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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヨウラクユリ(瓔珞百合)「ルブラ・マクシマ」

2007年05月02日 | Weblog
平泉町のヨウラクユリ(瓔珞百合)「ルブラ・マクシマ」
 2007年4月29日


2007年4/29(日)、平泉町の「平泉郷土館」の隣にある民家の庭に
フリティラリア(バイモ)属のヨウラクユリ(瓔珞百合)「ルブラ・
マクシマ」が橙赤色の花を咲かせていました。



ヨウラクユリ(瓔珞百合)「ルブラ・マクシマ」
ユリ科 フリティラリア(バイモ)属 fritillaria imperialis cv.Rubra Maxima
トルコ、イランからカシミールまで分布し、本属中最も大型で美しい
種である。高さ60~100cmの茎の頂部に披針形の小型葉をつけ、その間
からつややかな釣鐘状の大きな花を下向きに3~5つ付ける。

花色は黄と橙赤を主とし、「ルブラ・マクシマ」などの園芸品種がある。
花期:3~6月。
直立した茎は分枝せず、多くの葉は互生、対生または輪生し、茎頂に1
または数花をつける。花被片、雄しべともに6で花柱は1で3裂し、葯は
底着する。ユリ属Liliumの葯は丁字状につく。

なお、日本に自生する「クロユリ(黒百合)」や「コバイモ(小貝母)」
も同属。ほかに同属で大型のものに「ペルシカF.persica」などもある。

フリティラリア(バイモ)属 Fritillaria について
北半球の温帯に分布する球根性多年草で、バイモ(貝母)、ヨウラクユリ
(瓔珞百合)など約100種が分布する。そのうち中国原産のバイモは、花を
鑑賞するほか、鱗茎(球根)を解熱などの漢方薬にするために栽培もされる。

草丈は30~60cm、花は長さ2~3cm、葉腋から各1個垂れ下がり、開花は4~5
月。

 ふつう「フリティラリア」と呼ばれているのは、西南アジア原産の「ヨウラ
クユリ(瓔珞百合)F.インペリアリス」で、英名は「クラウンインペリアリス」

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