2010年10月17日(日)、千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「千厩秋の山野草展」が千厩ショッピングモール・エスピアで開催されていたので見に行ってきました。会員が丹精込めて育てた山野草など100鉢以上が展示されていましたが、藍黒色に熟した実を沢山つけたハナイカダ(花筏)が1鉢だけありました。
ハナイカダ(花筏) ミズキ科 ハナイカダ属 Helwingia japonica
山地に生える落葉低木。高さは1~2m。葉は互生し、長さ4~13㎝の卵形または楕円形で、先は鋭く尖り、縁には芒状の鋸歯がある。花期は5~6月。淡緑色の小さな花が葉の表面の主脈の上につくので、葉を筏に見立てて花筏の名がある。花は地味だが、葉の真ん中で実が熟す頃はよく目立つ。雌雄別株。雄花は数個ずつつき、4個の雄しべがある。雌花は普通1個ずつつく。果実は直径7~9㎜の球形で黒く熟し、甘味がある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
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