2012年10月7日(日)、紫波郡紫波町彦根に行きました。野村胡堂記念館(紫波町彦根)のすぐ近くにある岩手保育学園の前の道を山の方に入ってどんどん行き、クリ(栗)の実を見た後、行った道を途中まで引き返してきました。
http://naviiwate.com/019-672-3326/ [なび岩手:岩手県:長徳寺(Google航空写真)]
(下6つ)軽トラが通れるほどの農道を(行った道を戻らず)真っ直ぐ下って来たら曹洞宗近城山長徳寺(紫波町彦部字暮坪168)のお墓の所に出ました。途中、道の真ん中にフユノハナワラビ(冬の花蕨)と思われる植物が群生していました。今まで野生のものは北上市のみちのく民俗村でしか見たことがなかったので感動しました。
(下全部)曹洞宗近城山長徳寺のお墓、山門、本堂、看板、石碑群など。
http://naviiwate.com/019-672-3326/ [なび岩手:岩手県:長徳寺]
フユノハナワラビ(冬の花蕨) ハナヤスリ科 ハナワラビ属 Botrychium ternatum
日当たりの良い草地や林の中に生える高さ15~50㎝の冬緑性のシダ。秋に2~3回羽状複葉の栄養葉と丈の高い胞子葉(花に相当)を出す。葉は大きく3つに分岐する。さらに枝を分け、羽片(小葉に相当)に分かれる。羽片はさらに小羽片に分かれる。小羽片の先は尖らず、裂片のへりに細かな鋸歯がある。茎や葉柄・葉軸に毛はない。これがフユノハナワラビの特徴である。「ワラビ」とついているが、葉はワラビ(蕨)の葉に似ない。
日向のフユノハナワラビは、葉のへりが赤味を帯びることがある。栄養葉の長さは20~50㎝。胞子葉の長さは30~40㎝。胞子の穂は細い円錐形で、胞子が熟すと淡褐色になる。栄養葉は冬は赤味を帯びることが多く、夏には枯れる。分布:本州、四国、九州。
本種と似た種にアカハナワラビとオオハナワラビがある。どちらも、秋から冬に葉や胞子を出し、夏は地上部が枯れる。 アカハナワラビは、冬に葉がレンガ色になる。茎や葉柄・葉軸に毛はなく、裂片のへりに細かな鋸歯がある。頂裂片の先は尖る。宮城県から九州まで分布する。なお、従来から、アカハナワラビはオオハナワラビの変種とする説がある。また、アカハナワラビとフユノハナワラビとの交雑種の存在説もある。 オオハナワラビは、アカハナワラビの葉にそっくりだが、頂裂片の先は尖る。茎(羽軸)や葉柄に長い毛がまばらに生える。 [山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓名前図鑑・野草の名前(秋冬)」より] http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D5%A5%E6%A5%CE%A5%CF%A5%CA%A5%EF%A5%E9%A5%D3 [peaの植物図鑑:フユノハナワラビ(冬の花蕨)] https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38574297&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩「秋の山野草展」のフユノハナワラビ(冬の花蕨)] https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35934973&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「千厩秋の山野草展」のフユノハナワラビ(冬の花蕨)]
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