2011年9月9日(金)、一関市千厩町清田の国道284号線(気仙沼街道)沿いにある第13区自治会の「ふれあい花壇」に植栽されている草花の中にナスタチウムの英名で親しまれているキンレンカ(金蓮花)/ノウゼンハレンが花を咲かせていました。
ノウゼンハレン科 キンレンカ(トロパエオルム)属 Tropaeolum:南メキシコからブラジルに分布する宿根草で、86種ある。
キンレンカ(金蓮花) ノウゼンハレン科 キンレンカ(トロパエオルム)属 Tropaeolum majus
コロンビア、ペルー、ボリビアなど南アメリカ原産の半耐寒性匍匐性の春播き一年草。一般にはナスタチウムの英名で親しまれている本種が最も多く栽培されている。草丈は25~200㎝。葉は楯形、無毛で光沢がある。花は直径6㎝ほどで、オレンジ、黄、赤、ピンク色など変異が多い。
葉に黄色の斑点が入る品種’アラスカ’cv.Alaskaも人気がある。また、八重、半八重咲き、蔓が伸びない矮性品種もある。夏の花壇、ハンギングバスケットなどに重用される。ハーブとしても茎葉、花、つぼみが利用される。葉をかむとピリッとした辛味と香気があり、花とともにサラダなどに使うので、最近は、食べられる花としても栽培される。甘くて柔らかくおいしい。秋の頃迄ラッパ状の花が、次々と咲く。
栽培:タネ播きは3~4月。降霜のおそれがなくなってから日当たりの良い水はけの良い場所に定植する。南アメリカ原産だが、高地に生えている植物なので高温多湿は苦手。花つきが悪くなるので肥料は控えめにし、過湿にならない程度の湿り気味の水やりをする。鉢植えは、真夏は半日陰に置き、水切れに注意する。盛夏は一旦生長が鈍るが、花後に切り戻すと、秋まで花が見られる。花期:夏から秋(6~10月)。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]
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