peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

オクラ(花と実)

2008年09月17日 | Weblog
奥州市水沢区のオクラ(花と実) 2008年9月15日




2008年9月15日(月)、奥州市水沢区佐倉河にある奥州市文化会館の
近くにある民家の庭に植えられた数本のオクラが花と実をつけていま
した。





一関市東山町のオクラ(花と実) 2006年9月4日



2006年9/4(月)、一関市東山町長坂にある民家の庭先に「オクラ」
の花が咲いていました。大型のアオイに似た淡黄色で、底紅のなか
なか美しい花なので、花を楽しんだ後、実(莢・さや)を収穫でき
るという楽しみもありますね。






オクラアオイ科 トロロアオイ(アベルモスクス)属
 Abelmoschus esculentus
アフリカ東北部原産の多年草で、南ヨーロッパ、熱帯アジアで広く
栽培されているというが、日本では1年草の夏野菜として育てられる。
高さは品種によって45~180cmほどになる。葉は大きく、直径30cm内
外になり、長い葉柄がある。葉は互生し、掌状に深く切れ込んでいる。

7~9月、葉のつけ根に直径6~10cmほどの淡黄色の5弁の花が咲く。
弁基部が紅(赤)と紫色。花は早朝に開いて、昼には萎む、いわ
ゆる「1日花」である。花期:7~9月。

花が萎んだ後、翌日の夕刻にはは3~4cmに育ち、早くも収穫できる
ようになる。普通はまだ緑色で柔らかい未熟な果実(3日目ぐらいのも
の)を収穫するが、莢(さや)は熟すと15~25cmぐらいになる。莢の
色は普通は緑色だが、紅色の品種「赤峰cv.Sekihou」があり、切花用
に栽培される。乳白色のものもあるという。収穫期:7~9月。

粘液があるので、5~6日目の大きくなったものは、細かく刻んでトロ
ロのようにして食べる。果実には5本の稜があり、切口が蓮根に似てい
るので、陸蓮根(おかれんこん)という俗称もある。また、アメリカネ
リの別名もある。
[栽培]春から夏に種子を播く。[花期]夏から秋。

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