2014年5月6日(火)、一関市厳美町真湯の「巨樹の森」に行ってきました。国道342号(一関須川温泉)線の「真湯ゲート」は未だ閉鎖されたままでした。例年5月の連休に間の合うように除雪が行われていたようですが、今年は間に合わず、開扉は中旬ごろになるようです。ゲート付近には残雪が多く見られました。
ゲートを少し入った左側の斜面にニリンソウ(二輪草)が群生して、白い花を沢山咲かせていました。
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ(アネモネ)属 Snemone flaccida
1本の茎に花が1個つくことからこの名があるが、花が1個のものや3個のものもある。山野に生える多年草。高さは15~25cm。イチリンソウ(一輪草)とは、葉に柄がないことや、小葉の切れ込みが粗いことで見分けらsれる。葉は白い斑点があるものが多い。花期は4~5月。花は白色で、イチリンソウより小さく直径2cmほど。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より
ニリンソウ(キンポウゲ科)
花が、一本の茎に2~3個ずつまとまってつくことから、ニリンソウ(二輪草)。咲き始めのころは、1つの花だけが開いて、2つめはまだ小さな蕾でいることが多く、姉妹のようで微笑ましい。
ニリンソウの若芽は、山菜として食用にされるが、猛毒のトリカブトとよく似ているため、間違えて食べて中毒を起こす場合がある。トリカブトをはじめとして、キンポウゲ科には毒草が多く、ニリンソウを初めて食べてみた人は、つくづく偉いと感心する。 とは言え、山菜と毒草の見分け方などというものは、狩猟採集生活を営んでいた何千年もの昔から、経験的に受け継がれてきた暮らしの知恵である。本当に偉大なのは、そのような自然との付き合い方を、親から子へと伝え続けてきた、数知れぬ人々にほかならない。[岩手日報社発行「岩手の野草百科(澤田たまみ・著)」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42427782&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市国見山のニリンソウ(二輪草)2013年5月6日(月)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37356673&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市極楽寺のニリンソウ(二輪草)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34335237&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:花巻市胡四王山のニリンソウ(二輪草)]
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