ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

連弾ピアノ サン=サーンスの楽譜

2010-06-19 02:58:24 | 日記
サン=サーンス:動物の謝肉祭/デュエッティーノ作品11/死の舞踏作品40/子守歌作品105(連弾版)

ヤマハミュージックメディア

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6月22日にヤマハミュージックメディアさんよりサン=サーンスの楽譜が出ます。
http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GXS01085759
収録曲は「動物の謝肉祭」「デュエッティーノ」「死の舞踏」「子守唄」の連弾版です。
「デュエッティーノ」と「子守唄」はサン=サーンスのオリジナル曲です。
私たちのピアニストが解説と校訂を担当しています。これまでにあまり紹介されなかったサン=サーンスの連弾ピアノ、2台ピアノ作品の紹介や、サン=サーンスが実際に組んだ演奏者などにも言及しています。
「子守唄」は連弾初心者にも取り組みやすい美しい曲です。是非楽譜を手にとって、実際に演奏してみてください。

私たちの過去の演奏会の記録はHPをご覧ください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

2台のピアノの午後 ソナチネアルバムの午後

2010-06-15 14:04:43 | 日記
7月25日 第121回目のコンサートです。

  
ソナチネアルバムの午後
  
  
「ソナチネアルバム」は、ピアノを習ったことのある方は、誰もが一度は弾かれたことでしょう。
今回のコンサートでは、「ソナチネアルバム」第1巻に収載された、クーラウとクレメンティのソナチネ全12曲を、2台ピアノ版にてご紹介致します。
  
クーラウのソナチネに、ドイツの作曲家アウグスト・リーデル (1855-1929) が第2ピアノを付加した版、いわゆる「クーラウ=リーデル」は、日本でも古くから親しまれており、ご存知の方も多いことでしょう。実は、リーデルはクレメンティのソナチネにも、魅力的な第2ピアノパートを作曲していたのです。
  
19世紀後半に出版されたリーデル版は、2台ピアノ版ソナチネの元祖として、多くの類書を圧倒する充実した内容をそなえています。これからも広く弾き継がれるべき重要な曲集と言えるでしょう。
  
リーデルの2台ピアノ版を通し、クーラウとクレメンティの豊かな音楽性にあらためてふれながら、学習教材としての価値を超えた、ソナチネアルバムの尽きせぬ魅力をお届け致します。

第121回 2台のピアノの午後
ソナチネアルバムの午後

会場 ピアノアートサロン (東京都中央区月島)
開場 14:15 開演 14:30
入場料 大人 2000円 小学生以下 500円

ピアニスト 
益子 徹・西原 昌樹

  
演奏曲  
「ソナチネアルバム」第1巻 より
  
フリードリヒ・クーラウ
3つのソナチネ 作品20-1,2,3
3つのソナチネ 作品55-1,2,3
 
ムツィオ・クレメンティ
6つの進歩的なソナチネ 作品36
 
2台ピアノ版
全曲編曲 アウグスト・リーデル

HPはこちらです。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

2台のピアノの午後 バッハコンチェルトの午後

2010-06-15 13:44:36 | 日記
13日の日曜日に第120回目となるコンサート「2台のピアノの午後 バッハ コンチェルトの午後」を開催いたしました。

今回はヴィヴァルディ、バッハ、フィリップという3大音楽家の傑出した才能の融合した優れた2台ピアノ作品の演奏を実現できました。
原曲もさることながら、オリジナルの2台ピアノ作品にしか聞こえない世界を作り上げているイシドール・フィリップの編曲の手腕は特筆すべきものです。R. N. C.ボクサ、チェルニーに続いて私たちの活動をより一層充実させてくれる作曲家との邂逅に巡り合わせの不思議を感じます。




プログラムより

       第 一 部



1. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
JOHANN SEBASTIAN BACH [1685-1750]

オルガン作品集
(イシドール・フィリップ編曲 2台ピアノ版)

    WORKS FOR ORGAN
    (ARRANGED FOR TWO PIANOS BY ISIDOR PHILIPP)

前奏曲とフーガ イ短調 BWV543  
PRELUDE AND FUGA IN A MINOR, BWV543

幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
    FANTASY AND FUGA IN G MINOR, BWV542 (“GREAT”)

前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
    PRELUDE AND FUGA IN D MAJOR, BWV532

今回は私たちの第120回目のコンサートとなります.この節目の回を迎え,バッハのオルガンの名曲の華やかな2台ピアノ版を取り上げることと致しました.全曲の編曲を手がけたイシドール・フィリップは,近代フランスを代表する名ピアニストです.2台ピアノにも深い理解と愛着を寄せ,優れた作編曲を数多く残しました.今回は,フィリップの手がけた膨大な量のバッハ編曲の中から,フーガの名作3篇と,ヴィヴァルディを原作とするコンチェルト2篇をご紹介致します.フーガ3篇は,情熱を秘めたイ短調,大胆な不協和音に彩られ「大フーガ」と通称されるト短調,躍動感にあふれたバッハ若き日の野心作ニ長調,それぞれに異なる多彩な曲想を持った名作です.フィリップは,これらの編曲を,それぞれ,エミール・ベルナール(作曲家・オルガニスト),カミーユ・サン=サーンス(フィリップの恩師,後年には親しい友人となった),エミール・パラディル(「プチ・カリヨン」などで知られる作曲家)に献呈しています.新しい魅力が引き出されたバッハの音楽をお楽しみいただきますならば幸いです.


        第 二 部



2. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
JOHANN SEBASTIAN BACH

オルガン作品集
(イシドール・フィリップ編曲 2台ピアノ版)

     WORKS FOR ORGAN
     (ARRANGED FOR TWO PIANOS BY ISIDOR PHILIPP)

     オルガン協奏曲 イ短調 BWV593 (原曲 ヴィヴァルディ)
     ORGAN CONCERTO IN A MINOR, BWV593
     (AFTER VIVALDI’S CONCERTO FOR TWO VIOLINS, OP.3–8)

     I.   ALLEGRO MAESTOSO
     II.  ADAGIO
     III. ALLEGRO

オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596 (原曲 ヴィヴァルディ)  
ORGAN CONCERTO IN D MINOR, BWV596
(AFTER VIVALDI’S CONCERTO FOR TWO VIOLINS AND VIOLONCELLO, OP.3–11)

I. MAESTOSO
II. MODERATO
III. SICILIANO : LARGO E SPICCATO
IV. ALLEGRO NON TROPPO

バッハは同時代のイタリア音楽に深い関心を寄せ,クラヴィーアやオルガンのための編曲を数多く残しています.特に,ここでご紹介する2篇のコンチェルトは広く親しまれているもので,ヴィヴァルディらしい華やかさとバッハの壮麗な手法が融合し,一度聴いたら忘れられないほどの美質を具えています.フィリップは,これらの編曲を,それぞれ,ポール・ヴィドール(シャルル=マリー・ヴィドールの弟),アルチュール・デ・グレーフ(ベルギーの作曲家)に献呈しています.今回のコンサートは,イシドール・フィリップ・アーカイブが設置されている ルイビル大学(アメリカ・ケンタッキー州)のJames Procellさんのご協力により,充実した内容で開催することが可能となりました.心より御礼申し上げます.

私たちの過去の演奏会の記録はHPをご覧ください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

読書 ドビュッシーに魅せられた日本人

2010-06-10 03:43:21 | 日記
先日ご紹介したチェコのシューベルト・コンペティションのことを広く知ってもらおうと国内のいくつかの音大に問い合わせのメールを出しました。
残念ながらホームページ上でメールアドレスを明記してない学校もあり、それらの学校に直接チラシを送ったものかどうか迷います。幸いなことに「どうぞお送り下さい」とのメールの返信があり、興味を持ってくださった学校もありました。ブルノのヴェーラ・レイスコーヴァさんと天国のヴラスチミル・レイセク氏に喜んでもらえるようにもう少し宣伝してみます。

ところで、昭和堂から出版された「ドビュッシーに魅せられた日本人 フランス印象派音楽と近代日本」(著者:佐野仁美)という書籍をご存じでしょうか?
明治から第二次世界大戦後までの日本における西洋音楽の状況がまとめられています。

なにより、巻末の資料と参考文献が貴重です。早速国会図書館に行っていくつかの書誌をこの目で確かめたいと思っています。
タイトルからは「ドビュッシー関連の本」と思われてしまいそうですが、非常に幅広く情報が集められています。

少し前にご紹介した原智恵子さんの御親戚とのやりとりは続いています。
原さんの書籍や映像などをアメリカにお送りする予定ですが、この書籍で知り得た原さんの情報も是非お届けしたいと思います。

2台のピアノの午後 バッハ コンチェルトの午後

2010-06-07 13:46:48 | 日記
早いもので次の日曜日は第120回目のコンサートです。
イシドール・フィリップはサン=サーンス始め多くの音楽家と2台ピアノ作品を各地で頻繁に演奏していた記録を読み、我々もまだまだ頑張って活動を続けて行かなければいけない、と気を引き締めている次第です。きちんと事実を後世に伝えて2台ピアノや連弾ピアノ作品を広く知ってもらえるようになりたいです。

6月13日(日)
第120回 2台のピアノの午後

「バッハ コンチェルトの午後」

会場 ピアノアートサロン (東京都中央区月島)
開場 14:15 開演 14:30
入場料 大人 2000円 小学生以下 500円

ピアニスト 
益子 徹・西原 昌樹

第120回目に当たる今回はバッハのオルガンの名曲を華やかな2台ピアノ版でお届けします。

イシドール・フィリップは、近代フランスを代表する名ピアニストです。
2台ピアノにも深い理解と愛着を寄せ、優れた作編曲のみならず、
楽譜の校訂も数多く手がけました。


今回は、フーガの名作3篇と、ヴィヴァルディを原作とするコンチェルト2篇を
イシドール・フィリップの編曲版にてご紹介します。
新しい魅力が引き出されたバッハの音楽を、どうぞお楽しみください。

J. S. バッハ
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
(2台ピアノ版)

J. S. バッハ (原作 ヴィヴァルディ)
オルガン協奏曲 イ短調 BWV593
オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596
(2台ピアノ版)

全曲編曲 イシドール・フィリップ

*今回のコンサートはアメリカのルイビル大学のJames Procell氏のご協力により、充実した内容で開催することが可能になりました。心よりお礼申し上げます。

過去のコンサートの記録はHPをご覧ください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

連弾ピアノ サン=サーンスの楽譜

2010-06-03 03:33:23 | 日記


6月下旬にヤマハミュージックメディアさんより私たちの5冊目となる楽譜が出版されます。
サン=サーンスの「動物の謝肉祭」「死の舞踏」の連弾編曲版、オリジナル連弾曲「デュエティーノ」「子守唄」を収載しています。
私たちのピアニストによる詳しい解説もお楽しみいただけます。
初心者も連弾ピアノを楽しめる「子守唄」は是非みなさんのレパートリーに加えていただきたいと思います。