peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ツリガネニンジン(釣鐘人参)

2007年07月27日 | Weblog
大船渡市碁石のツリガネニンジン(釣鐘人参) 2007年7月25日




2007年7/25(水)、現在地(えびす浜公衆トイレ)から碁石岬展望台
に向かって、自然遊歩道を歩いてみました。「ツリガネニンジン(釣
鐘人参)」の花が咲いていました。





頂上の平地に海神様を奉った東屋や碁石埼灯台、溺死者供養塔があり
ました。




この地図にある「千代島(ちよじま)」は、屏風のような直立断崖、
海で遭難した人を供養するためのお経をあげたことから経島(きょう
じま)と言っていたそうです。







菅江真澄の墓とツリガネニンジン(釣鐘人参) 2006年10月20日



2006年10/20(金)、最北の古代城柵官衙(かんが)遺跡「史跡
・秋田城跡」を訪ねた際、「菅江真澄の墓」が比較的近くにある
というので、歩いて行ってみました。

菅江真澄の墓は、他の墓とともに急な階段を登った所にありまし
た。周りには「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」の花が沢山咲い
ていました。










ツリガネニンジン(釣鐘人参)キキョウ科 ツリガネニンジン属
 Adenophora triphylla var.japonica
山野(低地の河原の土手から高原まで)に広く自生する多年草で、茎が直立し、
草丈は30~100cmほどになる。茎を切ると白い乳液が出る。葉は普通3~4枚が茎に
輪生。卵状楕円形で長さ5~10cm。先は尖り、基部はくさび形。

8~10月、茎の上部で4段から6段に分かれて、釣鐘形の花を数個ずつ輪生する。
花は直径2cmほどでいずれも下向きに咲く。花色は普通淡紫色で、花冠の先端は
浅く5裂し、やや広がる。花柱は花から長く突き出る。

和名は、釣鐘のような形の花が咲き、白く太い根が薬用の朝鮮人参に似ている
ことによるが、高麗人参のような強壮成分はない。乾かした根は痰切りの薬効が
あり、生薬名は「沙参」。春の若芽は「トトキ」と呼ばれ、美味な山菜として知られている。分布:北海道~九州

仲間にはハクサンシャジン(白山沙参)やソバナ(蕎麦菜)、イワシャジン
(岩沙参)、ヒメシャジン(姫沙参)など多種類ある。ハクサンシャジンは、
タカネツリガネニンジンとも呼ばれる。名は似るが、シデシャジンは別属。

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