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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手蘭友会の洋ラン・エピデンドラム ’プセウドエピデンドラム’ 2017年3月10日(金)

2017年03月13日 | 洋ラン

2017年3月10日(金)、岩手蘭友会(及川正道会長、会員18人)主催の「第30回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル(奥州市水沢区横町)4階の催事場できょうからはじまりました。[3/10(金)~3/12(日)]入場無料。

 会場壁際のテーブルに展示されていたラン(蘭)の中に、「スードエピデンドラム」という名札を付けたものが唇弁橙赤色萼片が緑色の花をつけていました。下記の図鑑に掲載されているプセウドエピデンドルム Epi.pseudepidendrumではないかと思います。 

ラン科 エピデンドルム属 Epidendrum(Epi.):カトレヤ属Cattleyaに近縁で、中、南アメリアの熱帯を中心に広く分布しており、約700種が記載されている大きな属である。本属の種は、樹上や岩上に着生しており、形態はさまざまであるが、細い棒状の茎がアシ(芦)のように叢生し、葉を互生する種が多く見られ、園芸的にも交配が進んでいる。花の大きさも小型のものから大型のものまであり、萼片と花弁は離れているが、唇弁が蕊柱と合着し、あたかも蕊柱から出ているように見えるのが特徴である。茎が肥厚し、先端の2枚の葉の間から花茎が伸び、唇弁が蕊柱基部にだけつく150種エンキクリア属Encycliaとして別属に分ける考えもある。高地産のものから低地産のものまであり、栽培方法はそれぞれ異なるが、一般に出回っているものは最低温度を10℃に保てば栽培も容易である。属名はギリシア語のepi(上)とdendron(木)に由来し、樹上に着生することによる。

洋ラン プセウドエピデンドルム ラン科 エピデンドルム属 Epidendrum(Epi.)pseudepidendrum

コスタ・リカ、パナマ原産。草丈50~100㎝、は棒状で密生し、長さ50~100㎝、上半部に多数の葉を互生する。は革質、披針形で長さ6~20㎝。花茎は頂生し、長さ約15㎝、弓状に伸び2~5花をつける。径6~7㎝、萼片と花弁が反転する。花色緑色、唇弁は橙赤色。開花期は夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]


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