2010年10月19日(火)、コープ一関コルザ(岩手生協一関店・一関市石畑)に隣接している民家の垣根に絡ませているムベ(郁子)が、果実を沢山つけていました。まだ青々としていましたが、12月頃には紫色になるのではないでしょうか。
ムベ(郁子) アケビ科 スタウントニア(ムベ)属 Stauntonia hexaphylla
別名:トキワアケビ(常磐通草、常磐木通)。常緑樹林の縁などに生える常緑つる性木本。庭木に絡ませたり柵に伝わせて植栽されることも多い。葉が常緑なので「トキワアケビ(常磐木通)」ともいう。葉は掌状複葉で小葉が7、5、3になり、おめでたい木ということから庭に植える人がいる。葉は長さ5~10㎝の卵状楕円形で、厚みがあり、かたくて無毛。
4~5月、内側が紅紫色で外側が白色の花が花弁を反り返らせて咲く。同じ花序に3~6個の雄花と少数の雌花をつける。花の長さは1.5~2㎝で雌花のほうが少し大きい。
果実は長さ5~8㎝くらいのアケビに似た実で、晩秋に濃紫色に熟すが、完熟してもアケビのように外皮が裂開しない。大きな種子とねっとりした半透明の果肉があり、食べられる。甘くておいしい。、造園的には垣根に絡ませたり、棚仕立てとする。分布:本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄。栽培:繁殖は挿木、実生で容易。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」&ポプラ社発行「山菜と木の実の図鑑(おくやまひさし・著)」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E0%A5%D9 [peaの植物図鑑:一関市石畑のムベ(郁子)]
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