2015年7月7日(火)、みちのくあじさい園(一関市舞川字原沢111)に行ってきました。朝から晴れ渡ってとても良い天気でした。昼食時間やコーヒータイムを含めて、園内で7時間も過ごしてしまいました。
(下)出入口から「あじさいロード」を進んで行くと、喫茶『蔵』の所に着きました。この近くには「山本コレクションコーナー」があり、珍しい品種の紫陽花が数多く植栽されています。
この「山本コレクションコーナー」に植栽されているダルマノリウツギ(達磨糊空木)が、白い花を円錐状に沢山咲かせていました。
ノリウツギ(糊空木)アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 H.Paniculata
南西諸島を除く日本列島に分布し、山間部に自生します。割合高木になり大らかに白い花を巫女の鈴のように円錐状につけます。寒冷地では花形が扁平なものや赤く色づくものも見られます。
花がてまり状になった種はミナヅキH.paniculata f.Grandifloraといわれ、改良種は庭園樹として欧米で人気があります。
北海道に分布するエゾノリウツギ(蝦夷糊空木)は現地でサビタの花と呼ばれ、幹はマドロスパイプに加工されていました。
ダルマノリウツギ(達磨糊空木):産地不明。高山系と思われる。鉢植えに向く。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ(監修:藤井 清)」より]
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