(上と下)「金烏神社」から300mほど離れた次の見学地「小林寺(和照院)跡」へ歩いて行きます。
(上)小林寺(和照院)跡:大東町大原字角明沢
『安永風土記』には、観音堂 右は小葉山観音と唱え来たり候事 小名 小林 同 南向 弐間四間 本尊 正観音 金仏立像 高さ壱尺弐寸、慈覚大師の作と伝えられ、奥州三十三所札所、二拾六番に御座候 とある。現在は、長泉寺(大東町大原)境内に移されたが、観音堂跡の礎石が往時を偲ばせている。[主催者が配布した資料より]
(上)説明する千葉耕士さん 小林観音:奥州三十三観音二十六蕃札所 現在は、亀峰山長泉寺の裏手に安置 観音堂の基礎石がある。大原字角明沢 通称小林
小林観音堂:大原 長泉寺境内にあるが、もとは西山にあった。安永四年風土記には次のように記されている。 小名、小林にあって昔から「小葉山観音堂」と言っていた(今は、コバヤシ観音と言っているのは、地名の「小林」か「小葉山」の訛音か)勧請されたのは不明。境内は南北七拾間、東西六拾間あって「お堂」は南向き二間四方である。本尊は正観音金仏、長さ一尺二寸で、慈覚大師の作と伝わっている。奥州三拾三所の二拾六番になっている。地主別当は大原寺(泰原寺とも書く)で、祭日は3月17日である。」
[大東町教育委員会(昭和63年9月1日)発行、大東町の寺院 小林観音堂 より]
(上と下2つ)庭園を一般公開している民家(「今年は終了しました」と書かれていました。)
(上と下)道路沿いに「切り出してここまで運ばれて来たような大石」がありました。
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