2012年9月2日(日)、花巻市の「イギリス海岸」(花巻市上小船渡)に行きました。9/1付「岩手日報」に” 通常は水没していて、水位が低くなると姿を現す「イギリス海岸」が、このところの渇水で白い岩肌を見せている。”という記事が写真入りで掲載されていたので、紫波郡紫波町に行く用事があったので立ち寄ったのでした。
(上)国道4号線から分岐している車道を進んで来たら、立派なトイレがありました。(下)駐車場が見えないのでトイレの前に駐めて行きかけたら、堤防内に比較的大きな駐車場がありました。
(下)「イギリス海岸」近くの堤防。堤防沿いに車が通れる道が続いていました。
(上)堤防内に設けられていた駐車場(「イギリス海岸詩の森公園駐車場」(50台)
(上)モニュメント風立石が3本立てられていました。それぞれの四面に、ここに来てもめったに見られない昔の写真がはめ込まれていました。
(上)モニュメント風立石の前から真っ直ぐ延びている高台に民家があり、花壇がつくられていました。
(上と下2つ)「イギリス海岸」:北上川と瀬川との合流点近くの西岸一帯。白い岩肌がイギリスのドーバー海峡に面した白亜の海岸を連想させることから宮沢賢治が名付けた。教員時代には何度も足を運び、短編「イギリス海岸」の舞台にもなった。イギリス海岸が続く川沿いには遊歩道が整備されていました。
(下)「イギリス海岸」:北上川下流。
http://blog.goo.ne.jp/suzukishuhoku/e/4669aebf4f98ad51cd90a82b7f7d7ad1 [2864 イギリス海岸(9/1):みちのくの山野草]
(下7つ)民家の花壇に植栽されたケイトウ(鶏頭)などが、花を沢山咲かせていました。
ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia:アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯にかけて50種が分布する一年草、低木。花は両性で、子房は2~多数の胚珠を含む。
ケイトウ(鶏頭) ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia cristata:
別名:トサカケイトウ。熱帯アジア原産と考えられている一年草。古い時代に中国から入り、奈良時代には既に観賞用として庭に植えられていたらしい。茎は真っ直ぐに伸び、柔らかで太い。葉は密に互生し、先の尖った広い披針形で、品種によって緑色のものと銅赤色のものがある。夏から秋にかけて、様々な形の花穂をつける。
花穂が鶏のトサカのように扁平な帯状に変化したトサカケイトウ。それが密に集まった玉咲きの玉ケイトウ、杉の樹冠に似たヤリゲイトウ、細かい花穂が密集した羽毛ゲイトウ、(フサゲイトウ)などバラエティがある。
本種のほかにヤリゲイトウvar.childsiiとフサゲイトウvar.plumosaの2つの変種がある。草丈は60~90㎝になる。条線がある。花序は短柄を有し、花茎の上端が帯化、肥大してトサカ状となり、その下方に花を密生する。花色は紅赤、橙、黄、桃と豊富。日本では育種が進み、本種にトサカ状の久留米ケイトウ、本種とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統がある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、ともに切花栽培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。
画像のケイトウ(鶏頭)は、フサゲイトウ(羽毛ゲイトウ)の園芸品種・’キャッスル・ピンク’var.plumosa cv.Castle Pinkと思われます。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
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