peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)/宿根スイート・ピー

2008年06月30日 | Weblog
一関市東山町のヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)
/宿根スイート・ピー 2008年6月29日





2008年6月29日(日)、一関市東山町長坂にある唐梅館公園を貫いている
自動車道出入口の道路脇の草むらでヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)
が花を咲かせていました。







ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)/宿根スイート・ピー
マメ科 レンリソウ(ラティルス)属 Lathyrus latifolius
スイート・ピー(Sweet Pea)の近縁で「宿根スイート・ピー」
とも呼ばれる。ヨーロッパ原産の多年草だが、現在では世界中
の温帯地域に帰化しているという。日本には、明治初期(1870
年頃)に渡来。英名はPerennial pea,Perennial sweet pea
開けた野原や道ばたなどに生え、長さは2m以上になる。全体に
無毛。茎は扁平で両縁に翼がある。葉は翼のある柄をもち、1対
2枚の小葉をつける。小葉は披針形から長楕円形。托葉は線形か
ら披針形。複葉の頂部より巻きひげを出し、他物に巻きついて
茎を支える。
5~9月、葉のつけ根からのびた柄の先に紅紫色やピンク色、白
色の蝶形花を4~8個咲かせる。花は長さ15~30㎜。花に香りは
ない。豆果は広線形。

スイート・ピーは英名で「香りよいマメ」の意味であるが、和名
はジャコウレンリソウ(麝香連理草)という。ジャコウエンドウと
も呼ばれる。 
「レンリソウ」は、 葉が羽状複葉で小葉がきれいに対生してい
るのを、「連理の契り」にたとえてこの名があるという。
レンリソウ(ラティルス)属 Lathyrus
地中海地域を中心に、ユーラシア、南北アメリカ、東アフリカに
110種が分布する。一年草または多年草で、茎は翼をもつか稜があ
る。花は腋生、総状の花序が単生する。花冠は蝶形。レンリソウ、
エゾノレンリソウ、キバナノレンリソウ、スイート・ピー、ハマ
エンドウなど。
下記のWebサイトに白花や淡紅色花の画像が掲載されています。
http://rokkoflower.cool.ne.jp/souhon/sub510.html

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