peaの植物図鑑

岩手蘭友会の洋ラン・カタセツム ’レベッカ’ 2017年3月10日(金)

2017年3月10日(金)、岩手蘭友会主催の「第30回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル(奥州市水沢区横町)4階の催事場できょうからはじまりました。[3/10(金)~3/12(日)]入場無料。会場入口付近に「みちのく洋らんセンター賞」などに輝いたラン(蘭)が展示されていました。

(下3つ)「みちのく洋らんセンター賞」に輝いた洋らん カタセツム’レベッカ’

ラン科 カタセツム属 Catasetum(Ctsm.)

約70種と数種の自然雑種が中、南アメリカの熱帯に分布する。落葉性の着生ランで多肉質の球茎は紡錘形で数節をもつ。は茎の上部に数枚つき、長楕円形で薄く、襞(ひだ)が多い。花茎は球茎の下部より生じ、直立または湾曲し下垂する。はふつう多肉質で数~多数つく。小さな株では雄花をつけ、大きくて日当たりが良い株では雌花をつけるが、まれに混生したり中間的な花をつけることがあり、分類が困難になっている。雄花は形や色が複雑で、蕊柱には花粉をはじき飛ばす仕組みがある。雌花はふつう倒立して半開し、ヘルメット状の唇弁が目立つ。属名はギリシア語のkata(下の)とラテン語のseta(突起)からなり、雄花の蕊柱の下部にある2本のアンテナ状の突起に由来する。

洋ラン・カタセツム ’レベッカ・ノーザン’ ラン科 カタセツム属 Catasetum(Ctsm)Rebecca Northen

 Grace Dunn×roseum、1971年登録。本属中の小型の交配種。球茎は卵形で3~7㎝、花茎は球茎の基部より生じ10~15㎝伸び、鉢の外へ下垂する。径2.5㎝、淡紫桃色で基部やや淡く、唇弁の周辺は細かい欠刻をなし毛状となる。弱い芳香を有する。開花期は通常冬から春。[個体]’ミッカビ’'Mikkabi'花径約3㎝、淡紫桃色の良個体。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「洋ラン」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事