peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ツルアリドオシ(蔓蟻通し)

2009年09月30日 | 植物図鑑

奥州市水沢区黒石「大師山森林公園」 2009年9月27日(日)

P1660343

P1660344

P1660334

2009年9月27日(日)、奥州市水沢区黒石にある大師山森林公園に行きました。大師山山荘のすぐ傍の松林の木陰でツルアリドオシ(蔓蟻通し)が真っ赤に熟した小さな実をつけていました。果実の先端におへそのような萼の跡が2個見えます。

P1660337

P1660342

ツルアリドオシ(蔓蟻通し) アカネ科 ツルアリドオシ属 mitchella undulata

山地のやや湿り気のある木陰に生える常緑の多年草。茎は地面を這い、節々から根を出して長く延びる。葉は深緑色で対生し、長さ5~15㎜の卵形。やや厚くて光沢がある。縁は少し波状になる。6~7月、茎の先に普通白色の花が2個並んでつく。花は直径約8㎜、長さ約15㎜。果実は直径約8㎜の液果で秋に赤く熟す。2個の花の子房がくっついて球状になったもので、先端に2個の花の萼の跡が残っている。和名はつる性で、低木のアリドオシに似ることによる。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿