ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

10月のコンサートのお知らせ 第149回 2台のピアノの午後

2012-09-25 14:37:43 | 日記

「FUKUSHIMA HAIKU」

 たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

 

***
「暑さ寒さも彼岸まで」とは昔の人は良く行ったものです。秋分の日を境にあの残暑も嘘のように消え去り、雨と共に気温がぐんぐん下がっています。本格的な芸術の秋が訪れようとしています。
 
来月10月7日(日)は第149回目のコンサートとなります。
 
2012年10月7日(日)開催!
 
ベートーヴェン トリオの午後
MATINEE WITH BEETHOVEN'S TRIOS
  
ベートーヴェンの魅力は、有名なシンフォニーやピアノソナタだけに
とどまりません。19世紀には、ベートーヴェンのあらゆるジャンルの
名曲がピアノデュオ用に編曲され、広く親しまれていました。現代の
眼で見ても高い価値のある、優れた編曲が少なくありません。
  
今回は、初期の室内楽の名作を2台ピアノ版でお届けします。
作品81bは、出版の遅れのためにこのような番号が付いていますが、
初期の親しみやすい作品です。L. ランガー (1802-85) による編曲は、
原作の魅力を余す所なく凝縮させたものです。若々しい覇気、躍動感、
のびやかなメロディ、かけあいの面白さをお伝えできれば幸いです。
    
    
演奏曲
  
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン [1770-1827]
  六重奏曲 (または ピアノ三重奏曲) 変ホ長調 作品81b [1795]
  弦楽三重奏曲 第2番 ト長調 作品9-1 [1798]
  弦楽三重奏曲 第3番 ニ長調 作品9-2 [1798]
   (2台ピアノ版 全曲編曲 レオポルト・ランガー) 
 

開場 14:15 開演 14:30
会場 ピアノアートサロン(東京都中央区月島)
地図http://www.piano-art-salon.co.jp/map.html#QR

ピアニスト

益子 徹 ・ 西原 昌樹. Tetsu Mashiko ・ Masaki Nishihara 

入場料 大人 2000円 小学生以下 500円

是非、会場に足をお運びください。

ホームペ―ジ
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano
youtube
http://www.youtube.com/pccpianoduo/
cd baby
http://cdbaby.com/all/pccpiano
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https://twitter.com/#!/pccpianoduo

****

クレメンティ=リーデル 2台のピアノのためのソナチネ ピティナのミュッセより発売中!

http://www.musse.jp/scores/detail/PTNA-010228

 
レスピーギ ピアノ連弾作品集
クリエーター情報なし
ヤマハミュージックメディア

2台のピアノの午後 「エレジー・アルモニーク」開催しました。

2012-09-16 15:17:23 | 日記

 

「FUKUSHIMA HAIKU」

 

たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

 

 

***

昨日、無事に第148回2台のピアノの午後「エレジーアルモニーク~デュセック没後二百年によせて~」を開催しました。

デュセックの覚えやすいメロディーの2つの作品と、ルイ・フェルディナント王子とナーデルマンの堂々たる大作2つを演奏しました。

フェルディナント王子のピアノ四重奏はアンドレス・シュトライヒャーが見事な2台ピアノ版に編曲しています。哀愁に満ちたテーマで始まり、壮大な物語が繰り広げられます。30代半ばでナポレオンとの戦いに敗れることになる自らの死を予想したかのような悲劇的な音楽性に溢れた素晴らしい作品です。

ナーデルマンがデュセックの死に捧げた「レ・ルグレ」は二人の音楽家の友情と人生の思い出を楽譜のすみずみまで織り込んだ渾身の作品です。時折現れる明るいメロディーは演奏家として華やかに活躍した時代を表しているかのようです。フランス革命を生き延びた二人の優れた音楽家の人生がこの作品から色鮮やかに紡ぎだされてきます。

デュセックの没後二百年の節目の年にこのような形でコンサートを開催出来たことを彼らと同じように2台ピアノ作品を愛する人間として誇りに思います。

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ワーグナー=レーガー オペラ名曲集 [2台ピアノ版]
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明日開催!第148回2台のピアノの午後「エレジー・アルモニーク~デュセック没後二百年によせて~」

2012-09-14 15:25:35 | 日記

「FUKUSHIMA HAIKU」

たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

***

残暑がなかなか去りません。また地震もありましたし、大きな台風も近づいています。去年洪水で大変な騒ぎとなったタイ国は、今年もスコータイ県(日本企業の多いアユタヤの北)で堤防が決壊し洪水が起きています。去年と違うのはダムの貯水量が少ないため、大雨時に放水しないで済むかもしれないことです。いずれにしても、タイ国の雨季は10月末まで続くので、去年に引き続きニュースからは目を離せません。

「White Lotus」の作曲家Thanpuying Puangroi Apaiwongさんの一生をつづったタイ国のテレビ番組をyoutubeで全て見ました。残念ながら本人の肉声は聞くことができませんでしたが、たくさんの写真と「White Lotus」をバレエにして、大勢の男女が踊っている舞台上で実際に彼女がピアノ演奏している映像は収録されていました。第二次世界大戦前の時代にイギリスのトリニティカレッジに留学していたことは分かりました。また、番組の中でオーケストラとピアノで共演している写真、グランドピアノとアップライトピアノで2台ピアノを演奏している写真、プミポン国王直々に彼女に勲章を授与されている写真なども見ることが出来ました。

アジアにこれほど優れた女性作曲家が存在していたことを寡聞にして日本での音楽の記事で目にしたことがありません。日本の皆さんにこうしてご紹介できることを嬉しく思います。また、このように日本では紹介されていない優れた作曲家、音楽家が世界中にいらっしゃる事実をきちんとうけとめて、これからも音楽活動を続けて行きたいと思います。

さて、明日はいよいよコンサート本番です。今年、没後二百年を迎えるデュセックとその友人たちの作品を取り上げます。デュセックは自らも2台ピアノの演奏を愛し、「デュオ・コンセルタント」という素晴らしい作品を残してます。私たちも2005年に3回に亘って演奏をいたしました。今回、デュセック、ナーデルマン、そしてフェルディナント王子の作品を同じコンサートでご紹介できる不思議な因縁を心に留めながら、哀悼の気持ちを込めて演奏会を開催したいと思います。

****

2012年9月15日(土) 開催!

第148回 2台のピアノの午後
「エレジー・アルモニーク ―デュセック没後二百年によせて―」

ELEGIE HARMONIQUE
2012 BICENTENARY OF JAN LADISLAV DUSSEK
   
近代ピアノ奏法の確立に大きな足跡を残した不世出のピアニスト、
J. L. デュセックが没したのは、今から二百年前のパリでのことです。
欧州全土をかけめぐり、酒色を好んだ彼の波瀾に富む生涯はまた、
かけがえのない友情にも恵まれ、あざやかな輝きに彩られています。
デュセックと友人たちは互いに触発し天賦の才に磨きをかけました。
   
プロイセン軍の総司令官ルイ・フェルディナント王子は、聡明果断、
たぐいまれな軍人でしたが、優れた音楽家でもありました。王子と
宮廷楽士デュセックとは、主従関係を超えた深い友情をはぐくみ、
従軍中にも親しく2台ピアノで共演するほどでした。デュセックは、
王子が戦場に若い命を散らせた瞬間にも立会っています。


ルイ・フェルディナント・フォン・プロイセン (1772-1806)
   
失意に沈みがちな晩年のデュセックを励ましたのは、ハープの名手
ナーデルマンです。デュセックは最後の力をふりしぼり、圧倒的名作
「3つのデュオ・コンセルタント」を書き上げてナーデルマンに献呈、
二人の共演で初演されました。ナーデルマンが友の墓前に捧げた
「レ・ルグレ」は、ナーデルマンの書いた最も哀切な音楽です。
  
  
演奏曲
  
ヤン・ラジスラフ・デュセック(ドゥシーク) [1760-1812]
  小二重奏曲 ハ長調
  
プロイセン王子 ルイ・フェルディナント [1772-1806]
  ピアノ四重奏曲 ヘ短調 作品6
  (アンドレアス・シュトライヒャー編曲 2台ピアノ版)
  
ヤン・ラジスラフ・デュセック(ドゥシーク)
  2台のピアノのためのソナタ ヘ長調 作品26
  
フランソワ=ジョゼフ・ナーデルマン [1781-1835]
  レ・ルグレ (追悼) 作品30
  ― ヤン・ラジスラフ・デュセックの霊前に ―

開場 14:15 開演 14:30
会場 ピアノアートサロン(東京都中央区月島)
地図http://www.piano-art-salon.co.jp/map.html#QR

ピアニスト

益子 徹 ・ 西原 昌樹. Tetsu Mashiko ・ Masaki Nishihara 

入場料 大人 2000円 小学生以下 500円

是非、会場に足をお運びください。

 

ホームペ―ジ
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano
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http://www.youtube.com/pccpianoduo/
cd baby
http://cdbaby.com/all/pccpiano
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サン=サーンス 動物の謝肉祭 デュエッティーノ 作品11 死の舞踏 作品40 子守歌作品105 連弾版 サンサーンス
クリエーター情報なし
ヤマハミュージックメディア

9月15日(土)のコンサート 

2012-09-09 16:30:36 | 音楽

「FUKUSHIMA HAIKU」

たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

***

最近はインターネットのおかげで海外のコンサートの情報もすぐに分かります。ピアノ連弾、2台ピアノ作品を取り上げるコンサートも毎日のように世界中のどこかで開催されています。twitterで「piano duo」等のキーワードで検索すると一目瞭然です。きちんと情報を整理しないと「2台ピアノは珍しい」「2台ピアノの作品は多くない」などという間違った認識を繰り返す人は減らないのでしょう。

あるピアノデュオのシアトルのコンサートでは頻繁に演奏される作品のほかに、世界初演作、カナダ人の作品、そして日本人の作品が演奏されます。

5 Canadian Pieces
Nasim                                                                             Saman Shahi
Scherzino                                                                        DianeChouinard
Clothed to the Naked Eye                                                  Drew Redman
Aquifer                                                                     James O’Callaghan
Off to the Races                                                               Craig Day

Metamorphosis IV – 3rd Movement                             Yoshibumi Fujiwara

New Work – World Premiere                                     Iman Habibi

Selections from Afterimages                                       Alexina Louie

***

このコンサートだけでなく、意欲的なプログラムを組んでいる音楽家は世界中に大勢います。私たちも彼らに刺激を与えられるような作品を集めてコンサートを開催したいと思います。

来週は第148回目のコンサートです。

***

2012年9月15日(土) 開催!

第148回 2台のピアノの午後
「エレジー・アルモニーク ―デュセック没後二百年によせて―」

ELEGIE HARMONIQUE
2012 BICENTENARY OF JAN LADISLAV DUSSEK
   
近代ピアノ奏法の確立に大きな足跡を残した不世出のピアニスト、
J. L. デュセックが没したのは、今から二百年前のパリでのことです。
欧州全土をかけめぐり、酒色を好んだ彼の波瀾に富む生涯はまた、
かけがえのない友情にも恵まれ、あざやかな輝きに彩られています。
デュセックと友人たちは互いに触発し天賦の才に磨きをかけました。
   
プロイセン軍の総司令官ルイ・フェルディナント王子は、聡明果断、
たぐいまれな軍人でしたが、優れた音楽家でもありました。王子と
宮廷楽士デュセックとは、主従関係を超えた深い友情をはぐくみ、
従軍中にも親しく2台ピアノで共演するほどでした。デュセックは、
王子が戦場に若い命を散らせた瞬間にも立会っています。


ルイ・フェルディナント・フォン・プロイセン (1772-1806)
   
失意に沈みがちな晩年のデュセックを励ましたのは、ハープの名手
ナーデルマンです。デュセックは最後の力をふりしぼり、圧倒的名作
「3つのデュオ・コンセルタント」を書き上げてナーデルマンに献呈、
二人の共演で初演されました。ナーデルマンが友の墓前に捧げた
「レ・ルグレ」は、ナーデルマンの書いた最も哀切な音楽です。
  
  
演奏曲
  
ヤン・ラジスラフ・デュセック(ドゥシーク) [1760-1812]
  小二重奏曲 ハ長調
  
プロイセン王子 ルイ・フェルディナント [1772-1806]
  ピアノ四重奏曲 ヘ短調 作品6
  (アンドレアス・シュトライヒャー編曲 2台ピアノ版)
  
ヤン・ラジスラフ・デュセック(ドゥシーク)
  2台のピアノのためのソナタ ヘ長調 作品26
  
フランソワ=ジョゼフ・ナーデルマン [1781-1835]
  レ・ルグレ (追悼) 作品30
  ― ヤン・ラジスラフ・デュセックの霊前に ―

開場 14:15 開演 14:30
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ホルスト 惑星 作品32 2台ピアノ版
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WHITE LOTUSについて BUA KHAO

2012-09-07 04:50:04 | 日記

「FUKUSHIMA HAIKU」

たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

***

11月24日のバンコクでのコンサート“HAPPY TUENS IN BANGKOK”ではタイ国の国民的歌曲“เพลงบัวขาว” (BUA KHAO) “WHITE LOTUS”を演奏することが出来るのはとても光栄なことです。日本人でこの歌曲を知っている人は多くはないと思いますが、2005年には日本人の琴奏者によってバンコクで演奏もされています。

作詞はチュラロンコーン王(ラマ5世)のご令孫の一人で映画監督、脚本家、作家、そして作曲もされていたพระเจ้าวรวงศ์เธอ พระองค์เจ้าภาณุพันธุ์ยุคล PRINCE Bhanu Yukol, Bhanubandhu Yugala(1910~1955)さんによるものです。

เพลงบัวขาว
คำร้อง พระเจ้าวรวงค์เธอ พระองค์เจ้าภานุพันธ์ยุคล
ทำนอง หม่อมหลวงพวงร้อย สนิทวงศ์

เห็นบัวขาวพราวอยู่ในบึงใหญ่
ดอกใบบุบผชาติสะอาดตา
น้ำใสไหลกระเซ็นเห็นตัวปลา
ว่ายวนไปมาน่าเอ็นดู

หมู่ภูมรินหมุนบินเวียนว่อน
คอยร่อยดมกลิ่นกินเกษร
พายเรือน้อยคล้อยเคลื่อนในสาคร
ค่อยพาจรห่างไปในกลางน้ำ

BUA KHAO

Hên Bua Khao prao giu nay bung giay
Dok Bay bop pha chat xa ad ta
Nam xay lay kra xenh hên tua pla
Vai von pay ma na ên du
Mu phom ma rin binh vian vone
Khoi rone dom klinh kinh kay sone
Khoi ra noi Khloi Khluan nay xa khone
Khoi pha chone hang pay nay Klang nam
Mu phom ma rin binh vian vone
Khoi rone dom klinh kinh kay sone
Phai rua noi Khloi Khluan nay xa khone
Khoi pha chone hang pay nay Klang nam

日本語訳

大きい沼に白い蓮の花が見える   花びらも葉も清らかで美しい
透き通った水の流れの中に魚が   あちらこちら泳ぎまわってかわいい
蜂の群れも弧を描いて飛び      花の香りを追ってまわる
小舟をこいで沼の中をいくと      いつの間にか沼の真ん中にきた

原語はタイ国の詩の形式に従ってきちんと韻を踏んでいます。

この美しい詩に音楽をつけたのがタイ国女性作曲家ท่านผู้หญิงพวงร้อย อภัยวงศ์ Thanpuying Puangroi Apaiwongさん(1914~2000)です。

彼女は戦前から活躍していて、彼女の一生を検証したテレビの特集番組をyoutubでも見ることが出来ますが(タイ語)、さまざまな作品を作曲し、タイ国の人々の生活を彩っていたことがわかります。

タイ国はプミポン国王夫妻も音楽を愛し、CDも出されているほどです。タイ国の王族は代々欧州に留学をされますので、西洋音楽への造詣も深くていらっしゃいます。優れた音楽家がタイ国の音楽の歴史を支えていることが分かります。

この“WHITE LOTUS”が愛されている様子をyoutubeでご覧ください。

 かわいらしいピアノ連弾の伴奏で。歌っている方のお孫さんの演奏です。


 ピアノ独奏

オーケストラとの共演

私たちの演奏もタイ国の人々や音楽家に認められるように心をこめて演奏したいです。

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チェルニー 2台のピアノのための速度練習曲(40番練習曲) Op.299b (Prhythm piano scores) (Prhythm piano scores)
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プリズム

4度目のバンコクでのコンサートのご案内 "HAPPY TUNES IN BANGKOK"

2012-09-04 02:44:32 | 日記

「FUKUSHIMA HAIKU」

たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

***

昨年の今頃はタイ国の洪水が日々拡大して、アユタヤの日本企業が水没して行く様子が連日テレビで放映され始めました。今、思い返してもあの時期に無事にバンコクに渡航し、コンサートを大成功させることが出来たことを、ただただ音楽の神様に感謝するばかりです。

そして、幸いなことに今年もバンコクでのコンサート開催が決まりました。会場もこれまで3回のコンサートを開催したゲーテ・インスティトゥートではなく、ラチャダピセ―ク通りの入口に位置し、MRTラーマ9世駅からすぐのグランドメルキュール・フォーチュンホテルにも連結しているフォーチュン・タウンの地下1階のヤマハです。

 会場の写真はここに転載は出来ませんがバンコク在住の方のブログで見ることができました。160席ほどのきれいなホールです。youtubeでは演奏会の様子がいくつも見ることが出来ます。

タイトルは“HAPPY TUNES IN BANGKOK” として、このコンサートで演奏を聴いた人は誰もが幸せになれる曲を選びました。11月24日(土曜日)夜7時30分開演です。

ロッシーニ : 静かに、静かに (「セビリアの理髪師」より)
ベルリーニ : なつかしい景色 (「夢遊病の女」より)
ドニゼッティ : 君よ来たれ (「カテリーナ・コルナーロ」より)
ヴェルディ : 天国は開かれた (「ナブッコ」より)
R. N. C. ボクサ : クレムリン
ヘンデル : ハレルヤ・コーラス(「メサイア」より)
(以上、全て R. N. C. ボクサ編曲)
 
(休憩)
 
Thanpuying Puangroi Apaiwong: ホワイト・ロータス(タイ国で有名な楽曲です)
グレインジャー: オールウェイズ・メリー・アンド・ブライト
フォスター(モートン・グールド編曲): おおスザンナ
リチャード・ロジャース(宮尾幹成編曲): ドレミの歌
アロン・ブベルニコフ: ジョーク
マルコス・ヴァーリ(ニャタリ編曲): 一人でいることを学ばなくちゃ
ポール・モーリス: グアヤキル (エクアドル)
アン・マクデアーミ : シルバー・ムーン
アメージング・グレイス(トニー・フィーノ編曲)

HAPPY TUNES IN BANGKOK
   

G. Rossini : Piano, pianissimo (from The Barber of Seville)
V. Bellini : As I view these scenes so charming (from The Sleepwalker)
G. Donizetti : Come on, as I call you (from Caterina Cornaro)
G. Verdi : To me the firmament is clouded (from Nabucco)
R. N. C. Bochsa : The Kremlin (Medley on Russian folk songs)
G. F. Handel : Hallelujah Chorus (from Messiah)
(All pieces of the first half arranged by R. N. C. Bochsa)
 
(Intermission)

Thanpuying Puangroi Apaiwong  : White Lotus "เพลงบัวขาว" 
P. Grainger : Always Merry and Bright
S. Foster (arr. M. Gould) : Oh! Susanna
R. Rodgers (arr. M. Miyao) : Do-Re-Mi
A. Bubelnikov : Joke
M. Valle (arr. R. Gnattali) : If you went away
P. Maurice : Guayaquil
Anne Macdearmid : The Silver Moon
Amazing Grace (arr. Tony Finno)

Tickets are priced at 500 and 250 baht and are available at Robinson Piano on the 5th floor of Siam Discovery Center ( Tel: 02-658-1080-1) or call for more information at K. Mongkol: 081-682-8000

今回はタイ国で長い間愛されてきた女性作曲家ท่านผู้หญิงพวงร้อย อภัยวงศ์ Thanpuying Puangroi Apaiwongさんの“ホワイト・ロータス”("เพลงบัวขาว") を2台ピアノ版で演奏します。この作品の歌詞はプミポン国王の親族の พระองค์เจ้าภานุพันธ์ยุคล氏によって書かれ、タイの国民誰もが口ずさむ愛唱歌です。youtubeで検索すると、コーラス、オーケストラとの共演、ピアノ連弾の伴奏、ヴァイオリン独奏、ピアノ独奏等々大勢のタイ人が映像を発表しています。私たちの演奏もタイ国の人々に受け入れていただけるように頑張りたいです。また、もう一人の女性作曲家ポール・モーリスの「コスモラ―マ」からの「グアヤキル」は南米エクアドルの太平洋に面した港湾都市「グアヤキル」の情景を模した作品です。南米情緒あふれるサウンドを皆様にお届けしたいです。

前半は我々が敬愛するR. N. C. ボクサの編曲によるオペラのアリアを中心にお送りします。フランス在住のボクサ研究家M. フォールさんもこのプログラムをとても喜んでくれています。後半で取り上げる「ドレミの歌」は2002年9月7日の「リチャード・ロジャース生誕100年」で取り上げた作品です。宮尾幹成氏の心温まるアレンジがお客様に大好評でした。今年3月に開催した「プロコフィエフの午後」で取り上げたバレエ音楽「道化師」の2台ピアノ版編曲を手掛けたアーロン・ブベルニコフ氏のオリジナルの2台ピアノ作品「ジョーク」はミヨーの「スカラームーシュ」を彷彿とさせる小粋で楽しい作品です。

そして、今回は「アメージング・グレース」の2台ピアノ版で締めくくります。お客様の幸せな気持ちを包み込むに違いない大きな世界観を感じさせる編曲です。バンコク公演のあとに、このプログラムで各地を回ることが出来たら私たちもHAPPYです。

*バンコク公演については折に触れ御紹介して行きます。よろしくお願いいたします。

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ラフマニノフ 前奏曲嬰ハ短調 作品3-2「鐘」 [ピアノソロ/2台ピアノ(作曲家自身によるアレンジ版)] (Prhythm piano scores)
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プリズム

 


NHK ETV特集「吉田隆子を知っていますか」

2012-09-03 13:53:17 | 音楽

「FUKUSHIMA HAIKU」

たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

****

9月2日の夜、NHKのETVで「吉田隆子を知っていますか~戦争・音楽・女性~」
という番組が放映されました。番組の内容はこちらをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0902.html


吉田隆子

日本の女性作曲家の草分けとして知る人ぞ知る吉田隆子さんに焦点をあてた番組です。大正から昭和にかけて活躍。太平洋戦争前に始めた音楽活動は民衆の人気を呼んだそうです。

詳しい人物像は番組の紹介文を読んでいただくこととして、彼女も2台のピアノのための作品を残しているそうです。未出版の楽譜の入手はいつの時代も非常に困難なのですが、いつか私たちも演奏する機会を持てれば嬉しいです。

また、女性作曲家につていえば、私たちもこれまでにタイユフェール、トリンブルを始め多くの作曲家の作品を取り上げて来ました。昨年9月にはチェコの女性作曲家を4人集めたコンサートも開催しました。残念ながら、ここまでとりあげて来た女性作曲家についてどのメディアからも問い合わせはありません。たまに発表した情報だけをさりげなくすくって行かれることがあるので、ブログ上とはいえなかなか全てを書くことはできないのが残念です。書かないと「何も知らない」と誤解されるし、難しいものです。

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フローラン・シュミット ユモレスク 作品43/ディオニソスの祭り 作品62 【連弾】
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田中克己&田中希代子ピアノデュオコンサートに行ってきました。

2012-09-02 14:39:43 | 日記

暑い8月が終わり、9月の声を聞いた途端、東京でも一日中雨が降ったり止んだりしました。その土曜日の午後、表参道のkawaiで田中克己さんと田中希代子さんのピアノデュオコンサートを聴きに行ってきました。

日本で開催される数多くのピアノデュオのコンサートは演奏する曲目が似ていることが多く、その変わらない悪習に辟易していることは何度もブログでも書いて来ました。今回は私たちも取り上げた作曲家の作品も多く、日本では田中克己さん以外の演奏記録をまだ見たことがない「ガベーユ(ガベの表記もあり)」の「リサイタル急行」が生演奏で聴けるので会場に着く前からわくわくしていました。

田中さんはピアノの配置、ustreamでの配信など独自の工夫のお話も聞かせていただき、またアンリエット・ピュイグ=ロジェ先生とのレッスンのお話を聞くことが出来たのは収穫でした。「リサイタル急行」の作曲家ガベーユについてロジェ先生がされたお話しなども非常に興味深いものでした。また、実際の演奏も一番拍手が大きく、お客様の誰もが楽しんだのが分かりました。

タンスマンの「大西洋横断ソナチネ」も演奏されたのですがタンスマンをフランスの作曲家とご紹介されていたので「タンスマンは、ポーランドのウッチ生まれのポーランド人です」とアンケート用紙に書いて提出しましたが、田中さんには届いたでしょうか?

この日は他の会場でも2台ピアノの演奏会が開催されていて、友人はそちらに足を運びました。ジャズ系の大々的な2台ピアノのコンサートも夏の終わりに開催されていました。2台ピアノの音楽がこうして広まっていることを知るのは嬉しいことです。私たちも自分たちのやり方で、1曲でも多くの作品を皆さんにご紹介していこうと思います。

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