ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

ジャズの2台ピアノ作品

2010-03-31 14:09:58 | 日記
ブログの検索で「2台ピアノ」でジャズピアニストの2台ピアノライブの記事を見つけました。

ジャズの2台ピアノも盛んなのですがクラシックの人はご存知ない人が多くて残念です。
日本人ジャズピアニストの映像もyoutubeでも見ることが出来ます。
どの演奏者も楽しげに演奏をされていて、日常的に2台ピアノの演奏をされていることがよくわかります。

タンスマンご夫妻も日常的に2台ピアノの即興演奏をされていたそうですし、クラウス・オガーマンやレクオーナの作品はジャズやクラシックの垣根を越えた聴く人の心をとらえて離さない音楽です。このような作品も日本人のピアニストに1曲でも多く弾いてもらいたいものです。

過去の演奏会の記録はHPをご覧ください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) 読み物連載
http://www.piano.or.jp/report/01cmp/pcc_duo/

2台のピアノの午後 メンデルスゾーン ソナタの午後

2010-03-30 14:54:39 | 日記

次回4月のコンサートの内容が決まりました。是非足をお運びください。

4月18日(日)
2台のピアノの午後 メンデルスゾーン ソナタの午後

会場:月島ピアノアートサロン
開場 14:15 開演 14:30
入場料 大人 2000円 小学生以下 500円

ピアニスト 
益子 徹・西原 昌樹

メンデルスゾーン ソナタの午後について

メンデルスゾーンのオルガン・ソナタは、大バッハへの敬愛を込めて書かれた晩年の名作
として知られています。
高潔なロマンティシズムに彩られた全6曲を2台ピアノ版でお届け致します。

編曲者のイシドール・フィリップは、ピアニスト、作曲家、教育者、
楽譜校訂者として活躍した人で,サン=サーンスやドビュッシーとも親交がありました。
フィリップの門下からは、シュバイツァー、コープランド、チェレプニン、ジャン・フランセ、アンリエット・ピュイグ=ロジェなどの逸材が輩出しました。  

メンデルスゾーン
6つのオルガン・ソナタ 作品65
2台ピアノ版 (全曲編曲 イシドール・フィリップ)

詳細はHPをご覧ください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

社団法人 全日本ピアノ指導者協会 読み物連載のページ
http://www.piano.or.jp/report/01cmp/pcc_duo/ 

メンデルスゾーン無言歌集 全音ピアノライブラリー
メンデルスゾーン
全音楽譜出版社

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2台のピアノの午後 ルーセルの音楽

2010-03-29 13:21:56 | 日記
昨日は土曜日のコンサートの録音編集をしました。
本番中は譜めくりをしているので、2台のピアノの音が合わさった状態で音楽を楽しむことが出来るのは、この編集作業後になります。

アルベール・ルーセル
 喚起(Evocations) 作品15
  1. 洞穴に隠れた神々
  2. 薔薇色の町
  3. 聖なる河のほとりで
 春の祭に寄せて 作品22
  <作曲者による2台ピアノ版>

「喚起」の「洞窟に隠れた神々」が始まった途端、目の前にインドの悠久の大地が目に浮かびます。ドヴュッシーやラヴェルとは違う印象派の色合いもあり、スクリャービンをも凌駕するほどの重厚な音楽があふれています。「聖なる河のほとりで」はガンジス川にかかわる人々の生活や、自然(洪水、雷雨、穏やかな川の流れなど)の様子、後半は船出のイメージに、河口を抜けて大海原が眼前に開けたかのような遥かな展望が描かれています。海軍に勤め、ノルマンディーの住んだ人らしい広大な海へと聴く人をいざないます。

「春の祭りによせて」は春の大地の芽吹きを感じることが出来、ストラヴィンスキーの「春の祭典」にも相通ずる力強い音楽が描かれています。

これらの作品がなかなか演奏されないのは残念ですが、こうして皆さんに紹介できたことはいつか注目されるきっかけになることでしょう。
ボフスラフ・マルチヌーが継承した音楽は、マルチヌーと同じように聴いた人の細胞の隅々まで覚醒させます。

ルーセルの作品はアレクサンドル・タンスマン夫人のコレット・クラが独身時代にリサイタルで取り上げています。

コレット・クラ ピアノリサイタル

1931年3月4日 午後9時開演
サル・ショパン(ピアノはプレイエル)

スカルラッティ、バッハ=ブゾーニ、ベートーベン、ドヴュッシー、
ジャン・クラ、ラザール・レヴィ、ファリャを演奏した演奏会のトリがルーセルの「ブーレ」です。

日本では1969.7.5.東京文化会館大ホールで安川加寿子がモーツァルト数曲、 ラベル「鏡」、とともにやはりトリにルーセル「ピアノの為の組曲作品14」を演奏しています。

インドへの道 (ちくま文庫)
エドワード・モーガン フォースター
筑摩書房

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過去の演奏会の記録はHPをご覧ください。
http://www16.ocn.ne/~pccpiano/

社団法人 全日本ピアノ指導者協会 (ピティナ) 読み物連載ページ
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2台ピアノ版 ラフマニノフ 前奏曲嬰ハ短調

2010-03-28 02:07:23 | 日記
ラフマニノフ 前奏曲嬰ハ短調 作品3-2「鐘」 [ピアノソロ/2台ピアノ(作曲家自身によるアレンジ版)]

プリズム

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フィギュアスケートの世界選手権で浅田真央選手が金メダル!
これでようやくラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調への風当たりもやわらかくなるでしょう。

オリジナルはピアノ独奏版。中間部が聞かせどころで難しいです。
2台ピアノ版はラフマニノフ本人の編曲で、独奏版にはない音型もありますし、難易度も比較的易しいので、是非演奏してみてください。

幸いなことに「ラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調<鐘>の2台ピアノ版を弾いてみましたよ」と直接言ってもらえましたし、ネット上でも実際に弾かれた方の記述を見かけると嬉しくなります。

過去の演奏会の記録はHPをご覧ください。
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社団法人全日本ピアノ指導者協会の読み物連載
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2台のピアノの午後 「春の祭に寄せて -ルーセルの午後-」

2010-03-27 18:00:12 | 日記
今日は無事にコンサートが終了しました。

ドビューシーとラヴェルと同時代の作曲家アルベール・ルーセルの2つの2台ピアノ作品を
取り上げました。
ルーセルの音楽を聴いてチェコのボフスラフ・マルチヌーがパリに出ることを決意した逸話があります。

海軍兵士として訪れ、後に新婚旅行で再訪したインドの印象を描いた喚起 作品15は私たちを悠久の国インドへと誘(いざな)います。春の祭によせて 作品22はストラヴィンスキーの「春の祭典」も思わせる大地の息吹が感じられます。

フランスには優れた作曲家がなんと数多く存在するのでしょう!
ルーセルの作品は現在でも演奏されています。






ルーセル:交響曲全集
アルベール・ルセル
ワーナーミュージック・ジャパン

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過去の演奏会の記録はHPをご覧ください。
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クレメンティの2台ピアノ作品

2010-03-26 04:07:30 | 日記
裏方やっている自分が初めて弾いた2台ピアノはクレメンティのソナチネです。
誰でも知ってるド~ミドソ、ソです。

発表会で弾いたのですが、お客様に帰り際「楽譜は売ってるんですか?」と
わざわざ歩み寄って来て訊かれました。子供の時以来の発表会だったので緊張しながら弾いたのですが嬉しかったですね。
楽譜はこちらのサイトをご覧ください。
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=0000811

クレメンティの2台のピアノのためのソナタは有名で、私たちのコンサートでも取り上げています。

2005年7月16日(土)
2台ピアノの午後  欧州古典音楽紀行 
ムツィオ・クレメンティ/MUZIO CLEMENTI
2台のピアノのためのソナタ

2005年8月6日(土)
2台ピアノの午後   倫敦音楽祭
ムツィオ・クレメンティ/MUZIO CLEMENTI
2台のピアノのためのソナタ 変ロ長調 作品12

それ以前に活動を開始した年にはピアノ独奏と連弾作品を取り上げたコンサートを開催しました。

2001年11月24日(土) 14:00開演
榎坂スタジオ(港区)

ムツィオ・クレメンティ 生誕250年に向けて ピアノ独奏と連弾

連弾ソナタ ト長調 作品3ー3、
独奏ソナタ 変ロ長調 作品24ー2、
打楽器伴奏付きワルツ集 作品39より 5つのワルツ、
連弾ソナタ 変ホ長調 作品14ー3

*打楽器付きワルツについて
ピアノとトライアングルとタンバリンによるこのワルツが広く知られていないことは残念です。お子さんから、大人による演奏まで誰にでもアンサンブルを楽しめます。何よりも、一度聴いたら忘れられないピアノのメロディーは演奏会が終わったあとでもつい口ずさんでしまいます。クレメンティといえば、ソナチネのイメージがありますが、いつ、どこで演
奏しても誰もが喜ぶことができるこの曲をもっともっとたくさんの方に知ってもらいたいです。特に幼稚園や小学校低学年の子供たちにはクラシック音楽のだいご味を体験できる素晴らしい曲です。(ホームページから)

2台ピアノやアンサンブルに初めて取り組む方には良い作品です。

クレメンティ 2つのソナタ(2台のピアノ)

全音楽譜出版社

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過去の演奏記録はホームページをごらんください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)読み物連載
http://www.piano.or.jp/report/01cmp/pcc_duo/

2台ピアノ

2010-03-25 14:35:57 | 日記
冷たい雨が降っていますね。
土曜日の本番もすぐです。

ネットで「2台ピアノ」と検索してもなかなか新しい発見はありません。
自分たちの記事以外で新しい記述を見つけると嬉しいです。
私たちの知らない情報がたくさんありますが、簡単には出会えないということです。
逆に言うと私たちの活動もなかなか知ってもらえないということなので、いろいろなキーワードを散りばめて、一人でも多くの人の目に活動について目にしてほしいと考えています。

「2台ピアノ作品は珍しくない」の言葉を常に発信し続けないと、偏った情報で連弾や2台ピアノ作品に取り組んでしまった人を減らすことはできません。2台ピアノ作品について否定的なことを書いている人もいたので、驚きました。これだけ世界中の作曲家が優れた作品を残していることをきちんと認識してほしいな、と思っています。

過去の演奏曲の記録はHPをご覧ください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)読み物連載
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ルーセルについて

2010-03-24 14:20:10 | 日記
ウィキペディアからの引用です。

アルベール・ルーセル(もしくはルセール、Albert Charles Paul Marie Roussel, 1869年4月5日トゥールコワン Tourcoing - 1937年8月23日ルーアン)は、印象主義から新古典主義に進み、ラヴェルとともにドビュッシー亡き後のフランス楽壇をリードした作曲家。


生涯
少年時代は算数に次いで音楽が好きで、しかも海軍の道を志望していた。1889年と1890年に、フリゲート艦イフィジェニー号でインドシナ近海に勤務。明らかにこの航海は、作曲家としての発展において最も有意義な出来事であった。というのも、その後の生涯でルーセルは、自分が訪れた異国の地の特徴を音楽でとらえようと試みているからである。1894年に海軍を退くと、パリのスコラ・カントルムにて音楽を真剣に学び出し、1907年までヴァンサン・ダンディなどに師事。学業のかたわら教授活動にも多忙となった。ルーセルの有名な門人には、エリック・サティやエドガー・ヴァレーズがいる。

第一次世界大戦中は、(アーネスト・ヘミングウェイと同様に)西部戦線で傷痍兵輸送車の運転手を務めた。戦後はノルマンディーに移り、多くの時間を作曲活動に捧げた。



私たちの過去の演奏会の記録はこちら。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

社団法人 全日本ピアノ指導者協会の読み物のページ
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アルベール・ルーセル

2010-03-24 01:20:27 | 日記
せっかくブログを始めたので、カスタマイズもしたいのですが
なかなか取り組めません。

うれしいことにたくさんの方が読みに来てくださっているので
少しづつ自分たちのカラーを出して、2台ピアノ作品やコンサートに
もっともっと興味を持ってもらいたいと思います。

今度の土曜日は私たちの117回目のコンサートです。
アルベール・ルーセルの作品を取りあげます。


3月27日(土)のコンサート

2台のピアノの午後 「春の祭に寄せて -ルーセルの午後-」

後援 社団法人全日本ピアノ指導者協会

近代フランスを代表する作曲家の一人、アルベール・ルーセルの二大傑作をご紹介します。
「喚起」は、ルーセルが若き日に海軍士官として訪れ、後に新婚旅行で再訪した
インドの印象(エローラ石窟寺院、ジャイブール、ガンジス河畔ベナレス)を音楽で描いたものです。
「春の祭に寄せて」では、光り輝く祝祭の情景が描かれています。
いずれも作曲家自身の編曲した2台ピアノ版でお届けします。

開場 13:15 開演 13:30
会場:月島ピアノアートサロン
地図:http://www.piano-art-salon.co.jp/map.html
入場料 大人 2000円 小学生以下 500円

アルベール・ルーセル
喚起(Evocationd) 作品15
1. 洞窟に隠れた神々
2. 薔薇色の街
3. 聖なる河のほとりで

春の祭に寄せて 作品23

<作曲者による2台ピアノ版>

どうぞよろしくお願いいたします。

過去の演奏会の記録はこちらをご覧ください。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

社団法人 全日本ピアノ指導者協会 (ピティナ)HPの読み物連載はこちら。
http://www.piano.or.jp/report/01cmp/pcc_duo/

ある楽曲の解説を読んで

2010-03-20 15:15:21 | 日記
音楽を聴いての感想はもちろん人それぞれの感じ方があって
その思いを書き綴ることをこのネットの時代に誰も否定はできないし。

でも、穿った文章や極端な思い違いや勉強不足やらが目立つ文章というものも
残念ながら目にしてしまうことがある。

一番怖いのは、そのような文章だけを読んで、作品を理解したように感じる人が存在すること。

このような話は音楽だけに限らないのだけど。

たくさん本を読み、映画を見て、美術作品に触れ、きちんとした判断力を養ったうえで一般常識からもかけ離れないようにしながら活動を続けたいものです。

ある楽曲の解説を読んで、「思わず顎がはずれそうに」なってしまい、
いっそう身を引き締めようと思った次第です。

過去の演奏記録はHPをご覧ください。
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http://www.piano.or.jp/report/01cmp/pcc_duo/

子供時代の連弾ピアノ体験

2010-03-18 03:40:05 | 日記
自分は幼稚園からオルガンを習って小学校からピアノに移行しました。
結局バイエル終了程度でレッスンに通うのは止めてしまいました。
短いレッスン期間でしたが、音符が読めたり、記号の意味を覚えることができたので
実際の演奏は出来ないまでも、役に立つことはありました。
弟と習いに行っていたので、発表会では独奏も連弾作品も披露しました。
ですから、ピアノを弾くということは独奏だけでなく、連弾も普通だと思っていました。

大人になってピアノを再開しましたが、熱意(?)ある練習態度にも関わらずなかなか上達しないです。ピアノの再開と共に縁あってたくさんのピアニスト、音楽家と知り合いになり、コンサートの雑用を頼まれたり、、プロの演奏会での譜めくりを仰せつかったこともあります。受付業務も一通りこなしました。
それは今の活動を始めるずっと以前の話で、現在彼らのコンサートの裏方をするときにずいぶん役立っています。どんなことでも経験しておくものですね。

もちろん、自分の演奏も年に数回発表会などで披露しています。
連弾や2台ピアノを未経験の人にも勧めるのですが、子供の時に経験のない人はなかなか
夢中になってくれないこともわかりました。兄弟姉妹でピアノを習っていた人、家族に
他の楽器の演奏者がいる方は比較的アンサンブルと独奏の間の垣根がないようです。
小さなお子さんを受け持つピアノの先生には連弾や2台ピアノを常にレッスンに
取り入れてほしいと切に願います。

子供の頃に見たアニメのピアノの演奏シーンもいろいろ覚えていますが
「ムーミン」の中でノンノンとムーミン(お兄さんのスノークだったかもしれません)が
ピアノ連弾をしたシーンがありました。さすがに曲が何だったかは記憶にありませんが、
御記憶のある方にはぜひメールでお知らせ願いたいです。
昭和40年代の話です。

このように自分にとっては連弾ピアノはずっと子供の時分から「誰でも楽しむもの」と認識していたのですがインターネット上では日本ではごく最近になって連弾が注目されるようになってきたかのような記述を見かけて驚いたことがあります。
2台ピアノは地方出身でもあり、グランドピアノが2台向かい合って置かれている状態を実際に体験したのはさすがに上京してから後のことでした。
しかし、連弾ピアノになじんでいたので、2台ピアノ作品もすぐになじみ、3台ピアノ、4台ピアノ作品が存在することも学びましたJ. S. バッハの評伝などを読んだ方なら音楽一家は家族でアンサンブルを日常的に楽しんでいたことなどはどなたでもご存知でしょう。

私たちが連絡をとった音楽家の皆さんもごくごく普通に親子やご夫婦で連弾や2台ピアノを楽しんでいる写真がホームページなどを飾り、「いつも二人で2台ピアノ作品を楽しんでいました」とこちらが質問しなくても、お手紙やメールに書かれています。
残念ながら、インターネット上にはあちこちに正確ではない記述があり、その情報の真偽も確かめず信じる人が存在するものです。インターネットは便利であっても万能ではないので検索しても出てこない情報もたくさんあります。出来るだけ正確な情報を入手し、思い込みや誤解に惑わされずにコンサート活動を続けたいと思います。


過去の演奏記録はHPをご覧ください。
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コンサート開催に至るまで

2010-03-17 04:20:45 | 日記
このブログを始めたきっかけは、去年あたりからホームページやmixiで公開している情報が十分に浸透していないと実感してのことです。twitterで少し否定的につぶやかれた時は一瞬だけホームページへの閲覧が増えました。mixiでは同じ名前でコミュも作ってメンバーも増えています。mixiの情報でコンサートに足を運んでくださった方もいらっしゃいますし、質問を寄せていただいたりしています。

しかし、タイでの2台ピアノのコンサートが決まって、バンコクでの演奏会の様子を皆さんにご紹介するのにホームページやmixiではスペースが足りないかもしれない、出来たらたくさん写真も載せたいし、と思い立ち訪タイ準備で一番大変だった頃にこのブログのアカウントを取りました。バンコク滞在中はこのブログを意識して写真をたくさん撮りましたが、結局それは予想以上に良い結果となりました。このブログの「タイ演奏旅行記」でご紹介したように、たくさんの方々に応援していただいた様子やタイの2台ピアノ、連弾ピアノ事情まで皆さんにお伝えできたと思います。

アクセス解析によると、このブログを読んでいらっしゃる方は時期的にもやはり「ラフマニノフ」で検索されて来た方が多いようです。「ピアノ連弾」「2台ピアノ」の単語でも読みに来てもらえるよう頑張らなければなりません。

コンサートを開催することは大変ですがバンコクのMongkolさんのように世界中のアーチストを呼んで、ひと月に何度もコンサートを主催されている方とご一緒に演奏会を開催出来たことは光栄でもあり、非常に勉強にもなりました。
こちらから依頼したわけでもないのに、当日のプログラムは我々が読んでも満足の出来る内容のものが用意されていました。直前にお願いした練習場所の確保も素晴らしい音楽教室を迅速に手配してくださいました。
自分にそれだけのことができる自信はありません。

私たちはすでに100回を超えるコンサートを開催していますが、それは会場の東京都中央区月島にあるピアノアートサロンさんの存在があってのことです。
常日頃よりアートサロンの皆さんのお気づかいには心から感謝しております。
私たちの楽譜出版もタイでのコンサートもご自分のことのように非常に喜んでくださいました。バンコクのコンサートのポスター用写真撮影もアートサロンで行いました。
ピアノアートサロンのホームページです。
http://www.piano-art-salon.co.jp/

アートサロン以外の大小さまざまな会場を使ってのコンサート開催も過去に何度も経験しています。会場を探して予約をすることから始まって、係りの人との打ち合わせ、当日の受付や譜めくりやアナウンスの人員確保や宣伝の準備も含めて、演奏会を開催される全ての皆さんと同じように頭を悩ませました。
知人が一度別の仲間内のコンサート開催の責任者になったことがありました。
会場との打ち合わせなどで苦労したらしく後日「もうこりごりです。よくそんなに何度もやれますね」と感心されたことがありました。
幸いなことに、コンサートを投げ出したくなるような思いはほとんどしたことがありません。全てが順調だったわけではありませんが、「スムースにいかないのは当たり前」と思ってやっているからなのか、毎回会場の後片づけをしながら「さあ、次も頑張ろう」と思っています。多少のトラブルは月日が過ぎたときには笑って話せる良い思い出です。

たくさんの名曲を1曲でも多く皆さんに紹介したいという気持ちを持ってコンサートの準備をしています。今はインターネットを通じて情報も映像も皆さんに広く早くお伝えできますから、当日、会場に足を運ぶことができない人の分まで思いを込めてコンサートを開催しています。

その思いがこのブログを読んでいる方々にも伝わると嬉しいです。

過去の演奏の記録はホームページをご覧ください。
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