peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町自生のショウジョウバカマ(猩々袴)

2009年04月06日 | Weblog
一関市厳美町自生のショウジョウバカマ(猩々袴)
 2007年4月20日




2007年4/20(金)、5年ほど前地元紙「岩手日日」
で紹介された、一関市厳美町の「ミズバショウ(
水芭蕉)」群生地に行ってきました。
国道342号線の「本寺」から「上衣川」方向に進み、
1.5kmほどの所(たぶん「上菅生沢」という所)の
山の中にあります。
広い沢のような場所に、ミズバショウが群生してい
ます。
ミズバショウは盛りを過ぎていましたが、ピンク色
ショウジョウバカマ(猩々袴)が咲いていました。
















ショウジョウバカマ(猩々袴)ユリ科 ショウジョウバカマ属
 Heloniopsis orientalis
低山や丘、野原のやや湿った場所に生える。また、
日当たりのいい場所や、林の中のような日陰でも自
生する多年草。
葉はロゼット状で、冬も枯れないで残る。4~6月、
10~30cmに伸びた花茎の頂上に花柄をいくつかに分
けて咲く。花びらは6枚あり、ピンク色(淡紅色)
から濃紅色まで変化が多く、白色のものもある。
雄しべが6本、中心に1本の雌しべがある。花は数個
から10個くらい付くこともある。

下側の花茎には、包(ほう)という小さい葉がつ
くが、大きい葉はつかない。根には、ヘラ形の葉
が、20~30枚つく。

草の高さは、花の咲いている時には20~30cmほど
になる。花後はさらに高く50cmほどにもなる。

和名の「ショウジョウ(猩々)」は、赤毛で人に
似た中国の想像上の動物。能では赤毛、赤面、赤袴
で演じられるという。鮮やかな紅花を毛や面に、葉
を袴に見立てて名づけられたといわれる。
 分布:北海道~九州

なお、仲間には「シロバナショウジョウバカマ
(白花猩々袴)」「ツクシショウジョウバカマ(筑
紫猩々袴)」「コショウジョウバカマ(小猩々袴)
」「オオシロショウジョウバカマ(大白猩々袴)」
などがある。

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