peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

平家物語ゆかりの地を巡る旅 京都18:祇王寺と冬牡丹

2010年02月15日 | 平家物語ゆかりの地を巡る旅

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 この冬牡丹には「八千代椿」という名札がついていた。

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要所要所にこのようなマップがあるので、目的地に迷わずに行けると思います。

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 祇王寺と滝口寺のすぐ手前に壇林寺がありました。

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祇王寺の入口が見えてきました。野宮(ののみや)神社に立ち寄ったりしていたので、ここに到着したのは9:30頃になっていました。(見学予定時間は、滝口寺と合わせて8:45~10:00時)

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 祇王寺の山門(入口) 表門は普段閉じられているので、左手奥の脇の門から入る。脇門左側に緩やかな石段を登った奥にある寺も、「平家物語」ゆかりの滝口寺

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  祇王寺(往生院):往生院祇王寺と号する真言宗の寺である。寺伝によれば、この地は、平安時代に、法然上人の弟子、念仏房良鎮が往生院を開創し、後に祇王寺と呼ばれるようになったと伝えられている。

 平家物語によれば、祇王は、平清盛に仕えた白拍子であったが、仏御前の出現により清盛の心が離れてしまったので、母刀自(とじ)、妹祇女と共に出家し、当地に移り住んだ。後には、仏御前も加わり、念仏三昧の余生を送ったと伝えられている。

 現在の本堂は、明治28年(1895)に再建されたもので、堂内には、本尊大日如来像をはじめ、平清盛と祇王ら4人の尼僧像を安置している。境内には、祇王姉妹等の墓と伝える宝筺印堂及び平清盛の供養塔などがある。京都市

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 祇王寺の表門:左側に鉢植えの冬牡丹が飾られていました。(最初の画像)

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祇王寺の本堂:苔庭の黄緑色が心を癒してくれます。

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黄緑色の苔で覆われた祇王寺の庭

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控の間の丸窓(「吉野窓」という):光の入り方によって影が虹色に映るという不思議な窓

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左:祇王・祇女・母刀自の墓(宝筺印塔)、右:平清盛の供養塔

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「妓王妓女佛刀自之旧跡」の標柱:詳しい事は下記の「公式ホームページへ」

http://www.giouji.or.jp[祇王寺の歴史]

http://www.mapple.net/spots/G02600256401.htm [祇王寺(京都府京都市右京区)の情報-MAPPLE観光ガイド]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%87%E7%8E%8B%E5%AF%BA [祇王寺-Wikipedia]

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庭園に植えられていたフユボタン(冬牡丹):このボタンには「島大臣」の名札がついていました。

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ボタン(牡丹) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia:ボタン属は、ヨーロッパ、温帯アジア、アメリカ北西部、中国などにヤマシャクヤク、シャクヤク、ボタンなど33種の宿根草、低木が分布する。

ボタン(牡丹)Paeonia suffruticosaは、中国原産の落葉低木で、古い時代に日本に渡ってきた。現在は日本ボタンとして発達している。茎は直立し株立ちとなり、高さ2mぐらいになる。葉は有柄で、互生、2回羽状または2回3出葉、全縁、無毛である。茎の先に大きな1花をつける。花径は品種によって異なるが、20~30㎝の大輪もある。一重咲き、八重咲き、花色は紅、桃、紅紫、白、黄などがあり変化の幅は広い。根の皮を薬用にする。

園芸品種に、花王cv.Kaou、花競cv.Hanakisoi、奇縁cv.Kien、金帝cv.Kintei、黒光司cv.Kokukoushi、日照cv.Nisshou、連鶴cv.Renkaku、麟鳳cv.Rinpou、島大臣cv.Shimadaijin、太陽cv.Taiyou、玉緑cv.Tamamidori、八千代椿cv.Yachiyotsubaki、八重桜cv.Yaezakuraなどがある。栽培:繁殖は接木。花期:5月頃。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


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