今日が我が社の最後の営業日だ。
これまで37年間、よく働いた。
月末でもあるので客からの入金もあった。まとまったお金としてはこれが最後。
後は10月に納品した案件の売掛金だけだ。これが合計57,380円。来月末かおそくとも年末には入金になるだろう。
仕事は今日で終わるが、個人事業主としての登録は年末で取り消すことになる。
来年の仕事は確定申告だけ。これは税理士事務所にお願いするので実質的には仕事はない。
幼稚園以来、「やらなければならないこと」に追い回されてきた。小学校、中学、大学、就職、留学、プロとしての資格試験、転職、そして自営業の維持。
そのプレッシャーから全て開放される。
これは「解放」が正しいかな。「回峰」だと比叡山を走り回らなければならなくなる。先日琵琶湖巡りの旅の時に、回峰ルートの一部を見たっけ。
今日は無呼吸症候群の診療でちょっと離れた病院に通院だ。
今後の自分の予定表は「通院」だけで埋まることだろう。それがあと何年つづくか。
父親と同じ寿命だとすると10年か。ま、それで十分な気もするが。
しかしリニアには乗りたいし、中国共産党の崩壊は是非目の当たりにしたい。
*****
病院から帰宅。途中かつやでランチ。
外回りの箒掃除をした。これからジムまで歩いて行くつもり。
*****
仕事仕舞いをして一つホッとしたことがある。
これまで20年以上ずーと一人で仕事をしてきた。かすかに恐れていたのが、仕事を抱えて自分が倒れた場合のこと。
他にスタッフも誰もいないので、客に連絡もできない。納品がない客がメールか電話で連絡してきても、誰も私のメールや電話などチェックしてないのでお手上げだ。
去年自分の義兄が接待中に脳内出血で倒れた。彼の場合は大きな会社のオーナー・社長だったので優秀な社員がフォローできた。ビジネスへの悪影響は最小限で、客が困ることもほぼなかったのでは。
しかし私の場合はお客さんは完全に聾桟敷に置かれるので、万が一そんなことがあればダメージは大きかっただろう。
仕事がもう来ない、ということはこのリスクもなくなる。もう大きな懸念として感じる必要もない。
これが解放感のうちの多くを占めている。
*****
ジムまで歩いた。40分ほどで着いた。
4時からは子供専用になるが、30分くらいは泳げる算弾だ。
?駐車場が空っぽ。おかしい。
中を覗くと、今日は休業日だった。
そういえば昨日受付に「明日は休業です」みたいな告知版が置いてあったっけ。
なんというチョンボ。
しかし40分近く歩いたので、今日の運動の半分はこなせた。
ならいいか。
そこから駅まで歩いたが、途中の市立図書館で時間をつぶし、駅裏の居酒屋に乗り込んだ。
そこそこ飲んで、1時間弱で切り上げてバスクーポンを使って帰宅。
ま、いいか。
ということで最後の営業日は恙無く終わりました。
*****