2010年6月20日(日)、奥州宇宙遊学館(奥州市水沢区星ガ丘町2番12号)に行ってきました。奥州宇宙遊学館は、国立天文台VERA観測所の前身・水沢緯度観測所の旧本館を保存・活用する目的で整備され、2008(平成20)年4月に開館しました。緯度観測所の時代から現在までの天文学の歴史、成果を紹介するほか、天体や天文学と文学とを結びつけた宮沢賢治の展示や、立体的な天体映像を見ることができるシアターもあります。観覧時間:9:00~17:00時。休館日:火曜日(祝祭日の場合は翌日)、12/29~1/3。観覧料:大人・学生/200円、生徒・児童/100円。
この日は日曜日だったので、入館すると間もなく四次元デジタル宇宙シアターの上映が始まりました。立体的に見える眼鏡をつけて、宇宙の姿を楽しみました。上映時間:月曜日・木曜日は14:00時から1回のみ。土曜日・日曜日・祝日は10:30~と14:00からの2回。約25分の上映。その他太陽観測:晴天時11:00から。定例天体観測会:第2土曜日19:00時から。(参加費200円)。
ナデシコ科 ナデシコ(ダイアンサス)属 Dianthus spp.
撫子の仲間。多年草、一年草。カワラナデシコやカーネーションもダイアンサス属だが、ほかにも多くの種類が園芸的に栽培され、花壇や鉢花、切花に利用されている。欧州原産のビジョ(美女)ナデシコは総苞がひげのように見えるのでヒゲナデシコともいい、花色豊富。草丈は高性種が40~80㎝、矮性種は10~20㎝。古くから栽培されている中国原産のセキチク(石竹)も花色豊富だが、草丈は10~40㎝と低く、花は大きめで八重咲き品種もある。また欧米原産のタツタ(竜田)ナデシコと並び、交配親として重用されてきた。日本に自生もするハマ(浜)ナデシコ(別名・夏撫子)は、耐暑性の強い園芸種として夏の切花用に栽培される。このほか、種間交配によって従来より丈夫なものや四季咲き性ものなど多くの品種も生み出されており、夏以外にも鉢物や切花が流通している。[講談社発行「野の花・街の花(監修・長岡 求)」より
タツタナデシコ(竜田撫子)Dianthus plumarius ヨーロッパ東部からシベリア野原産。寒さと乾燥に強く、石垣などでよく育つ。直径3㎝ほどのピンクの花が咲き、普通中心部に暗紫色の斑紋が入る。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より