peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

イチジク(無花果)

2008年10月03日 | Weblog
一関市東山町のイチジク(無花果)2005年10月15日
一関市東山町のイチジク(無花果)
 2008年9月16日




2008年9月16日(火)、一関市東山町長坂字柴宿にある住宅団地
の民家の前に植えられたイチジク(無花果)が暗紫色に熟した果実
をつけていました。





イチジク(無花果)クワ科 イチジク(フィカス)属
 Ficus carica
最も古くから栽培されていた果樹のひとつで、日本には江戸
時代初期(寛永年間)に渡来したと伝えられている。

小アジア原産の落葉小高木で、温暖な地方に広く植栽されて
いる。幹は高さ2~4mほどになり、よく枝分かれする。葉は
互生し長柄があり、大型で卵状心臓形。ふつう3~5つに切れ
込む。両面とも毛があってざらつく。茎や葉柄を傷つけると
白い乳液が出る。

春から夏にかけ倒卵状球形の花嚢を葉腋につける。これが成
熟すると長さ5cmぐらいになる。(果実は)夏から秋に暗紫色
に熟す。熟した果実は生で食べられる。

イチジクを「無花果」と書くのは、花が花嚢と呼ばれる緑色
の壺状の袋に入っていて、外からは花が咲かないまま果実が
できるように見えることによるという。

ところで、私は子どものときに良く食べたせいか、生食も砂糖
をいれて煮たものでも大好きです。昭和20年代の話ですが、母
の生家では、手ごろの堅さのものは、ほとんど売りに出してし
まって食べられませんでしたが、父の生家に行くと沢山なって
いる木から好きなだけ食べた記憶があります。

最近は、妻が知人などから無花果の砂糖煮を貰ってきたりしま
すが、妻は食べないので、全部私が食べてしまいます。
フィカス(イチジク、ゴムノキ)属 Ficus
熱帯から暖帯に広く分布し800種があるという。常緑または落葉
の高木または低木で、幹や枝から気根を出すものもある。葉はふ
つう互生、全縁まれに鋸歯縁。花は雌雄同株か別株。雄しべの数、
花柱の柱頭の形、苞の有無などが目安になるとのこと。

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