2012年1月29日(日)、一関市立川崎公民館(川崎町薄衣字諏訪前)のホールを会場にしてみちのく中央総合博物館市民会議(理事長・松川誠)主催の”紙芝居「いわい歴史ものがたり」新作発表会”(13:00~15:30)が行われましたので、妻と一緒に行ってきました。
紙芝居「いわい歴史ものがたり」は、昨年度既に3巻制作されていて、今回新しく制作された3巻を合わせて全6巻が揃ったのを記念した催事でした。初めに旧作3巻が事務局長から紹介された後、新作の3巻が発表されました。第4巻は「磐井の英雄・モレ」、第5巻は「金為行(こんのためゆき)~河崎柵の友情物語」、第6巻は「清衡のねがい~中尊寺供養願文」でした。これらの絵は全て岩手県在住の伊藤 満さんで、素晴らしい出来上がりでした。紙芝居の語り部は川崎町在住の内田さんと一関市在住の方で、これもプロの演者のようでした。
第1巻は「貝鳥貝塚物語(花泉油島)」、第2巻は「まぼろしの覚べつ城」、第3巻は「室根山と遠山村」。
(上と下4つ)アトラクションとしてミュージカル「平泉・夕焼けの向こうに」(23分の短縮版)が特別公演されました。藤原清衡公の供養願文が筋書きに盛り込まれており、第6巻との関わりからも意義深いものでした。これも表情豊かで素晴らしい公演でした。
http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1009261.html [岩手日報「平泉思想、生き生き 一関で市民らミュージカル堪能」(2010.9.26)]
http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1101171.html [岩手日報「世界遺産登録へ歌声届け 盛岡でミュージカル平泉」(2011.1.17)]
一関市立川崎公民館ホールの屋外南側に植えられているヒイラギナンテン(柊南天)凍えるような寒さに遭って、きれいに黄紅葉していました。
ヒイラギナンテン(柊南天) メギ科 ヒイラギナンテン属 Mahonia japonica
別名:トウナンテン(唐南天)。原産地はヒマラヤ、中国、台湾。日本には江戸時代に入り、庭木として広く植えられている。常緑広葉低木で、高さは1~3mになる。葉は奇数羽状複葉で、茎の先に集まって互生する。小葉は長さ4~10cmの卵状披針形で、先は針状に鋭く尖り、縁には針状の鋸歯があり、触ると痛い。
3~4月、茎の先に長さ10~15cmの花穂が垂れ下がってつき、黄色の小さな花が咲く。果実は液果で夏から秋に黒紫色に熟し、白い粉をかぶっている。和名は小葉がヒイラギに似ていることによる。
この仲間にはホソバヒイラギナンテン(秋咲き)や冬咲き種のマホニア・ロマリーフォリアがある。園芸品種の’チャリティー’は、本種とロマリーフォリアとの交雑種。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&主婦と生活社発行「早わかり花と庭木550種・園芸12か月」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D2%A5%A4%A5%E9%A5%AE%A5%CA%A5%F3%A5%C6%A5%F3 [peaの植物図鑑:一関市のヒイラギナンテン(柊南天)/トウナンテン(唐南天)]
http://hanaaruki.blog.ocn.ne.jp/hanameguri/2012/01/post_76d6.html [咲き出したヒイラギナンテンの花:山野花めぐり]
http://wataruk.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post_5c92.html [柊南天:薬草:木曽越峠]