ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

4度目のバンコクでのコンサートのご案内 "HAPPY TUNES IN BANGKOK"

2012-09-04 02:44:32 | 日記

「FUKUSHIMA HAIKU」

たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。

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昨年の今頃はタイ国の洪水が日々拡大して、アユタヤの日本企業が水没して行く様子が連日テレビで放映され始めました。今、思い返してもあの時期に無事にバンコクに渡航し、コンサートを大成功させることが出来たことを、ただただ音楽の神様に感謝するばかりです。

そして、幸いなことに今年もバンコクでのコンサート開催が決まりました。会場もこれまで3回のコンサートを開催したゲーテ・インスティトゥートではなく、ラチャダピセ―ク通りの入口に位置し、MRTラーマ9世駅からすぐのグランドメルキュール・フォーチュンホテルにも連結しているフォーチュン・タウンの地下1階のヤマハです。

 会場の写真はここに転載は出来ませんがバンコク在住の方のブログで見ることができました。160席ほどのきれいなホールです。youtubeでは演奏会の様子がいくつも見ることが出来ます。

タイトルは“HAPPY TUNES IN BANGKOK” として、このコンサートで演奏を聴いた人は誰もが幸せになれる曲を選びました。11月24日(土曜日)夜7時30分開演です。

ロッシーニ : 静かに、静かに (「セビリアの理髪師」より)
ベルリーニ : なつかしい景色 (「夢遊病の女」より)
ドニゼッティ : 君よ来たれ (「カテリーナ・コルナーロ」より)
ヴェルディ : 天国は開かれた (「ナブッコ」より)
R. N. C. ボクサ : クレムリン
ヘンデル : ハレルヤ・コーラス(「メサイア」より)
(以上、全て R. N. C. ボクサ編曲)
 
(休憩)
 
Thanpuying Puangroi Apaiwong: ホワイト・ロータス(タイ国で有名な楽曲です)
グレインジャー: オールウェイズ・メリー・アンド・ブライト
フォスター(モートン・グールド編曲): おおスザンナ
リチャード・ロジャース(宮尾幹成編曲): ドレミの歌
アロン・ブベルニコフ: ジョーク
マルコス・ヴァーリ(ニャタリ編曲): 一人でいることを学ばなくちゃ
ポール・モーリス: グアヤキル (エクアドル)
アン・マクデアーミ : シルバー・ムーン
アメージング・グレイス(トニー・フィーノ編曲)

HAPPY TUNES IN BANGKOK
   

G. Rossini : Piano, pianissimo (from The Barber of Seville)
V. Bellini : As I view these scenes so charming (from The Sleepwalker)
G. Donizetti : Come on, as I call you (from Caterina Cornaro)
G. Verdi : To me the firmament is clouded (from Nabucco)
R. N. C. Bochsa : The Kremlin (Medley on Russian folk songs)
G. F. Handel : Hallelujah Chorus (from Messiah)
(All pieces of the first half arranged by R. N. C. Bochsa)
 
(Intermission)

Thanpuying Puangroi Apaiwong  : White Lotus "เพลงบัวขาว" 
P. Grainger : Always Merry and Bright
S. Foster (arr. M. Gould) : Oh! Susanna
R. Rodgers (arr. M. Miyao) : Do-Re-Mi
A. Bubelnikov : Joke
M. Valle (arr. R. Gnattali) : If you went away
P. Maurice : Guayaquil
Anne Macdearmid : The Silver Moon
Amazing Grace (arr. Tony Finno)

Tickets are priced at 500 and 250 baht and are available at Robinson Piano on the 5th floor of Siam Discovery Center ( Tel: 02-658-1080-1) or call for more information at K. Mongkol: 081-682-8000

今回はタイ国で長い間愛されてきた女性作曲家ท่านผู้หญิงพวงร้อย อภัยวงศ์ Thanpuying Puangroi Apaiwongさんの“ホワイト・ロータス”("เพลงบัวขาว") を2台ピアノ版で演奏します。この作品の歌詞はプミポン国王の親族の พระองค์เจ้าภานุพันธ์ยุคล氏によって書かれ、タイの国民誰もが口ずさむ愛唱歌です。youtubeで検索すると、コーラス、オーケストラとの共演、ピアノ連弾の伴奏、ヴァイオリン独奏、ピアノ独奏等々大勢のタイ人が映像を発表しています。私たちの演奏もタイ国の人々に受け入れていただけるように頑張りたいです。また、もう一人の女性作曲家ポール・モーリスの「コスモラ―マ」からの「グアヤキル」は南米エクアドルの太平洋に面した港湾都市「グアヤキル」の情景を模した作品です。南米情緒あふれるサウンドを皆様にお届けしたいです。

前半は我々が敬愛するR. N. C. ボクサの編曲によるオペラのアリアを中心にお送りします。フランス在住のボクサ研究家M. フォールさんもこのプログラムをとても喜んでくれています。後半で取り上げる「ドレミの歌」は2002年9月7日の「リチャード・ロジャース生誕100年」で取り上げた作品です。宮尾幹成氏の心温まるアレンジがお客様に大好評でした。今年3月に開催した「プロコフィエフの午後」で取り上げたバレエ音楽「道化師」の2台ピアノ版編曲を手掛けたアーロン・ブベルニコフ氏のオリジナルの2台ピアノ作品「ジョーク」はミヨーの「スカラームーシュ」を彷彿とさせる小粋で楽しい作品です。

そして、今回は「アメージング・グレース」の2台ピアノ版で締めくくります。お客様の幸せな気持ちを包み込むに違いない大きな世界観を感じさせる編曲です。バンコク公演のあとに、このプログラムで各地を回ることが出来たら私たちもHAPPYです。

*バンコク公演については折に触れ御紹介して行きます。よろしくお願いいたします。

ホームペ―ジ
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano
youtube
http://www.youtube.com/pccpianoduo/
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https://twitter.com/#!/pccpianoduo

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クレメンティ=リーデル 2台のピアノのためのソナチネ ピティナのミュッセより発売中!

http://www.musse.jp/scores/detail/PTNA-010228

 

ラフマニノフ 前奏曲嬰ハ短調 作品3-2「鐘」 [ピアノソロ/2台ピアノ(作曲家自身によるアレンジ版)] (Prhythm piano scores)
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