peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

キフツワブキ(黄斑石蕗)

2009年11月12日 | 植物図鑑

一関市川崎町薄衣字諏訪前 2009年11月12日(木)

P1730841

P1730838

P1730845

P1730817

P1730826

2009年11月12日(木)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字諏訪前の国道284号線沿いにある料理屋「格之進」の庭に植えられたキフツワブキ(黄斑石蕗)が花を咲かせていました。黄色い斑が入った大きな葉をつけていました。

P1730835

P1730837

P1730843

P1730840

キク科 ツワブキ(ファルフギウム)属 Farfugium 日本及び中国原産の多年草で、ツワブキ(石蕗)と種子島と屋久島に自生するカンツワブキ(寒石蕗)F.hiberniflorumの2種がある。

ツワブキ(石蕗) F.japonicum海岸の岩の上や崖などに生える多年草。葉は直径10~30㎝の少し横長の円形で、厚くて光沢があり、長さ10~40㎝の長い柄がある。若葉はにぎりこぶしのようにまるまり、灰褐色の軟毛をかぶっている。和名は、葉に艶があるフキという意味の艶蕗がなまって、「ツワブキ」になったのではないかといわれる。若い葉柄はフキ(蕗)と同じように、キャラブキなどにして食べる。初冬の花のない季節に黄色の大きな花をつけ、葉も美しいことから、江戸時代から庭などによく植えられてきたとのこと。葉に白や黄色の斑が入ったものなど、園芸品種も多い。また食用として畑に栽培されることもある。花期は10~12月。根生葉の間から高さ30~75㎝の太い花茎を伸ばし、黄色の頭花を多数つける。頭花は直径4~6㎝で、黄色い舌状花と筒状花でできている。分布:本州(太平洋側では福島県以西、日本海側では石川県以西)、四国、九州、沖縄。[栽培]株分けでも種子からでも容易に繁殖できる。

九州の海岸に生える全体に大形のオオツワブキ(大石蕗)F.giganteumは、葉が長さ35㎝、幅15㎝もあり、花茎は高さ1mほどになる。また、奄美大島から沖縄の島々の渓谷沿いには葉が扇形のものがあり、リュウキュウツワブキ(琉球石蕗)var.luchuenseという。

[以上、山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」などより]


最新の画像もっと見る

コメントを投稿