19日のコンサートの録音編集も無事に終わりました。フランス宮廷の雅な音楽が耳に残ります。
次回は3月13日(日)です。今年はフランツ・リストの生誕二百年です。昨年の「ファウスト交響曲」に続いてリストの2台ピアノ作品をとりあげます。
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2011年3月13日(日)
第131回 2台のピアノの午後
リスト 交響詩の午後(上)
―生誕二百年に寄せて―
MATINEE WITH LISZT'S SYMPHONIC POEMS
2011 FRANZ LISZT BICENTENARY
開場 14:15 開演 14:30
入場料 大人 2000円 小学生以下 500円
会場 ピアノアートサロン(中央区月島)
ピアニスト
益子 徹・西原 昌樹
2011年はフランツ・リストの生誕200年にあたります。
リストが壮年期に手がけた12篇の交響詩は、壮大な規模と多彩な内容をそなえ、
他の追随を許しません。後続の作曲家たちに与えた影響も多大です。
全曲、リストの事実上の伴侶であったヴィトゲンシュタイン伯爵夫人に献呈されました。
これらの交響詩はリスト自身により全曲の2台ピアノ版が作られ、家族、友人、来客、門下生たちと折々に演奏することを楽しみとしていたことが作品を実際に演奏し、聴くことによってもわかります。それは、逆に、超絶技巧から離れたリストが、くつろいだ楽しみのために作った版ともいえるでしょう。
いずれにしても、リストも2台ピアノ作品の作曲や演奏を愛していた音楽家の一人であったことはまちがいないでしょう。
リストの交響詩を抜粋で取り上げているコンサートは現在でも世界各国で行われていますが、わたしたちは12篇の交響詩を3回のコンサートに分けて全曲とりあげます。
今回は、最も広く親しまれている「前奏曲」を含む、最初の4篇をご紹介いたします。
2台のピアノの掛け合いも素晴らしく、聴いている人の心を高揚させ、感情を揺さぶる美しいメロディーが溢れる珠玉の名曲群を是非お楽しみください。
フランツ・リスト
12の交響詩 より
山上にて聞きしこと
タッソー 嘆きと勝利
前奏曲
オルフェウス
(作曲者による2台ピアノ版)
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