今年もゴールデンウィークが終わりました。残念ながら悪天候の日が多く、五月晴れの日は東京でもわずかでした。天気も変わりやすく、大雨も降り続き、最終日の6日には関東各地で竜巻まで発生してしまい自然の脅威になすすべもありません。
私は特に大きな行事もなく普段通りの毎日でした。予定通り4月29日に第143回のコンサートを開催しました。その翌30日は高崎市に行ってアシミーレ弦楽四重奏団の演奏を聴いて来ました。
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会場の高崎シティギャラリー入口。
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会場の全景。
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この会場の道路をはさんだ向かいにも音楽ホールが2か所ありました。
曲目は
ラフマニノフ 弦楽四重奏曲 第1番 ト短調(1889)【未完】
ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲 第12番 へ長調 Op. 96b. 179 「アメリカ」
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 Op. 59-2 「ラズモフスキー第2番」
レオニード・グルチンさんにご案内をいただいたときに「アメリカ」を是非聴きたくて、高崎行きを決めました。「アメリカ」は予想にたがわず素晴らしい演奏で、拍手もしばらくなり止みませんでした。ラフマニノフもベートーヴェンも熱演でした。東京でもなかなか聴くことのできない充実した演目を心行くまで堪能しました。終演後、ロビーでグルチンさんにご挨拶も出来ました。サンクトペテルブルグ音楽院ご出身で世界中を演奏旅行された方とお話しすることが出来てとても光栄でした。
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その前日の日曜日のコンサートでは19世紀の音楽界の充実ぶりがうかがえる作品群を演奏しました。
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演奏した4つの作品それぞれが競作です。著名な作曲家が個性をぶつけ合って作品を作り上げています。このような作品が数多く存在することで2台のピアノによる音楽が普段から多くの人々の間で楽しまれていたことが理解できます。
のんびりする暇もなく13日には次のコンサートが控えています。
ホームペ―ジ
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クレメンティ=リーデル 2台のピアノのためのソナチネ ピティナのミュッセより発売中!
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チェルニー 2台のピアノのための速度練習曲(40番練習曲) Op.299b (Prhythm piano scores)
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プリズム |