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パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログから引っ越してきました。
2025年5月にFC2ブログに引っ越し、作業中です。

FC2ブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク Part2」に引っ越しました。

2025年5月22日 GooブログからFC2ブログへ引越しました。

NEW FC2ブログ パそぼとベルルのあれこれフリーク Part2

 ★ 皆さん! 新しいブログでお会いしましょう! (*^_^*)♪

10/31「世界遺産 大シルクロード展」東京富士美術館へ

2023-10-31 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ

日中平和友好条約45周年
「世界遺産 大シルクロード展」

2023年9月16日(土)~ 12月10日(日)

東京富士美術館 → アクセス



チラシ1 ・ 出品リスト ・ プレスリリース
東洋と西洋を結ぶシルクロードは、古代から重要な交流、通商ルートであり、多様な民族が興亡した文化融合の地でした。
本展覧会では中国の洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域など各地の主要な博物館、研究機関の所蔵する文物の中から、シルクロードの名宝を紹介します。
遣唐使など日本との縁が深い唐時代を中心とした名品を展観するとともに、あわせて世界遺産に登録された遺跡の遺品も展示します。

* 会場には、「世界遺産 大シルクロード展」と合わせて、
東京富士美術館開館 40 周年の記念展示「特集展示 シルクロードと日本」、「敦煌莫高窟 285 窟の再現模型」が開催中。

◆ 10/31(火)友人と 京王八王子駅からバスで行きました。

初めての「東京富士美術館」



「世界遺産 大シルクロード展」の大きなポスター



ブールデルのブロンズ像がお出迎え。



館内に入ったら、ぐるっとパスで展示会場へ

「世界遺産 大シルクロード展」の大きなパネル



2匹のラクダ(剥製) 金峰と銀岳 がゆったり出迎えてくれます。



さぁ中へ入ります。(撮影は不可)

出品リスト に従って、見ていきましょう!
スマホアプリで、イヤホンガイドを聞けます。これはわかりやすくてすごくよかった!
プレスリリース より
世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロードの展覧会。
中国国内 27カ所の主要博物館、研究所からシルクロードの文物、関連資料など 200点 出品。
金銀宝飾品、青銅器、ガラス、陶磁器、壁画、絵画、染織、経典、仏像など一級文物 45点を展観。

第1章 民族往来の舞台-胡人の活動とオアシスの遺宝
紀元前8世紀~11世紀ごろの貴重な品々。

目を惹いたのは、
7[一級文物] 『瑪瑙象嵌杯』 5 – 7 世紀 金・瑪瑙 高 16.0 cm 1997 年新疆ウイグル自治区イリ市昭蘇県ボマ古墓出土 イリ州博物
金の器に真っ赤な瑪瑙が並んでいます。
ところどころメノウが抜け落ちてるのが、歴史を感じさせます。
横に並んだ『瑪瑙象嵌壺』は、メノウが小さめだけどかわいい。1つもらえるならこれ。(*^_^*)♪

ソグド語やウイグル語の文献もあります。 達筆~ ★!!

様々な国、時期、素材のコインがあります。和同開珎もあってちょっと嬉しい!
51 和同開珎 奈良(708 年初鋳) 青銅 直径 2.3 cm、重量 4.0g 江西省博物館

唐の時代の美人が囲碁を打っています。 描かれた衣装や靴も華麗です。

実物の帽子や靴下、靴などを見ると、身につけていた人の姿が浮かんできそう。

第2章 東西文明の融合-響きあう漢と胡の輝き

会場に入るとすぐ、ズラリ並んだ緑青の馬と人、そばに行って見ると勇ましい馬の表情の豊かなこと。
86 『車馬儀仗隊』 後漢・1 – 3 世紀 青銅 高 30.0 – 55.0 cm 1969 年甘粛省武威市雷台墓出土 甘粛省博物館

いろんな模様が施された 『塼(セン)』がたくさんあります。
これは厚手の四角いレンガで、城壁・墓室などに用いられたそうです。

そして、金色の脚付きの器が、燦然と輝いています
ポスターには大きく載っているのですが、実物はかなり小さめ。
なので 目を凝らしても精巧な模様が判然としなくて・・・。
132[一級文物]『六花形脚付杯』 唐・8 世紀 金・鋳造 高 5.4 cm、口径 7.9 cm 山西博物院

唐時代の三彩釉の『胡人俑』や、アクセサリー、器など、どれも素晴らしい。

第3章 仏教東漸の遥かな旅-眠りから覚めた経典と祈りの造形

ここには、仏像や貴重な経典、シルクロードならではの壁画が展示されています。

171 鹿王本生図および須摩提女請仏因縁図模写 常書鴻(1904 – 1994)作
原作は北魏・5 –6 世紀 紙本・着色 60.0×364.0 cm 原作
所在地:甘粛省敦煌莫高窟 第 257 窟 敦煌研究院

ほっそり美しい菩薩様が座ったお姿、右腕が失われています。
衣装の流れるようなドレープが華麗です。
189[一級文物] 『菩薩坐像』 唐・7 – 8 世紀 石彫 高 86.5 cm 2000 年河南省洛陽市奉先寺遺跡出土 龍門石窟研究院

孫悟空や玄奘三蔵も立ち寄っただろう国々。シルクロード、ロマンですね。

会場を出たところに、大きな展示物があります。

104 『史君墓石堂』 複製品 高 120.0 cm、幅 240.0 cm、奥行 97.0 cm
原作は北周・大象 2 年(580 )
原作は石、彩色、金箔
原作は 2003 年陝西省西安市未央区大明宮郷井上村 出土  
中国絲綢博物館 ( 原作は西安博物院)





続けて、敦煌莫高窟の再現模型のコーナーに行きます。





窟内に佇み周囲の壁画を眺めると、神秘的な気分に包まれます。





一緒に行った友人は、シルクロードの遺跡巡りをしていて、思い出に感動していました。
現地の遺跡が、末永く保存され、平和のシンボルであってほしいです。

一周りしたところでグッズ売り場へ。
大シルクロード展にちなんだものがたくさんあって、これもあれもと欲しくなりました~。 (*^_^*)♪

マグネット 鹿王本生図



チラシやチケット、グッズ(ポシェット、マグネット、ローズオイル)



PLANT SCENTED OIL ROSE (植物の香りのオイル) ローズ



ランチは、美術館内のカフェレストラン「セーヌ」へ
ちょっと出遅れたようで、特別メニュー(アジアンフレンチなメニュー)はすでに完売・・・。
着いてすぐ、見るより先にランチにすればよかったかもね。o(*'o'*)o

話題のスイーツ(ワッフルプレート)
おしゃれで美味しい~~。



ランチの後は、東京富士美術館開館 40 周年の記念展示「特集展示 シルクロードと日本」 へ

◆ 特集展示「シルクロードと日本」~池田大作先生と平山郁夫先生が紡いだ文化交流の足跡~
2023年9月16日 (土) ~ 12月10日 (日)



本展示では、シルクロードの文化遺産の保護・研究活動に対して支援を続けてこられた日本人として、当館創立者・池田大作先生(1928- )と日本画家・平山郁夫先生(1930-2009)の二人を取り上げます。
両氏は敦煌の文化遺産を守り未来へ繋げゆく活動をする敦煌研究院と交流を重ねてきました。
莫高窟の入口の門をくぐった右手には、敦煌の文化財保存の貢献した人物としてこの二人の名前と業績が記されています。
本展示では両氏にまつわる美術作品、模写絵、出土文物、資料など、日本に残るシルクロードの記憶と回想の品々を紹介します。

「世界遺産 大シルクロード展」と同時開催の展示もあって、シルクロードの世界にどっぷり浸かることができ大変贅沢な展覧会でした。
予想以上に楽しく遠くまで来た甲斐がありました。大満足 (*^_^*)♪
帰りの電車では、友人が買った「図録」を見ながら 今日の作品を反芻~。

そうそう、館内には、東京富士美術館開館で開催された過去のポスターがずらりと貼られています。
多彩な内容で興味のあるものが多い!
これまで知らなかった美術館なので、見そびれたのが残念です。
今後は要注目(*^_^*)♪  → 開催予定の展覧会

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

帰ったら ゆっくり You Tubeを見ましょう!

You Tube 日中平和友好条約45周年 世界遺産 大シルクロード展



 → You Tube 東京富士美術館 Tokyo Fuji Art Museum

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2023年秋 「ぐるっとパス」で行こう:10/5~12/4

2023-10-20 09:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ

 10月になりました。爽やかな秋。お出かけも軽快に!

美術館巡りをしましょう!

★  ぐるっとパス 2023年10月 ~ (最初に利用した日から2ヶ月間) 2,500円

 2023/10/5 ~ 12/4 


 
10~11月のおすすめ展覧会:パスだけで入場 を ピックアップ!!

★★ 東京都美術館 ギャラリーA・B・C
2023年7月22日(土)~  10月9日(月・祝)
うえののそこから「はじまり、はじまり」 荒木珠奈 展
 一般料金:1,100円がパスだけで入場できます。

TV NHK Eテレ 10月1日再放送の 2023年9月24日放送 アートシーン/展覧会情報 で紹介されて面白そうだった。
会期が 10月9日まで 残り後少し、急いで見に行かなくては!

10/5 行きました。すごく面白かった。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

 古代オリエント博物館
2023年9月23日(土)~ 11月19日(日) 会期中は無休
秋の特別展「おまもりとハンコとコイン-古代オリエントの偉大なる小さきものたち-」
 一般料金:700円がパスだけで入場できます。

10/12 行きました。良かった。(図録もいただきました。ありがとうございます。)
 ⇒ Myブログ: 「おまもりとハンコとコイン」古代オリエント博物館へ

ポスター

スカラベ

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

◆ 東京都写真美術館 3階展示室 (恵比寿ガーデンプレイス内)
2023年7月19日(水)~ 10月15日(日)
TOPコレクション 何が見える?「覗き見る」まなざしの系譜
 一般料金:700円がパスだけで入場できます。

10/13 行きました。 なんか予想と違う内容で、イマイチ。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

 大倉集古館
2023年8月8日(火)~ 10月22日(日)
特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織-世界にはばたいた布たち-
 一般料金:1,300円がパスだけで入場できます。

10/17 行きました。予想以上にステキでした。
 ⇒ Myブログ:10/17 特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織」大倉集古館へ



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

 パナソニック汐留美術館
2023年10月7日(土)~ 12月17日(日) : 水曜休館
開館20周年記念展 コスチュームジュエリー 美の変革者たち
シャネル、スキャパレッリ、ディオール 小瀧千佐子コレクションより
→ 公式サイト
 一般料金:1,200円がパスだけで入場できます。

10/23 行きました。美しいアクセサリーにうっとり。



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

◆ 東京富士美術館
2023年9月16日(土)~ 12月10日(日)
日中平和友好条約45周年 「世界遺産 大シルクロード展」

チラシ1 ・ 出品リスト ・ プレスリリース
 一般料金:1,500円がパスだけで入場できます。

10/31 行きました。 すごく良かった。
 ⇒ Myブログ:10/31「世界遺産 大シルクロード展」東京富士美術館へ



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

 泉屋博古館東京
2023年11月2日(木) ~ 12月17日(日)
特別企画展 日本画の棲み家

 一般料金:1,000円がパスだけで入場できます。

11/7 行きました。内容がわからないまま行ったので、納得。内容はまぁまぁ。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

◆ 東京都庭園美術館
2023年9月23日(土・祝)~ 12月10日(日): 月曜休館
装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術
 一般料金:1,400円がパスだけで入場できます。

11/14 行きました。 建物内を1,2,3階と見て回り面白かった。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

◆ 永青文庫
2023 年10月7日(土)~ 12月3日(日)
秋季展「秘蔵!重要文化財「長谷雄草紙」全巻公開―永青文庫の絵巻コレクション―」
 一般料金:1,000円がパスだけで入場できます。
 ■ 記念講演会 「絵巻入門―長谷雄草紙をたのしく鑑賞!」11月25日(土)13:30~15:00
 → 長谷雄草紙(はせおぞうし)-Wikipedia

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

 松岡美術館
2023年10月24日(火)~ 2024年2月11日(日・祝)
アメイジング・チャイナ 深淵なる中国美術の世界
[同時開催] 昭和の日本画と洋画 松岡翁(1894-1989) 晩年の眼力
 一般料金:1,200円がパスだけで入場できます。

 NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーE
2023年4月29日(土)~ 12月27日(水)※会期延長
「Digital × 北斎【急章】その1」展「生きるが如く描く」-北斎肉筆の宇宙-
 一般料金:1,000円がパスだけで入場できます。

◆ NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ~ 東京オペラシティタワー 4階
2023年6月24日(土)~ 2024年1月14日(日)
ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち
 一般料金:500円がパスだけで入場できます。
 →  オープン・サロン「ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち」出品作家によるイヴェント アーティスト・トーク 菅野歩美 2023年10月14日(土)午後2時より
 

◆ 町田市立国際版画美術館
2023年10月7日(土)~ 12月10日(日)
楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師
 一般料金:900円がパスだけで入場できます。


◆ 郷さくら美術館
2023年9月5日(火)~ 11月19日(日)
現代美人画 エキゾチックウーマン展
 一般料金:500円がパスだけで入場できます。

◆ アクセサリーミュージアム
2023年9月1日(金)~ 12月17日(日)
ちょっとしたパーティー展
 一般料金:1,000円がパスだけで入場できます。



   
10~11月のおすすめ展覧会(割引)

 東京都現代美術館 企画展示室 1F/3F
2023年7月15日(土)~11月5日(日)
デイヴィッド・ホックニー展
割引後の料金:1,840円(一般料金の460円引)
※ぐるっとパスは当日券で割引適用となります。詳細は、美術館ウェブサイトにてご確認ください。
ぐるっとパス他、各種割引を適用される方は、東京都現代美術館のチケット売場で当日券をご購入ください。

10/27 行きました。 良かった。

 → デイヴィッド・ホックニー展関連プログラム
 ラウンドテーブル「ホックニーから始める絵の話」
2023年10月15日(日)15:00 ~ 16:30(受付開始14:45) You Tube配信あり

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

◆ 東京国立近代美術館
2023年10月6日(金)~12月3日(日)
生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ
割引後の料金:1,700円(一般料金の100円引)
※割引は販売窓口でのみ適用いたします。

~ ~ ☆ ~ ☆ ~ ~

◇ イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
~12/4 2023年9月20日〜12月11日
国立新美術館

事前予約(日時指定)は不要
ぐるっとパスは、100円引き
割引後の料金:2,200円(一般料金の 100円引)
※ 割引は国立新美術館チケット売場でのみ適用。

まだまだあります。 → 10~11月のおすすめ展覧会(割引)

★  ぐるっとパス 2023年10月 ~ (最初に利用した日から2ヶ月間) 2,500円

※ 「ぐるっとパスカード」は、対象施設の販売窓口で購入し、その場ですぐに使用できます。
  電子チケット(QRコード)の購入には、Webketの会員登録が必要です。

◆ 東京都美術館 ギャラリーA・C
2023年11月16日(木)~2024年1月8日(月・祝)
上野アーティストプロジェクト2023  いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間
一般料金:500円がパスだけで入場できます。
 
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10/12 「おまもりとハンコとコイン」古代オリエント博物館へ

2023-10-18 11:09:48 | ぐるっとパスでアート展へ



★ 秋の特別展
「おまもりとハンコとコイン
-古代オリエントの偉大なる小さきものたち-」
 

古代オリエント博物館

2023年9月23日(土)~ 11月19日(日) 会期中は無休

10/12(木) ぐるっとパスで行きました。



入口、全て撮影OKです。



会場は、特別展と通常展示に分かれています。

「おまもりとハンコとコイン-古代オリエントの偉大なる小さきものたち-」 へGO!

1)護符(おまもり)のコーナー

まずは、エジプトのスカラベです。
スカラベは、創造と再生のシンボルで
たくさんの工芸品が作られたそうです。



底面に文字や模様が描かれています。



小さいところに精密な絵



ライオンの戦いが描かれている



スカラベの指輪です。前17~20世紀、かなり古い!



おしゃれ~ (*^_^*)♪



金のスカラベは、ミイラに付けられていたとか。





護符(タカラガイ)、鏡で裏の模様が見える展示です。



護符(神獣ヒヒ)、小さいんですよ!



護符(ネヘブカウ神) ヘビの神様!



護符(ミツバチなど)、めっちゃかわいい。
他にも 蝿(神様)など たくさんの展示がありました。



メソポタミアの護符、ズラリ



護符(鳥)、これも小さくて穴が開けられてます。
大事に身につけていたんでしょうね。



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

2)印章(ハンコ)のコーナー



印章の使用例(封印



円筒印章 闘争文





インダス式スタンプ印章



裏が見える展示です



楔形文字に粘土板という時代から、
アルファベットに羊皮紙と進化して、
円筒印章は、スタンプ印章に取って代わられたそうです。

スタンプ印章 新バビロニア時代




3)コインのコーナー

ローマ銀貨 3世紀




初期のコイン
リュディア王国のエレクトラム貨 前6世紀



インドの銀貨 前5~4世紀



アレクサンドロス大王の銀貨 前4世紀以降





これで 特別展は 全部見ました。
古代オリエント博物館には何度も来ているので、
コインや印章は見たことがあったけれど、
スカラベの工芸品は初めてで、すっかり魅了されました。

あなたが描いたオススメの展示品



描きました。 オススメは「金のスカラベ」


 
展示コーナーには、たくさんのオススメの絵が!



映像コーナーでゆっくり学習。

 

小さな展示物が多かったので、詳細を見逃してるかも!
耳寄りなニュースを友人が教えてくれました!
会期は11月19日なのに あわてて10月12日にでかけたのは、「図録欲しさ」のため。(*^_^*)♪
10/5,6,10,11,12,13の6日間限定で、
アンケートにご回答いただいた方へ記念品として
図録(販売価格税込1,000円)を贈呈いたします。

というわけで、最後にアンケートを書いて図録いただきました。ありがとうございます。

記念のグッズ は、マスキングテープとクリアフォルダー



楽しい特別展で、古代オリエントに ワープしましたよ!

これまでに行った「古代オリエント博物館」の記事です。(2008年~ )
 ⇒ キーワード_古代オリエント博物館

こちらも参考に!
 → 「古代オリエント博物館」:過去の展覧会
 
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10/17 特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織」大倉集古館へ

2023-10-17 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


10/17 会期も終盤、ぐるっとパスで行きました。予想以上にステキでした。

秋晴れの昼下がり、
大倉集古館へやってきました。


ポスターが並んでいます。


近づいて、


玄関を見上げる。


フロアー案内。



展示会場は、撮影禁止です。
午後1時~3時、ゆっくり楽しみました。




めも:2023/10/17 Xperia10Ⅳ で撮影


会場ではまず 大きな布が壁に展示してあります。
カラフルでおしゃれな模様。インドの伝統の染めものや織りものの布地。
そのまま、ショールやサリーとして使うんですね。 かなり大きいのにびっくりしました。
身につけるところを 紹介してほしかった~。(*^_^*)♪

ターバンもずらりと並べてぶら下がっています。
カラフルでステキ! ひとつ欲しくなりました~。(*^_^*)♪

インドの染織の技術はとても高度で、手仕事で高価な布地はヨーロッパの王侯貴族の憧れだったようです。
インド製のカシミヤ山羊の綾地綴織のショールは、作るのに3年もかかる手の込んだものなんですよ!

イギリスではなんとか手作業を機械化しようとし、やがて産業革命へと進んでいきました。
印刷技術の発達が染織に応用されたとは驚きだけど、なるほどです。
会場には 凸版ローラーによる加彩、銅板プリントや、ジャガード織りの「倣カシミールショール」(イギリス、フランス製)など ヨーロッパ製の布地もたくさん展示されています。

真っ白のモスリンも目を引きます。 薄くて柔らかそう。
チカン刺繍という精緻な刺繍が散りばめられた、夢のような生地です。
少女のワンピース。花嫁衣装。~

インドの布地は、東インド会社を経て、東南アジアや日本にも輸入されました。
独自ルートでイスラム諸国にも輸出されたそうで、モスク模様の礼拝用布などアラビア風です。

日本でも人気だったそうで、男性用に仕立てられた着物がおしゃれでしたよ。

一番驚いたのは、「牛用掛布」、華やかな赤い色の豪華なもの。神聖な牛にピッタリ!

展示された布地には穴のあいた物やツギハギのものもあり、多分長く愛用された歴史ある貴重なものなんでしょうね。
今残っているのは、主に王侯貴族などが使っていたもの。
庶民のものは、残っていないんだとか・・・。

大地のパワーに育まれたインドの人々の色彩感覚の豊かさ・華やかさを感じるとともに、技術の高さ・精密さにも感動しました。
身近にある 更紗模様のカーテンやハンカチなど、見る目が変わりそうです。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

参考:以下のサイトでは 展示の内容の写真が掲載されています。 

・ 【レビュー】 「恋し、こがれたインドの染織 ―世界にはばたいた布たち― 」大倉集古館で10月22日まで 綿布の源泉はインドにあり 2023.08.23 美術展ナビ

・ IM レポート 恋し、こがれたインドの染織  2023年8月24日

・ インドから世界に伝わった染織の魅力【特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織―世界にはばたいた布たち―】  花人日和

・ 特別展「恋し、こがれたインドの染織」東京・大倉集古館で - “色鮮やかなインド布”世界での展開を紹介 FASHION PRESS
 
    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

展示されているのは、「畠中光享さんのコレクション」です。
 どんな人? → 畠中光享(はたなか こうきょう) Wikipedia 日本画家、インド美術研究家、真宗大谷派僧侶。
 作品は? → 畠中光享 作家紹介

  

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

インドと言えば、美しい「サリー」と「ターバン」

身近なところでみかけるインドの女性は、着慣れた様子でサリーなどを身に着けています。色彩感覚が違いますね。

最近見た映画「燃えあがる女性記者たち」でも、女性記者たちが、カラフルな衣装で取材に出かけていたのが印象的でした。
 ⇒ Myブログ: 9/28 映画「燃えあがる女性記者たち」を見る

そして 映画「RRR] 最後の戦いの前に、神様に奉納されていた真っ赤な布を身にまとった主人公は、まさに神の化身でした。
 ⇒ Myブログ:3/21、25、29 インド映画「RRR」を3回も見る(*^_^*)♪

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

本:会場に並んでいた本を数冊読むことにしました。

・ アジア・中東の装飾と文様 単行本(ソフトカバー) – 2023/5/19 海野 弘 (著)

・ カンタ刺繍 そのモチーフと技法: インド・ベンガル地方で生まれた美しい刺し子の手仕事 単行本 – 2021/10/8 望月 真理 (著)

・ ジャワ更紗の美とその技法: ウィ・スー・チュン工房のバティックアート 単行本 – 2015/8/7 ピテカントロプス (編集)

  

その他の本など → インド染織 ・ インド 綿布
 
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