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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

もりおか歴史文化館の常設展示&山車    2015年1月4日(日)

2015年01月08日 | 彫刻、絵画

(上2つ)「山車(だし)展示ホール」(1、2階吹き抜け)に常時展示されている高さ9mにも及ぶ明治時代の山車(再現・上)と現代の山車(下)。

2015年1月4日(日)、もりおか歴史文化館(盛岡市内丸1番50号)で開催[2014年11月19日(水)~12月15日(月)/2015年1月2日(金)~3月4日(日)]されていた今話題の戦国武将・黒田官兵衛ゆかりの銀白檀塗合子形兜を見に行ってきました。

 この日、テーマ展「大悦物語絵巻」(2階の「テーマ展示室」)も開催中でしたので、これを見た後、歴史常設展示室(2階)の展示物も観てきました。ボランティアガイドが何人もいて来場者に説明をしていました。

http://www.morireki.jp/exhibition/detail_thema.php?data_id=519 [もりおか歴史文化館:テーマ展「大悦物語絵巻」開催中!] 

 (下3つ)透明なペットボトルを沢山使ったイルミネーションが建てられていました。毎日午後5時になると点灯されるそうです。

(下3つ)教育の像

上の「山車展示ホール」(1、2階吹き抜け)に常時展示されている明治時代の山車(復元)&現代の山車(下3つ)

「企画展示室」&「テーマ展示室」は撮影禁止になっていましたので、カメラは持参したのですが、コインロッカーに預けて撮影しませんでしたが、「歴史常設展示室」は撮影禁止ではありませんでした。しかし、ガラス越しでは良い写真は撮れないでしょう。

(上)もりおか歴史文化館発行「もりおか歴史文化館・常設展示ガイド」(平成24年3月31日初版発行、平成26年2月1日第2版発行)から展示の一部を紹介します。

(上)藩政時代の町並みや行き交う人々の様子を、迫力のシアターで再現。参勤交代の大名行列(残されている絵図から647人と馬28頭が忠実に描かれているそうです)がお城を出る様子を見ることができます。

(上)①「盛岡城築城以前」の所に盛岡藩領の全体図や新山舟橋が展示されています。

新山舟橋:延宝8年(1680)、新山河岸と仙北町を結ぶ舟橋が架けられた。舟橋とは川に舟を並べて繋ぎ、その上に板を敷いて人や馬が往来できるようにした浮橋のことである新山河岸は北上川舟運の起点であり、諸国の人びとの往来、物資の流通が盛んな場所であった。

(上)江戸時代の紀行家にして歌人の菅江真澄が残した「岩手の山・一巻437頁」にある北上川の舟橋(盛岡市):…盛岡にいたるに、上川のふなはし(舟橋)かけ(架け)かふるとて、はたあまりなる小舟をひきみだし岸べによりたるを、つがり(鎖)してつなぎ、くろがね(鉄)のつなを、きし(岸)よりきし(岸)に引延へ、駒ふみの板なら(並)べたれば、ひしひしと人のおし渡るにまじり、めしゐ(盲目)の男女ふたり、たづさへ行は、びはほうし(琵琶法師)ならんか。この女は盲巫女(イタコ)といふものなり。[岩崎美術社発行「菅江真澄民俗図絵 上巻」より]

 


もりおか歴史文化館テーマ展「大悦物語絵巻」開催中! 2015年1月4日(日)

2015年01月06日 | 彫刻、絵画

2015年1月4日(日)、もりおか歴史文化館(盛岡市内丸1番50号)で開催[2014年11月19日(水)~12月15日(月)/2015年1月2日(金)~3月4日(日)]されていた今話題の戦国武将・黒田官兵衛ゆかりの銀白檀塗合子形兜を見に行ってきました。

 この日、テーマ展「大悦物語絵巻」(2階の「テーマ展示室」)も開催中でした。この資料の物語は、2つの巻物で構成されているため、上巻、下巻を下記の2期に分けて紹介するそうです。

上巻:2014年12月17日(水)~2015年1月19日(月)

下巻:2015年1月21日(水)~2015年2月16日(月)

http://www.morireki.jp/exhibition/detail_thema.php?data_id=519 [もりおか歴史文化館:テーマ展「大悦物語絵巻」開催中!]

 

 

 

「大悦物語絵巻」は「大黒舞絵巻」とも呼ばれており、室町時代末期に成立したとされているお伽草紙です。立身出世譚の一つであり、親孝行な主人公が、清水寺への参詣を経て、大黒天と恵比寿という福の神の守護を受けて出世し、富貴と栄華を手にしてゆく様子が描かれています。物語の中には、現代においても、わらしべ長者として親しまれている説話や節分の豆まきについての故事のほか、庶民や貴族の生活の様子なども盛り込まれており、その内容は極めて多岐に富んでいる。「羅生門」「大江山奇譚」と同様に、大黒天やその供にあたるネズミを始め、鬼、悪霊など人ならぬ異形の者が数多く登場するが、「羅生門」「大江山奇譚」に見られるような陰鬱さは感じられない。美しい奈良絵と物語の展開からは、豪華で華麗な縁起物としての価値を十分に味わうことができる。なお本絵巻は江戸時代前期の延宝・貞享頃の作品ではないかと推定されている。[大こくゑひす:佛教大学図書館デジタルコレクションより]

 http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/050ac881d214c51f16af241dfd9fcbc9 [大黒舞絵巻 鎌倉英勝寺所蔵」奈良絵巻「大黒舞」影印 木村千鶴子・八木意知男 解説(4枚)]

http://archives.bukkyo-u.ac.jp/collections/?openedcollections=%e5%a4%a7%e3%81%93%e3%81%8f%e3%82%91%e3%81%b2%e3%81%99%e4%b8%8a/ [大こくゑひす(上):佛教大学図書館デジタルコレクション]

http://archives.bukkyo-u.ac.jp/collections/?openedcollections=%e5%a4%a7%e3%81%93%e3%81%8f%e3%82%91%e3%81%b2%e3%81%99%e4%b8%8b/ [大こくゑひす(下):佛教大学図書館デジタルコレクション] 

もりおか歴史文化館は、旧岩手県立図書館建物を増改築し、平成23年7月、盛岡城跡公園(岩手公園)の一角に開館したので、2階の「テーマ展示室」の直ぐそばにある「休憩ラウンジ」から、この公園の池がとても良く観察できます。(下3つ)

 

 


黒田官兵衛の兜と栗山善助     2015年1月4日(日)

2015年01月05日 | 彫刻、絵画

2015年1月4日(日)、もりおか歴史文化館(盛岡市内丸1番50号)で開催[2014年11月19日(水)~12月15日(月)/2015年1月2日(金)~3月4日(日)]されていた今話題の戦国武将・黒田官兵衛ゆかりの銀白檀塗合子形兜を見に行ってきました。

 昨年、放映されたNHK大河ドラマの主人公として注目を集めた戦国武将、黒田官兵衛が実際に着用したという兜が、盛岡とは縁もゆかりもないと思われるもりおか歴史文化館が所蔵しており、その原資料が展示されているという「岩手日報」[2014年12月19日(金)付]の記事を見たからでした。

http://www.morireki.jp/news/detail.php?data_id=475 [今話題の戦国武将 黒田官兵衛ゆかりの銀白檀塗合子形兜展示情報!]

http://www.morireki.jp/blog/index.php [ブログ:もりおか歴史文化館]

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栗山大膳(利章):黒田藩(現・福岡県)、黒田長政の重臣で、長政の嫡子忠元とともに藩政の改革に取り組みましたが反対派に阻止され、藩主忠元を幕府に直訴し、藩の危機を救いましたが、寛永10年(1633)流刑となり盛岡藩で子息とともに御預人となりました(黒田騒動)。

 城下の下小路(愛宕山東麓付近)に屋敷があり、厚遇されたといわれます。承応元年(1652)に亡くなり、墓所は愛宕山の法輪院(廃寺・現恩流寺)です。四代藩主重信公のとき(延宝4年・1676)大膳の子孫(盛岡で一子をもうけ、内山姓)は士族身分となります。森鴎外の小説に「栗山大膳」があります。

 

 [櫻山神社社務所発行「ご城下もりおか 古地図・古絵図で歴史さんぽ」(

1,080円)より]

 


岩手県立美術館の「舟越保武彫刻展~まなざしの向こうに~」を観る!

2014年12月01日 | 彫刻、絵画

2014年11月30日(日)、岩手県立美術館(盛岡市本宮字松幅12-3)で開催中[2014年10/25(土)~12/7(日)]の「舟越保武彫刻展~まなざしの向こうに~」を見に行ってきました。本展は、岩手県出身で彫刻家で、戦後日本の具象彫刻界を代表する作家の一人である舟越保武(ふなこし・やすたけ、1912~2002)氏の生涯と作品を回顧する展覧会です。

 この展覧会の後、”2014年12月8日(月)~2015年9月頃までは、「舟越保武彫刻展~まなざしの向こうに~」巡回(郡山市立美術館、練馬区立美術館)のため、舟越保武作品の当館での展示はございませんのでご了承ください。”とありました。

http://www.ima.or.jp/ja/concept/news/577-news20141005.html [舟越保武作品の展示について]

http://www.ima.or.jp/ja/exhibition/temporary/details/1408-2014_ex04.html [企画展 舟越保武彫刻展~まなざしの向こうに~]

http://www.ima.or.jp/ja/collection/hunakoshi.html [舟越保武(ふなこし・やすたけ)]

http://joshua007.digi2.jp/funakoshinenpu.htm [舟越保武の生涯・道子像] 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%9F%E8%B6%8A%E4%BF%9D%E6%AD%A6 [舟越保武:Wikipedia] 

(上)舟越保武「婦人胸像」1941(昭和16)年 大理石(紅霰:べにあられ)タテ53.0㎝

(上)舟越保武「青い魚」1958(昭和33)年 ブロンズ 23.0×167.5×25.0㎝

http://www.ima.or.jp/ja/collection/hunakoshi/aoisakana.html [舟越保武「青い魚」]

(上)舟越保武「萩原朔太郎像」1955(昭和30)年 ブロンズ タテ30.0㎝

(上)舟越保武「原の城」1971(昭和46)年 ブロンズ 197.0×64.0×53.0㎝

http://www.ima.or.jp/ja/collection/hunakoshi/haranosiro.html [舟越保武「原の城」]

(上)舟越保武「ダミアン神父」1975(昭和50)年 ブロンズ タテ200.0㎝

(上)舟越保武「道東の四季~春」1977(昭和52)年 ブロンズ タテ203.0㎝

 

 

 

 

(上)舟越保武「LOLA」1972(昭和47)年 大理石 40.0×40.0×22.0㎝

http://www.ima.or.jp/ja/collection/hunakoshi/lola.html [舟越保武「LOLA」]

 

(上と下)舟越保武「聖セシリア(カエキリア)」1979(昭和54)年 ブロンズ 190.0×58.0×54.5㎝

 

(上)舟越保武「聖クララ」1978(昭和53)年 砂岩(諫早石)タテ48.0㎝

(上)舟越保武「ゴルゴダ(ゴルゴタ)」1989(平成元)年 ブロンズ タテ37.0㎝

 

 http://joshua007.digi2.jp/iwatemuseum.htm [岩手県立美術館大聖堂写真館]

http://joshua007.digi2.jp/funakoshiart.htm [舟越保武作品写真館]

http://joshua007.digi2.jp/funakosi3.htm [はばたき(舟越保武作)]

http://joshua007.digi2.jp/fujisawaohkago.htm [大籠キリシタン殉教公園写真館]

http://joshua007.digi2.jp/funakosi.htm [舟越保武彫刻館]