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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

東京都江東区「清澄庭園」の涼亭、枯滝、富士山&タブノキ(椨の木) 2013年5月14日(火)

2013年05月17日 | 植物図鑑

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2013年5月14日(火)、都指定名勝・清澄庭園(東京都江東区清澄3-3-9)に行ってきました。

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正門を入り、サービスセンター(管理所)を経て、隣接する「清澄公園」側の散策路を真っ直ぐにどんどん進んで行くと、左側に曲がった所で道が2つに分かれます。左側に進むと「涼亭」がありますが、右側に進むと「自由広場」に出ます。その端の外側は「江東区立深川図書館」「深川児童公園」になっています。

その「自由広場」の端(花菖蒲田の傍)に立てられている「古池や かはず飛び込む 水の音」の芭蕉句碑などを見た後、「あづまや」トイレの前を通って「涼亭」の所まで戻りました。

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(上)トイレこの裏側の方に「あづまや」があります。

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涼亭(りょうてい):日本情緒を豊かに醸し出す「涼亭」は、明治42年国賓として来日した英国の軍人キッチナーを迎えるために岩崎家が建てたもので、関東大震災と東京大空襲で残った園内唯一の建物です。昭和60年度に全面改築工事を行い、今日に至っていますが、現在は集会場として有料で利用できるそうです。平成17年に「東京都選定歴史的建造物」に選定されました。

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(上)藤棚(下)伊予青石

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(下)伊予磯石

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(下)紀州青石

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(下)伊予青石

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(上と下)富士山:全山がツツジとサツキで覆われ、別名を「つつじ山」ともいいます。本庭園内では最も高く大きな築山で、毎年5月初旬には、山全体が花で燃え立つように色付きます。震災以前はこの築山の山頂近くには樹木を植えず、さつき、つつじの灌木類を数列横に配して、富士山にたなびく雲を表現したものだと言われている。

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(下)既に紹介していますが、この道を右に入って行くと石仏群があります。

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(上と下)枯滝:「枯滝」を表現した石組。全国の名石を配した庭内には水の流れる滝はないが、石組の「枯滝」がある。富士山の麓に「紀州青石、伊豆磯石、伊豆五郎太石などで組まれた枯滝は、大泉水に注ぐ趣向になっている。

清澄庭園は、岩崎彌太郎の好みから集められた全国の庭石が随所に配され、独特の景観を構成しています。庭園に点在する多くの庭石は、四国、東北、小笠原、伊豆などから収集したもので伊豆からは物産の交流の都度大量に運んだということです。

 一般に庭石という場合、庭を構成する上で重要な場所に用いる小数の庭石=「景石」を挿します。日本庭園で観賞のために自然石の中から形態の良いものを選んだもので、加工された石は庭石とは呼びません。また、複数組み合わせて設置する場合は石組と言います。

本庭園内には景石のほか、敷石や橋、磯渡りの石を含め、園内には無数の石と石造物が配置されています。これらの石は、海運に適した地の利を活かし、岩崎家が自社の汽船を用いて全国の石の産地から集めたものです。また特別大きい石は、二隻の船の中間に吊って運び、永代橋で伝馬船に積み替えて運搬したと推測されています。[公益財団法人・東京都公園協会発行「清澄庭園~財閥が築いた名石の庭」より]

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(下)伊豆式根島石。

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この辺りの散策路の傍に何本かの 

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タブノキ(椨の木) クスノキ科 タブノキ属 Machilus thunbergii

クスノキ(楠の木)より材質が劣るため「イヌグス」ともいう。海岸の近くに多い常緑高木で高さは15~20mになる。樹皮は灰褐色で滑らか。葉は互生し、長さ5~15㎝の倒卵形または楕円形で、厚くて光沢がある。3~6月、枝先に黄緑色の小さな花が多数つく。果実は直径約1㎝で黒く熟す。近畿地方以西に分布するホソバタブ(アオガシ)M.japonicaは葉がタブノキより狭く、先は尾状に尖る。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40252216&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:東京都港区「台場公園(第三台場)」のタブノキ(椨の木) 2012年5月10日(木)]


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