2010年10月17日(日)、千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「千厩秋の山野草展」が開催されていましたので見に行ってきました。会員が丹精込めて育てた100鉢以上の山野草が展示されていましたが、それらの中に「カヤツリソウ」と表示された植物がありました。図鑑で調べてみたら、シラサギスゲ(白鷺菅)とかシラサギカヤツリと呼ばれている北アメリカ原産の植物のようです。
シラサギカヤツリ カヤツリグサ科 Rhynchospora colorata(=Dichromena colorata)
別名:ディクロメナ・コロラタ、シラサギスゲ(白鷺菅)、サギノマイ、シューティングスター、スターグラス。北アメリカ南東部(ノースカロライナや、フロリダ、ミシシッピ西部など)原産の半耐寒性多年草。草丈30~60㎝で、細い花茎の先端に白い星のような花を1つつける。花のように見えるのは総苞で、先が長く垂れ下がる。自生地では草原や湿地に生育し、スターグラスと呼ばれているが、日本ではシラサギスゲ(白鷺菅)やシラサギカヤツリ、サギノマイなどの名で流通する。
花期:7~9月。出回り時期:5~9月。用途:鉢植え、水鉢栽培。管理:水槽や水鉢に鉢ごと沈めるか、水を貯めた鉢皿に鉢を置いて日当たりのよい戸外に置き、鉢皿の水を切らさないようにする。凍らなければ越冬できるが、寒冷地では室内に入れる。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます