2010年6月7日(月)、我が家の鉢植えの”バーベナ・テネラ”が、見事な花を咲かせています。どういうわけか、バーベナが好きなので妻に買ってもらいました。花がら摘みや水やりなど 手入れは専ら妻がしていますので、私は見るだけです。この花の苗に付いていた名札には、セレネ・ローズピンクと書かれていました。
(下3つ)2010年5月15日(土)に写したもの
クマツヅラ科 クマツヅラ(バーベナ)属 Verbena :中央アメリカの熱帯、亜熱帯を中心に、一部はヨーロッパ、アジアに分布し、250種が知られる一年草または多年草。園芸的に利用されるのは15~16種の多年草である。
バーベナ Verbena ×hybrida:園芸品種の総称で、ビジョザクラ(美女桜)ともいう。同属の緋赤色から深紅色花のペルビアナV.peruviana、紅紫色または藤紫色花のフロギフローラV.phlogiflora、白や黄、桃色花で芳香を放つプラテンシスV.platensis、緋赤色花のインシサV.incisaの4種が交雑されたもの。草丈30~60㎝、株張り60~80㎝。葉は長楕円形で長さ5~10㎝、鈍頭で歯牙縁となる。
花は散房状に20~30をつけ穂状花序をつくる。花色は豊富で緋赤、桃、紫、青、藤、黄、白など。園芸品種にM’ピーチス・アンド・クリーム’cv.Peaches and Creamなどがある。四季咲き性、半耐寒性を示す。最近では、’花手毬’cv.Hanademari、’ピグミー’cv.Pigmy、’タピアン’cv.Tapianなど、宿根系との交雑による園芸交配種がつくられている。栽培:繁殖は株分け、挿木、種子による。花期:主に5~10月。
バーベナ・テネラ Verbena tenera :ブラジル南部原産の多年草で茎は木質化する。匍匐性が強く、節から発根する。葉は条裂し、羽状となり、羽状片は有毛で長さ3㎝ほど。花序はよく伸長し、花は紅紫色。園芸品種は白色、複色、覆輪など豊富で、’アップライト・レインボー’cv.Upright Rainbowなどがある。また、本種とバーベナとの種間交雑品種が生まれ、本種に似た細裂葉と多彩な花色をもつため、花壇用、鉢物用に人気がある。栽培:繁殖は種子系は種子または挿木、栄養系は挿木による。花期:5~10月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
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