peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市我が家のビオラ・ソロリア ’フレックス’ 2018年5月2日(水)

2018年05月04日 | 植物図鑑

 

2018年5月2日(水)、一関市我が家の2坪ほどしかない庭に、が植えたり、鉢に植えて置いたりして管理している草花や樹木が、このところの陽気で次々に花を咲かせ始めました。

 プランターに植えられたビオラ・ソロリア ’フレックス’が、ソバカスのように斑点が入った花を一斉に咲かせています。こうしてアップした画像は一段と見ごたえがあります。

 このビオラ・ソロリア’フレックス’には、ビオラ・ソロリア’パピリオナケア、ビオラ・ソロリア(プリケアナ)という別名もあるようです。 

ビオラ・ソロリア ’フレックルス’  スミレ科 スミレ(ビオラ)属 Viola sororia 'Fleckles'

白地にインクブルーの斑点がまんべんなく入り、実生で完全に固定している。プリセアナより花も葉も一回り小型で、花も整った花型をしている。様々な商品名で売られている。

北米東部原産のビオラ・ソロリアは、地下茎がワサビ状に太くなり、葉が濃い緑のハート型になるすみれです。日本には明治の末頃導入され、目立って広く販売されることなく日本の気候に合っていたためにじわじわと拡がり、1970年頃から急激に野外に逃げ出して目立つようになりました。いつの間にか増えたように感じるのは、閉鎖花からの果を葉の下に作り、飛び散る様子が見えないためです。都市部や郊外の住宅地周辺の空き地や墓地はもちろん、山間部の人家周辺、高原の別荘地周辺など自然の残る地域の原野にも大きな群生が見られるようになりました。

日本には花色の異なる5タイプのものが広く栽培され、近年は元々の5タイプを交雑してできた品種も市販されるようになりました。栽培はいたって丈夫で、根が大きいので小さな鉢で肥料が足りないと花が貧弱になってしまうので、やや大きな鉢に水持ちのよい土に植え、肥料を効かせて管理した方がよいでしょう。他のすみれを植えても根付かない場所に植える最後の切り札でもあります。[栃の葉書房発行「すみれを楽しむ」より]

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/6ffd06662640de753b8ff8ab80122d77 [peaの植物図鑑:我が家のビオラ・ソロリア’フレックス’ 2015年4月28日(火)&5月1日(金)]

https://www.sanyasou-sodateru.com/saibaisousyun/violasororiacv.htm [ビオラ・ソロリア’フレックス’/ビオラ・ソロリア’パピリオナケア、ビオラ・ソロリア(プリケアナ)]



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