武漢ウイルスの勢いは止まらない。
今日は夜、最寄りの大都市で知り合いとの飲み会を予定していた。キャンセルした。
互いに用心したほうがいいからだ。
ということで、今日、明日の週末は自宅・事務所に引き籠もる。ちょっと仕事をして(というか見積作業)、あとはネット観察と庭仕事で時間は十分つぶれるだろう。
お酒を断ってから、外食欲求も減った。ご飯を炊いて、西友で買った地味な魚や野菜などで食事を済ませるのが一番、という調子だ。
武漢ウイルスに対抗するために今は減量ダイエットは中断して、毎日、ちゃんとしっかり食べるようにしている。
そのため体重も高止まりだ。
さて、武漢ウイルス騒動は世界に広まり、様々な制度、システム、風習、思想、さらには(ひょっとして)宗教を激しく揺さぶっている。
例えばグローバリズムという思想を取り上げよう。イデオロギーと言ってもいい。
これは「多様性」、「寛容」など、響きのいい言葉をもてあそぶ思想だ。しかし、これが完全に息の根を止められつつある。
反グローバリズム側に転んだ「自国第一」主義の私としては、「それみたことか」という気分だ。
まず、「寛容」さの追求を標榜していたEUが、あからさまな非寛容性をさらけ出した。
イタリアの助けを求める声を無視して、ドイツをはじめとしたEU各国は早速これまでなきがごとく扱っていた「国境」をあわてて復活させ、人の移動を制限。おまけに医療関連の物資の「輸出」を禁止しはじめた。
おいおい。確かEU憲章かなにかに、"solidarity" を尊重し、緊急時には互いに助け合うとか書いてなかったっけ?
アメリカへ目を転じる。
ここではトランプさんは勿論自国第一主義だが、対抗する民主党は伝統的に「寛容」さを重んじ、移民、難民、さらにはホームレスなどに優しい政策を実施してきた。
そのせいで、カリフォルニアなどには移民、ホームレスが集中し、これがウイルス蔓延のリスクを高めている。
体のいい安い労働力としてビジネスもこれらの移民達を重宝していたが、別に国民皆保険を整備している訳ではないので、これら低所得者層は健康保険もなく、これまでは薬などでしのいできた。アメリカは毎年万を超えるインフルエンザの死者が発生するが、これはほとんど貧しくて病院にいけない人達らしい。
お金持ちは高い医療制度を思う存分利用できるので、全く問題なかった訳だ。
しかし武漢ウイルスで様子ががらっと変わってきた。
端的に言って、人工呼吸器を始めとする必須の医療設備が日本などに較べて圧倒的に不足しているので、貧しい人達が病院に殺到すると、金持ちもいくら金を払っても十分な医療を受けられなくなる可能性が出てきたのだ。
これにはお金持ちもびっくりだろう。
しかし今更、「貧乏人は検査を受けないように」などと口が裂けても言えない。どうするつもりだろうか?
今日、日経の最後の土曜版が届いた。今月で解約するので、見納めだ。
この文化欄に「バンクシー描く社会問題」という記事がある。
岩本文枝という記者か論説委員が書いている。
私はバンクシーには特に興味がないので、適当に読み流したが、そのなかのこのくだりが、いかにも「日本のマスコミ」調でおかしかった。
『(略)17年に英ドーバーの民家の壁に描いた、亀裂の入った欧州連合(EU)旗が大きな写真で示される。当時、EU離脱問題に揺れていた英国を風刺したものだ最も大陸に近い海峡で、EU旗の星が削り取られていく様子は、寛容さを失う英国社会を象徴する』
この記事はいつ頃書かれたのだろう。武漢ウイルス勃発の前に書いて、訂正することなく印刷に回したのか?
いずれにしても新聞に求められる即時性が全くないと思うのだが。
正しくは「寛容さを失う英国社会」ではなく「異物の侵入に敢然と立ち向かう英国社会」ではないのか?
さて北欧三カ国。
日本のグローバリストやパヨクがあがめ奉る理想の社会だ。
武漢ウイルスの被害を見ると、惨憺たる状況だ。
今日現在のデータによると、感染者数はともかく死者の数は、
ノルウェイ 19人
スェーデン 105人
デンマーク 52人
だ。
日本との人口の違いを勘案すると、この数字はハッキリ言ってやばい。
これが意味するところはパヨクが賞賛してきたこれらの国の医療インフラが日本に較べてなっていない、ということだ。
加えてインフラを構成する施設は設備のみならず、医療関係者や政府関係者の分析や判断が甘い、ということだと思う。
まだ世界的には情報が行き届いていないようだが、日本の感染者数と死者が少ない理由の一つが世界とは段違いのCTの普及だ。日本ではこのCTを使えば武漢ウイルスの有無はかなり正確かつ迅速に判断できるので、精度の悪いPCR検査に頼る必要がない。
確かに、私はいつもお世話になる最寄りの整形外科にもCTはある。なんどかお世話になった。
「CTしますか?」と言われてすぐ検査してもらえる。予約して数ヶ月間待つ、などということはない。これは日本どこでも同じでは?
こうした長期的な投資が日本はうまくいっているということだろう。
今回の騒ぎが一段落すれば世界規模でその騒動の検証が行われるはずだ。
その時、日本の優れた医療制度が間違いなく浮き彫りになり、日本のパヨクがもてはやしていた欧州、北欧各国の医療制度が結構しょぼいものだったことも明らかにされるだろう。
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今日はちょっと曇り空。風はない。
草むしりには最高だ。
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日本のパヨクがあがめるのは、北欧以外にも勿論、ドイツやフランスがあるが、ここでEUのお膝元のベネルックス各国を見てみる。
ベネルックスと言っても今の若い人達は???かな。
そもそもEUが発祥したのはこの三カ国なのだ。だからEUのお膝元、震源地と言ってもいい。
オランダ、ベルギー、そしてルクセンブルグの人口と今回の被害を見ると:
オランダ 人口 17,308,133人 感染件数 8,603 死者数 546人
ベルギー 人口 1,1420,163人 感染件数 7,284 死者数 289人
ルクセンブルク 人口 576,249人 感染件数 1,605 死者数 15人
単純に日本の人口に換算すると、2,000人以上の死者が出ていることになる。
この三カ国間、そしてそれらの周辺国との国境はあってないようなものだ。これからますますウイルスの侵入があるだろう。この数字が鈍化することはしばらくないと思われる。
つくづく日本が島国でよかったと思う。
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私が時々覗くスェーデン在住の日本人の方のブログに
こんな記事が載った。
北欧といっても、同一視はできないということですね。
この方は常日頃からスェーデンがどれほど偽善に満ちた社会かを告発していて、とても勉強になる。武漢ウイルスにお気を付けて、と声をかけたい。
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こちらはフランスから一時帰国中の女性のブログ記事。
フランスのマクロン大統領の演説がどれほど素晴らしくて、それに較べて日本の政治家はお粗末、という趣旨だ。
日本人的には、演説はどうでもいいから、ちゃんと疫病を抑えてよね、と言いたい。
フランスの感染者数と死者数は日本とは比べものにならない。明らかに「政治」が劣っているからだろう。
トップがハンサムか、その演説が素晴らしいか、原稿を読まず国民をじっと見続けて自分の言葉で話すか、なんてことは些末なことだと私は思う。政治家の本領はそれとは別のところにある。特に日本はね。
欧米は政治家の言葉がとても大事だということは十分理解しているつもり。ぼそぼそ話す人は選挙にそもそも受からない。しかしパフォーマンス偏重の政治家も国にとっては害だ。マクロンは演説はともかく、実際のウイルス対策でその手腕を問われるべきだ。
こういう欧米最高。日本最低という日本人(特に女性)はまだまだ多いね。
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小規模事業者持続化補助金という制度があるらしい。
いま要件をざっと読んだところ、我が社も資格がありそう。最高で50万円補助されるらしい。
もう少し調べて、申請しようかなっと。
そうそう。先週、急に地元の商工会議所から負担金を払え、という通知が初めてきた。びっくりして知人に聞いたら、それなりに便利らしい。更に調べたら法律で加入義務があるように思えた。そこで1,000円払います、とおとなしく返信した。
この商工会議所が補助金の相談に乗ってくれるらしい。だったら早速利用しないと!
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オーストラリア沖で10隻ほどのクルーズ船が接岸を拒否されているというニュースが既に出ているが、
こちらの方が深刻だ。
アメリカシアトルに拠点を置く会社のクルーズ船らしい。
停泊中に死者が出たということは、当然人口呼吸器など搭載してないだろうから、これからもっと死者が出るね。
乗客1243人、乗員586人の1829人が乗船とのこと。
最寄りの港はサンパウロらしい。ブラジル政府が対応してくれるかしら。日本並みのいたれりつくせりの対応はまず期待できない。結構悲惨なことになりそう。
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これまでいい加減な気持ちで人生を送ってきたが、いろんなトラブルや危機を回避できたような気がする。
(1)20年ほど前、今から考えると思いつきのような感じでサラリーマン人生を辞めて、自分の会社を興した。あのままサラリーマンをしていたら、メンタルにやられていたと思う。加えて、定年を迎えて路頭に迷っていた可能性すらある。今は自分の特技をいかした仕事をして、それなりにクライアントもついているので、当面仕事の心配はしなくていい。
(2)思いかけず離婚して、故郷に逃げ帰ってきた。しかし欠陥性格者とのストレスに満ちた生活におさらばし、その後はまあまあストレスがない生活ができたのが、一番嬉しいことかもしれない。悪くない人生だった、と思えるのも、これが一番大きな理由だ。
(3)故郷の田舎に逃げ帰ったため、数年前の東北大震災や、その後の台風その他の災害とも無縁で、静かな生活ができている。
(4)外国人がほぼいない田舎なので、それ絡みのトラブルもほぼゼロ。東京の新宿区に住んでいる姉は、中国人が多く住んでい場所が遠くないところにあるらしく、いろいろと嫌な思いをしているようだ。
(5)東京オリンピックの試合をできるだけ観戦しようと思ってかなりの貯金をしたが、結局2年ほど前に全部投資に回し、オリンピックのチケットは一枚も買わなかった。結果的いよかったとしたいいようがない。
(6)オリンピックのボランティアもしようかな、と一時期思ったが、その後いろんなやる気が失せてしまったので、この計画もなくなった。結果的い無駄なことをしなくてよかった。
(7)東京オリンピックの来日客を目当てに、東京事務所をちょっと改装して民泊もしてみるか、とちょっとだけ思ったりもした。これも白紙にして大正解だった。この武漢ウイルス騒ぎで各地の民泊業者は大変な目にあっているようだ。
(8)昨年12月頃にRadiOyazi の動画を見て、その時保有していた株や投資信託を全て売却した。おかげで今回の暴落を影響はほぼない。それまで証券会社に言われるままに深く考えずに投資していたが、自分で判断することの重要性を教えて貰った。
(9)同じくRadiOyazi の禁酒を呼びかける動画を見て、深く考えずに酒を断ちはじめ、いまだに続いている。おかげで血圧は下がり、体調もいたっていい。65歳を前にして、生活習慣を変えることができ、運が良かったと思う。それまで40年以上、毎日酒を飲んでいた。今から思うと信じられない。
(10)田舎でテレワークをしているので、今回の武漢ウイルス騒ぎも全く痛くない。仕事は減ったが、そのうち戻るだろう。早速昨日、結構な量の見積依頼が来た。いつものお得意さんだ。公私共々、引き籠もり状態を維持できるのが助かる。
さて、雨は止んだかな?結構雑草が生えてきている。明日また草むしりをしよう。
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ドイツの死者数が増えてきている。
現在395人。人口比でいうとアメリカとそう変わらない。
日本のパヨクやマスコミなどの西洋かぶれの人達にとって、今回、イタリアやフランス、スペインなどが悲惨な状況なので、ドイツだけが頼みの綱だった。
もっと頼みの綱だった北欧がさえない、というのもドイツ様を持ち上げる理由だ。
他はともかく、流石ドイツは違う。日本はそれに較べて。
という流れにして、日本を貶め、安倍政権を叩くのが彼らの今の使命なのだ。
そのドイツだが、まだ増加傾向が弱まる気配はない。