果実をつける中国原産のタチバナモドキP.anegustifoliaがある。用途:グラウンドカバー、庭木、生垣、鉢植え、盆栽、花材に利用される。園芸品種に’ゴールデン・チャーマー’cv.Golden Charmer、’千代田紅’cv.Chiyodabeniなどがある。栽培:繁殖は実生、挿し木で容易。果期:秋から冬。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/tokiwasanzasi/tokiwasanzasi.htm [トキワサンザシ]

http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-tokiwasanzasi.htm [樹木図鑑:トキワサンザシ]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_415.htm [四季の山野草:トキワサンザシ]

http://hananouta.web.infoseek.co.jp/page_thumb672.html [トキワサンザシ(総称・ピラカンサ)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/tachibanamodoki/pyracantha.htm [トキワサンザシ属]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%B7%E5%B1%9E [トキワサンザシ属(Wikipedia)]


一関市東山町の雪景色&ナンテン(南天)の赤い実 2012年1月26日(水)

2012年01月27日 | 植物図鑑

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2012年1月26日(水)朝、夜から降り続いていた粉雪が10cm以上も積っていました。一関市東山町長坂字久保「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地内の樹木が、雪をかぶってとても素晴らしい景色になりました。真っ白な雪との対比で真っ赤に熟したナンテン(南天)の実が、とても素敵に見えました。

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ナンテン(南天) メギ科 ナンテン属 Nandina domestica

山野に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われている。高さ1~2mの常緑低木。葉は3回奇数羽状複葉で、茎の先に集まってつく。小葉は長さ3~7cmの広披針形で、先は鋭く尖る。花期は5~6月。長さ6mmほどの白い花が円錐状に多数つく。果実は直径6~7mmの球形で赤く熟す。赤い実は咳止めの薬になる。果実が白いシロミナンテン(白実南天)などの園芸品種もある。分布:本州(茨城県以西)~九州。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


岩手県立花きセンターのクワズイモ(不喰芋) 2011年11月18日(金)

2012年01月20日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」亜熱帯温室エリアに地植えされているクワズイモ(不喰芋)が、大きな葉を広げていました。また、朱橙色に熟した果実もつけていました。「毒草」とされているようです。

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サトイモ科 アロカシア(クワズイモ)属 Alocasia:熱帯アジアに約70種分布する多年草。東南アジアから太平洋諸島にかけて分布するマクロリザ(インドクワズイモ)A.macrorrhizaやオドラ(クワズイモ)A.odoraがあり、低温に強いので、観葉植物として一般に利用されている。茎は肥大し短く地上及び地下にある。肉穂花序をつけるが花は観賞価値がない。

クワズイモ(不喰芋) サトイモ科 アロカシア(クワズイモ)属 Alocasia odora

オドラA.odoraは、サトイモ(里芋)に似ているが、芋が有毒で食べられないことから、クワズイモ(不喰芋)という和名がある。常緑樹林の中に生える多年草。地下茎から長さ60~120cmの太い柄のある大きな葉が伸びる。葉は長さ60cmほどもあり、先は尖る。

花期は5~9月。花茎は高さ15~25cmになり、先端に緑白色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。肉穂花序には小さな粒々のような花がびっしりとついている。果実は赤く熟す。分布:日本(四国南部、九州南部)、沖縄~インド。

管理:弱光線にも耐えるので、室内の半日陰に置いて育てる。低温に強いオドラやククラタは年間通して水を与えてよいが、これ以外の種類は高温多湿を好み、寒さに弱く、また、冬期は休眠状態になるので水やりは控え、15℃以上保てる場所に置き、春暖かくなったら地下の茎を植え替える。立ち上がった茎を取り木して殖やす。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%83%A2 [クワズイモ(Wikipedia)]

http://yasashiijikan.hamazo.tv/e2172308.html [優しい時間:クワズイモの花]

http://yaeyamakanko.ti-da.net/e2219563.html [石垣島(八重山)自然体感ツアー:やえやま観光:クワズイモ]

http://blogs.yahoo.co.jp/kaneo93/48228892.html [クワズイモの実?:おばあちゃんの独り言:Yahoo!ブログ]

http://mksn.seesaa.net/article/124498472.html [クワズイモ:屋久島ひとりごと]

http://www.kuwazuimo.com/howto.html [クワズイモの育て方]