岩手県立花きセンターのドイツアザミ(独逸薊)
/ハナアザミ(花薊) 2008年11月13日
2008念11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の「花の館」温室がある方の広い花壇の一角にドイツアザミ(独逸薊)
/ハナアザミ(花薊)と思われる植物が、真っ赤な花を咲かせて
いました。
ドイツアザミ(独逸薊)/ハナアザミ(花薊)キク科 アザミ(キルシウム)属
Cirsium japonicum
アザミ(薊)はキク科アザミ(キルシウム)属 Cirsiumの総称であり、
葉の縁にトゲ(刺)があり、頬紅(ほおべに)筆を思わせる花(細長
い筒状花が多数集まった頭花)をつける(多年草、まれに一年草)仲
間。北半球に約200種が分布する。この中、日本にもノアザミ(野薊)や
ノハラアザミ(野原薊)など約60種が自生する。
花色はふつう紅紫~淡桃紫色で、若芽や茎、根は山菜として食用にさ
れる。
代表的なノアザミ(野薊)は、本州から九州、四国の山野に自生する草丈60
~100㎝の多年草。頭花は直径4~5㎝で、5~8月に上向きに咲き、基部
を包む総苞がネバネバしている。
このノアザミを改良した園芸品種は、現在ドイツアザミ(独逸薊)
/ハナアザミ(花薊)と呼ばれているが、ドイツとは関係なく、
江戸時代から色変わりの品種が生まれていた日本原産のノアザミから
改良されたものだという。江戸時代には黄色系もあったというが、
最近は紅色の系統だけになったとのこと。草丈:50~100㎝。頭花は
総苞片が6~7列あり花径3~5㎝、濃紅、桃紫、白などの筒状花を咲か
せる。開花期:8~9月。
切花用に、アーリー・ピンク cv.Early Pink や楽音寺 cv.Rakuonjiがある。
営利的には5~6月に播種して11~4月に、また2~3月に播種して6~8月
に開花する。[栽培]ふつうは秋播きして、翌年6~8月に開花する。
ほかに、花が上向きにつくものでは8~11月に咲くノハラアザミ(野原薊)、
花が下向きにつくものでは頭花の直径が10㎝にもなるフジアザミ(富士薊)、
小さな花を下向きに多数つけるナンブアザミ(南部薊)
などが有名。
/ハナアザミ(花薊) 2008年11月13日
2008念11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の「花の館」温室がある方の広い花壇の一角にドイツアザミ(独逸薊)
/ハナアザミ(花薊)と思われる植物が、真っ赤な花を咲かせて
いました。
ドイツアザミ(独逸薊)/ハナアザミ(花薊)キク科 アザミ(キルシウム)属
Cirsium japonicum
アザミ(薊)はキク科アザミ(キルシウム)属 Cirsiumの総称であり、
葉の縁にトゲ(刺)があり、頬紅(ほおべに)筆を思わせる花(細長
い筒状花が多数集まった頭花)をつける(多年草、まれに一年草)仲
間。北半球に約200種が分布する。この中、日本にもノアザミ(野薊)や
ノハラアザミ(野原薊)など約60種が自生する。
花色はふつう紅紫~淡桃紫色で、若芽や茎、根は山菜として食用にさ
れる。
代表的なノアザミ(野薊)は、本州から九州、四国の山野に自生する草丈60
~100㎝の多年草。頭花は直径4~5㎝で、5~8月に上向きに咲き、基部
を包む総苞がネバネバしている。
このノアザミを改良した園芸品種は、現在ドイツアザミ(独逸薊)
/ハナアザミ(花薊)と呼ばれているが、ドイツとは関係なく、
江戸時代から色変わりの品種が生まれていた日本原産のノアザミから
改良されたものだという。江戸時代には黄色系もあったというが、
最近は紅色の系統だけになったとのこと。草丈:50~100㎝。頭花は
総苞片が6~7列あり花径3~5㎝、濃紅、桃紫、白などの筒状花を咲か
せる。開花期:8~9月。
切花用に、アーリー・ピンク cv.Early Pink や楽音寺 cv.Rakuonjiがある。
営利的には5~6月に播種して11~4月に、また2~3月に播種して6~8月
に開花する。[栽培]ふつうは秋播きして、翌年6~8月に開花する。
ほかに、花が上向きにつくものでは8~11月に咲くノハラアザミ(野原薊)、
花が下向きにつくものでは頭花の直径が10㎝にもなるフジアザミ(富士薊)、
小さな花を下向きに多数つけるナンブアザミ(南部薊)
などが有名。
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