厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

73 94-152 9120 目から鱗の魚文字の話

2018-11-25 08:38:38 | 日記
日曜の日経といえば、一番最後の紙面の「漢字学」が楽しみだ。

今朝の記事は、寿司屋でよく見る魚編の漢字がほとんど国字であること。そしてその理由を説明している。

なるほど。

古来、中国人は内陸に住み、一生のうちに海を見ない人がほとんどであった。そのため、魚の種類を表す単独の漢字がなかった。

そういうことらしい。

例として「鰯」を上げているが、これは日本で作った漢字で、中国語には固有の字はなく、英語の sardine から逆成した「沙丁」という字があてられている。

面白いね。

*****

さて、文化欄には作家で僧侶の玄侑宗久さんが書かれている。

長々と書かれているが、結局こういうことを言いたいらしい。[  ]内は、これを読んだ若い人達の反応を私が勝手に忖度したもの。

1.今、宗教に人が集まらなくなっている。(で?)

2. 悲しい。(へー)

3. その原因はネットだ。(えっ?ザワザワ)

4. ネット社会といえばキノコを憶いだす。(また唐突に)

5. キノコは大地に根ざしている。(ま、そだねー)

6. 大地は素晴らしい。(うーん。どこに持って行こうとしてるの?)

7. キノコの菌糸は、大地で無限大のネットワークを築いている。(そういう見方もあるね。)

8. ネットは空中を飛び通う。(結構、大地の中を飛び通っている部分もあるけど。)

9. ネットが繁栄する一方で、大地の連携は常にないがしろにされ、寸断されてきた。(???)

10. 結論(この部分は、原文のまま):『「キノコたちよ、立ち上がれ」。巨大なキノコキャラを被った私が必死に叫ぶ。もはや、ネット社会に対抗できるのは大地、いや菌糸のネットだけだと、思い詰める私の最近の夢である。』(おじさん。お薬出しましょうか?)

菌糸のネットワークは、むしろネット社会を連想させるけど。この人、あまりネットの実態を知らないのでは?

この投稿は、出だしからネット社会に対する悪意がむきだした。

これも原文のままで引用すると:

『裏社会、というと、普通はやくざやマフィアの世界を想うことだろう。しかしここで私が言いたいのは「ネット社会のことである。』

後は読まなくても分かると思った。しかし一応芥川賞作家でもあるし、少し読んでみるかと思ったら、上のような作文だった。

カトリックのスキャンダルも露見して宗教はいよいよその歴史的価値を無くし、権威を失いはじめているが、こんな作文では芥川賞の権威まで傷つくのでは、と思いました。

さて仕事、仕事。

*****

内田樹先生が渾身の力を振り絞って大阪万博に反対しているね。

こちらのブログ記事。

とにかく反対できる理由があれば、何でもいい。という感じ。

その最後の結論部分をそのまま転記します。

『国際博覧会は会場面積や会期にばらつきはあるが、ほぼ隔年で開催されている。21世紀に入ってからの開催都市は、ハールレマミーア(オランダ)、ロストック(ドイツ)、チェンマイ(タイ)、サラゴサ(スペイン)、上海、麗水(韓国)、フェンロー(オランダ)、ミラノ、アスタナ(カザフスタン)である。そのうちメディアが詳細に報道したのは、参加国が万博史上最多、敷地面積最大だった上海万博(2010年)くらいで、あとは記憶にないという方が多いだろうと思う(私もほとんど知らない)。去年の万博の開催地を訊かれて「カザフスタン」と正解できる日本人はきわめて少ないはずである。だが、カザフスタンのアスタナは「一帯一路」プロジェクトの要路にあり、今世界中の投資家が注目している都市である。今回の誘致合戦で大阪と競合しているバクーは「第二のドバイ」として世界最高のタワーや人工島の建設で賑わっている。参考までに言えば、再来年の万博開催地は中東の金融センター、ドバイである。
そのような勢いのある都市が万博に手を挙げてくる。それはそれらの都市の人々が自分たちの街から今「何か新しいもの」が生まれつつあるという手応えを感じているからである。だから、それを世界に向けてアピールしたいのである。「私たちの街を見に来てくれ。きっと肝をつぶすぞ」と思って、気分が前のめりになっているのである。たしかに1970年の大阪にはそのような勢いがあった。21世紀の上海やアスタナやドバイに匹敵するような野生的な生命力が当時の大阪には漲っていた。それはリアルタイムでその時代を生きた人間にはよくわかる。そういう街でかつて万博が開かれたことを私はなつかしく回想する。けれども、同じことが同じ場所でもう一度起こるだろうという予測には与することができない。』

団塊の世代の全共闘シンパの方達は、いつまで自分達が日本の主人公だと思っているのだろう。

『それはリアルタイムでその時代を生きた人間にはよくわかる。そういう街でかつて万博が開かれたことを私はなつかしく回想する。けれども、同じことが同じ場所でもう一度起こるだろうという予測には与することができない。』と言うけど、今の日本の若者にとって、大阪万博など過去の出来事で「なつかしく回想」などできない。

『それはリアルタイムでその時代を生きた人間にはよくわかる。』というのも、日本の若者には嫌みでしかないと思うが、いかが?

あと、上海万博をそれとなく持ち上げたり、おそらくぽしゃると思われる「一帯一路」に触れたりしていて、先生の立ち位置がよく分かるブログでした。








67 98-153 9160 急ぎの仕事

2018-11-24 09:21:07 | 日記
昨日、夜になって急ぎの仕事が入った。結構な量なので、こなせるか心配だ。

体力的にもう無理ができないので。

今日は、既に約束しているジビエ料理に出かけるので、仕事は昼過ぎくらいまでしかできない。

明日から水曜日まで臨戦態勢で頑張る!

*****

さて仕事をしようと思い、日経の土曜日の別冊にざっと目を通した。

石田衣良の相談室コーナーに目がとまった。

私はこの作家が苦手だ。作品は読んだことはない。エッセイなどをちらっと見ることがあったが、ちゃらちゃらしている印象があって、まともに通読したことは一回もない。

今日の相談の回答はなかなかいい。

『自分のなかの「リアル」の基準を作品ごとに変えていく』というアドバイスは、テレビ、ドラマ、小説などの鑑賞に有益だと思う。

気づいたのは、おそらく意識して漢字ではなくひらがなを使っていること。

「おおきな嘘(大きな嘘)」とか「なか(中)」とか「ごと(毎)」とか「ただし(但し)」とか「つくっている(作っている)」とか。

かといって読者に迎合している「嫌な味」はしない。

ま、プロだから当然か。

この視点から村上春樹の作品をざっとおさらいしてみるかな。

*****

転んでもただでは起きない、ということで、今回の断水事件を糧として、5リットルのポリタンクをさしあたって5個注文した。

さっき届いた。

なかなか調子いい。

もし災害対策として10リットルとか20リットルのポリタンクを用意している方々は、すぐ5リットルのタンクに変えなさい。特に高齢者。そしてマンションの高層階に住んでらっしゃる方々。

20リットルを満杯にして1階登るのは大変。そのまま2階まで行くのは困難。3階以上は不可能。

それが先日、私が得た教訓です。

更に、その水タンクを家庭内のどのうような場所で使うかが問題。もし腰より高い位置で支えて何かに注ぎ込むとなると、腰を痛める。これが私が恐怖感を覚えた点だ。

大地震でもない、たかが自宅敷地内の配管トラブルで大事な腰を痛めるなど、愚の骨頂。

5リットル。ペットボトルで試したら、ぎりぎりで3杯入った。つまり6リットル入る。

我が家の二階のトイレのタンクは、ちょうど6リットルなので、一階の作業で注水が完了する。これはなかなか都合がいい、と思った。

ということで、すぐアマゾンで5リットルタンクをお買い求めあれ。


87 96-155 9145 日本橋高島屋新館

2018-11-23 08:51:58 | 日記
断水が復旧し、普段の生活が戻った。

水が簡単に出る生活がいかに便利か。いかに結構に寄与しているか。それこそ身に浸みて分かった。

「断水」というのは、供給側のトラブルの場合なので、今回のように自宅敷地内の配管工事後の付け戻しのミスなど、断水というのはおこがましい、と怒られそうだ。

しかし、結果的に大災害時の断水状態を体験できた。その教訓は少しもらったので、早速、今日、ホームセンターに行って、買物をするつもりだ。

今日はベッドが届く。

自宅改造計画は着々と進んでいる。

自分改造計画は、ほとんど進んでいない。(逆行しているという声もある)

*****

コーヒーミルを買い、飲む直前に豆を挽くようにした。豆は常時冷蔵庫で保管。

ネットのとある方のアドバイス通りしたら、見違えるように(「味見違えるように」というべきか)おいしくなった。

毎朝、楽しみ。

以前は、仕方なく飲んでいたが。

この味のコーヒーが飲めるのなら、セブンイレブンやドトールに行く必要はない。

コーヒーミルは一番コンパクトな、数千円のもの。立派なものを買う必要はない。

*****

今、コーヒーを飲みながら日経を読んでいる。

『ヒットのクスリ』というコラムに「とんがらない都心百貨店」という見出しがあるので、読んだ。

先日開店した日本橋高島屋新館を扱っている。

この新館は、「地域密着型」を徹底したという解説だ。

「高級ブランドを入れた方がいいとの助言を断り、滞在しやすさを優先した。」という担当者の言葉も紹介している。

実は先日、上京した時にここに入った。

日本橋丸善で立ち読みでもするかと思い、近くまで行った時に、高島屋新館がオープンしていることを思いだし、特に期待もせず、どれどれ、きらきら、ぴかぴかしてるかな、と思って入った。

結構びっくりした。

結局、この日ここで食事をし、翌日も再訪し食事と買物をした。これほど百貨店に入り浸ったのは生まれて初めてかも知れない。

では特記事項を箇条書きに:

1. 梅ヶ丘の美登里寿司が入っている。これが一番のびっくり。それも売場の奥にイートインのカウンターがある。日本橋高島屋に美登里寿司?イメージが合わないので、ちょっとまごついた。しかし勿論、速攻で場所を確認した。後述あり。

2. 何と5階にスターバックスが。それも各店舗に囲まれた真ん中のオープンスペースに、ゆったりとした感じで。思わず、三越の岡田社長じゃないが、「何故だー?」と声を上げそうになった。(平成生まれの人には通じないエピソードかな。)

3. 雑貨店が多い。それもなかなか魅力的なものが。私が一番びっくりしたのは Dulton という店。初めて知ったブランドだ。ちょうど庭と家のリフォームをしているので、これも欲しい。あれも欲しい状態になる。カタログがまた素晴らしく、東急ハンズやLOFTとは別格の出来映えだ。

  ここで座り込んで30分近くカタログのページをめくった。通販もできるので、とりあえず何も買わず撤退したが。

  琴線に触れる店だ。あまり長くいると金銭が飛んでいきそう。

4. ハンカチ屋があった。ここでイニシャルを入れてもらった。いかにも業務用というとても立派で異様なミシンが鎮座している。見たら Brother 製だった。

5. 上層階は勿論レストラン街。そこに見たこともないようなベランダが付いている。これだけでも素晴らしい。発想といい、これを作った決断力といい。素直に感心した。

6. レストラン街の店も、それぞれ魅力的。二日目はそこの SCHMATZというドイツ料理の店で食べた。これについても後述。

7. KINOKUNIYAと成城石井が入っている。この二つの店舗が仲良く入っている百貨店って、他にあるだろうか?

  KINOKUNIYAは朝の7時半から空いている。成城石井の開店はもう少し遅い。

  ざっと見たところ、成城石井の方が品揃えが豊富で、自分でも買いたいものがあった。KINOKUNIYAの品物は、高級品は勿論ある。しかし、大体、私の地元の地方都市の高級スーパーで買えそうなものなので、あまり私にとっての付加価値はない。

8. 地下階から日本橋の銀座駅につながっているのは勿論のこと、実は昭和通りにも抜けられるのがgood!地表に出ずに昭和通りの都営地下駐車場を利用できるのは、結構付加価値が高い。まだ多くの客は気づいていないかもしれないが。

9. 鰻の老舗、三国屋が元の場所に戻った。といっても、デパートの一部としてだが。しかしこの場所は本館と新館の間の「日本橋ガレリア」というアーケードに面した路面店なので、独立性が高くて、いいのでは?おそらく三国屋はこの場所を高島屋に売却して、出店の権利を獲得し、同時に多額の利益を得たのではと思う。ま、憶測ですが。

  40年以上昔、大学生の時によく日本橋丸善に来た。その目の前にある古色蒼然とした三国屋が印象に残っていた。いかにも高そうなので、入ったことはなかった。初めて入ったは数年前。取り壊しになる直前だったと思う。勿論おいしかったが、こんな地価の高い場所で、普通の店構えなのが、それはそれで印象深かった。

10. 本館と新館の間の「日本橋ガレリア」というアーケードがすごい。屋根がビルの頂上近くにある。従って、雨は勿論遮ることができるが、風通しがいい。というか良すぎる。この自然を感じ取ることができる、というのが実はポイントかもしれない。その日はちょうど風があったので、アーケードをたっぷりとした風が通り、他にはない雰囲気を味わえた。

ということで、これから入り浸りになりそうだ。あきらかに本館よりは私にとっては relevance が高い。

さて、まず美登里寿司。東京では勿論、渋谷のマークシティの店が有名だ。いつ行ってもも長い列で入る気がしない。しかし、この店はイートインだ。見たところ席が空いているので、早速入った。

びっくりしたのは、「席」がないことだ。実はここは立ち食いなのだ。

ま、ネタはよかったので、それなりに満足。隣の客とも場所を遠慮しあったりして、交流ができる。

翌日は7階のSCHMATZに行った。

最初、テーブル席に案内されたが、狭いし、おまけに暗いので閉口し、通路側のオープンなスペースのカウンタに移った。

ちょっとがっかりしたのは、本場のビールが飲めるかと思ったら、全て(一つの銘柄を除き)この店が自分で醸造したビールだったこと。私には今一つピンと来ない味だった。

やはり日本でドイツのビールを direkt vom Faß で飲むのは難しい。

料理はまあまあだった。しかし、これも残念だが、ドイツ料理に特化してはいなかった。

Tapas とか、ピザとか、まるで米国で見かける日本料理といいながら、焼き肉、キムチ、中華料理を出すような中途半端なメニューだった。

ま、ドイツ料理と言えば、ソーセージ、ザオワークラウト、シュニッツェル、ジャーマンポテト程度で、バラエティーに欠け、特に若い女性に訴求できるものが少ない、というかほぼないので、仕方ないかも。

とは思ったが、50年来のドイツファンとしてはちょっと裏切られた気持ちだ。

おまけになんとグーラッシュズッペ(Gulasch Suppe)すらない。片手落ちもいいところ。

次回は、同じフロアーにあるスペイン料理を攻めてみる。しかし、スペイン料理にも一つ欠点があり、それはパエージャが一人分では注文できないことだ。これはほとんど全てのスペイン料理にあてはまる、私にとっての欠点だ。

(別に店の欠点ではない)

なので、誰か一人は誘っていかないと、店を満喫できない。

てなことで、日本橋高島屋新館。イチオシです!









74 87-146 9175 アマゾンが10年以内にぽしゃるか?

2018-11-22 07:26:31 | 日記
そんな記事がネットに出ていた。

筆者はどうやら米国の小売コンサルタントだ。

彼の根拠と、それに対する日本人閲覧者のコメントを読んだ。

結論として、このコンサルタントの予測は外れると思った。

今から外出なので、帰宅して時間があれば、自分の考えをまとめようかな。

*****

外出中に水道の不通が直ったという連絡を受けた。

今、帰宅して確認した。

やれやれ。

このあたりは地震や水害は皆無なので、停電はたまにあっても、断水はない。

水がないとどんなに困るかということが分かった。

いつ来るかも知れない地震のいい演習になった。

結局、業者が立水栓を交換するときに、やはりメインの配管を切って、それを復旧していなかった。

本人も「思い込んでました」とメールの報告に書いている。

そう。自分で思い込むと、自分ではなかなかそこをほじくり返さない。最近、私の仕事は家事でよくあるパターン。

ただ、この業者の担当者はまだ若いのだから、ぼけ老人のような思い込みは直して欲しい。これは一種の癖でもあるから。

さて、水がないと困ること。今回痛感した。災害に遭われている方は、今更なにをと思われるだろうが、何分私は始めてなので、備忘を兼ねて、箇条書きする。

1. トイレが流せない。

2. シャワーも浴びれない。

3. 料理は勿論だめ。

4. 洗い物もだめ。コンビニで買ったラーメンを食べることはできるが、使った箸は洗えない。

5. 勿論、コーヒーカップも洗えない。本当に、まった洗えないので、呆れてしまった。

6. 防災用に大きなポリタンク2個に水を溜めていた。

  これが大きすぎる。

  そして重すぎる。

  トイレは1階に2箇所、2階に1箇所ある。1階のは水道直結で水を流すタイプなので、今回は全く使えなかった。2階は、断水に備えて、水タンクを備えたタイプなので、手動でこのタンクに水を入れれば、問題なく使える。

  しかし使う度に、当然ながら水を補充しなければならない。

  この大きなポリタンクは余りに大きすぎて、まず、1階から2階に持ち上げるのに苦労した。自分の腕の力、手の力が衰えていることに愕然とした。考えてみれば、この水を用意したのはもう10年以上前。まだ私が体力的に元気だったころだ。

  それが還暦を過ぎて、物を持ち上げる力が情けないほど衰えている。

  もっと大変なのは、トイレの水タンクに水を入れる時、と分かった。

  水タンクの頂上というかダムでいう天端部分は思ったより高い位置にあるので、そこから更に水が来るようにポリタンクを持ち上げる必要がある。

  これが、トイレの形状のせいもあり、身体にとって不自然な姿勢を強要する。

  階段を上る時は、だらんとポリタンクを下げた状態で、全ての重心が身体本来の重心に揃うようにできる。従って、腰を痛める要素はあまりない。

  しかし、トイレの後ろにある水タンクにポリタンクを持ち上げて、かつタンクから出たプラスチックの注ぎ用の突起を、トイレの水タンクの中に収めるよう「支える」のは、身体、特に腰にとって大変な脅威になることが分かった。

  よって、明日にでもホームセンターに行って、5リットルとか、もっと容積の小さいポリタンクを買うことにした。

  これを数多く備え、運ぶ頻度は増えても、水を注ぎ込む時の腰への負担を軽くする。

  これがとても大事な戦略だと分かった。ちなみに、2階には、東北大震災の直後に、2リットルのペットボトルに水を入れたものが数十本備蓄してあったので、昨日と今朝は、これをかなり使った。おかげてポリタンクは一回の出動で済んだ。

7. 一滴も水が出ないので、薬も飲めない。無慈悲だ。

8. 朝、顔も洗えない。もちろん歯磨きは論外。ただ、昨日、あわててサントリーの天然水(2リットル)を箱買いしたので、そのうちの1本を洗面器にぶちあけて顔だけは洗った。

*****

完全断水でも息子は泰然として、文句もなにも言わなかった。これは助かった。

もしおばあちゃんがいたら、結構大変なことになっていただろう。老人ホームに入って本当によかった。

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昼は、隣々町の「かつや」で定番のかつ丼(並)と豚汁をいただいた。

至福の一時だ。

ここ数日、テレビと新聞はゴーンさんのことばかり。実態が明らかにつれて、ネット上の反応も「なぜそこまで強欲に」という呆れたね、というコメント、意見が多い。

ま、まともな日本人ならそう思うね。

彼は私とほぼ同年齢だが、100億を超える金を手にして、何に使うのだろう、と素朴に思う。

私などは泡沫小市民なので、月1回かつやのかつ丼が食べられれば、十分幸せと思っているのだが。

「幸せ」という思いは主観的なものなので比較すべきものではない。しかし、ゴーンさんが新しい奥さんとのベルサイユ宮殿での結婚式で感じた(と思われる)「幸福感」よりは、この小市民である私が今日、昼に感じた「幸福感」は、圧倒的に留保のない、不安のない、純粋な幸福感だったと思う。(ま私の方が明らかに呆けているのがそのい理由かもしれないが)

そこでふと思った(朝日新聞文学を流用)。

今頃ゴーンさんも東京拘置所でかつ丼を食べているのかな?









67 98-151 9190 水が出ない

2018-11-21 07:38:30 | 日記
ゴーンさんが単に有価証券報告書の記載だけ操作して、納税はちゃんともらった分のを収めていたのか、脱税にまで締結を染めていたのか、そのあたりはまだよく分からない。

いずれにしても、かなり恣意的に自分の報酬を決めていたようだ。

自分が創業した会社でもなく、大株主でもない。

しかしまるでそのような立場にある人のように振る舞っていた。

その動機がよく分からない。

彼とて、インテリだし、弁護士出身の側近もいたようだ。危ない橋を渡っているという認識は十分あったと思う。

それでもそのリスクを冒したというのは、よほどの事情があったからだろう。

ネット上の記事のなかには、フランス大統領とかブラジル大統領を狙っていたのでは、というのがあった。

なるほど。それは可能性としてあるね。

さて、東京の用事も終わったので、これから帰る。

*****

随分前に、雑誌の記事かなにかで、ゴーンさんが「私にとっては家族が一番大事だ。週末、自宅に仕事を持ち込むことはしない」と言っていて、大層感心したことがある。

その時の奥さんとは離婚したのだね。こちらもびっくり。

考えてみると、アメリカ人も普段から家族が大事だ、とか、奥さんと仲よさげに振る舞うけど、離婚は日本より多いね。

かれらのポーズは真に受けてはいけないと、改めて思った。

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帰りは、東京へ行くときと同じ、乗り継ぎ駅の立ち食い麵を食べた。

やはりおいしい。満足度という意味では銀座の寿司屋よりも高い。かつやと同程度か。

地元に帰り、銀行での支払とか、請求書の投函とか、雑用を済ませる。

*****

庭の改造工事で立水栓の配管を替えたら、家の中の水が全て止まった。

キッチン、風呂、トイレ、などなど。

全部出ない。

出るのは屋外にある3本の立水栓のみ。

助っ人の業者も参加して、あれやこれやと試行錯誤したが、原因不明。明日、続行する。

どうも、ロジカルに不思議な現象だ。立水栓が出るのに、屋内の水が出ない。

何故だあーーー!?

水がないと本当に不便、ということが改めて身にしみた。

明日直るかな?