パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

ようこそ あれこれ楽しいブログへ!

長年利用していた Autopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」が 2022年8月1日でサービス終了。2022年5月25日に新しくGooブログを開設して、旧ブログの全記事をここに引っ越しました。 まだ記事を見直し、修正中です。(*^_^*)♪
美術館巡り、宇宙や深海のこと、手作り作品、ITパソコン、美味しいものなど 内容あれこれです。
どうぞ、よろしくお願いします。(あとりえ「パ・そ・ぼ」の ベルル)
2022秋から冬 「ぐるっとパス」で行こう ・ 空~宇宙フリーク
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「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」の講演会で石田波郷に会う

2023-11-09 09:00:00 | アートを見に行こう!
2023/10/20 開催中の展覧会 「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」 の関連講演会に行きました。

・・・そろそろ、展覧会に行かなくっちゃ!(^o^ゞ;

生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ 
公式ページ

東京国立近代美術館  1F企画展ギャラリー
2023年10月6日(金)~ 12月3日(日)


参加したのは、東京国立近代美術館 主任研究員 花井 久穂先生の講演会です。

まず最初に、棟方志功と 会場の江東区とのつながりから話が始まります。
俳人・石田波郷との交流です。 → 石田波郷 Wikipedia

講演会の会場「砂町文化センター」には、石田波郷記念館があります。
これまでも記念館には何度か足を運んでいて、常設でお二人の交流を示すものがあったのに、ぜんぜん意識して見ていませんでした。
今回 棟方志功と関連したものを特別に展示しているとのこと。講演会が終わって 改めて見てきました。

「板画家・棟方志功と俳人・石田波郷」コーナー 
写真はこちら → Facebook 「砂町文化センター・石田波郷記念館 10月20日」

・ 棟方志功筆の扁額「風鶴」、改めて見ましたがステキです!
・ 日本を代表する巨匠・棟方志功が、俳人・石田波郷の句集『胸形変』を元に制作した木版画集「胸形変板画巻」。
・ 惜命板画巻 (1957年) - 石田 波郷 (著), 棟方 志功 (著) 。
   惜命(しゃくみょう)は、石田波郷の俳句集。昭和25年(1950)刊行。自身の結核の闘病生活を題材にしている。
・ 棟方志功の画に、 石田波郷の賛。

さて、講演会では、棟方の生い立ちから作品の変遷などについて、わかりやすく解説され、すごく面白かったです。
棟方は、自身の作品を これまでの版画の作成方法と違う「板画」として作成。
生まれは青森、早くに上京し定住したのは東京、活躍の場は世界です!
戦争で疎開した 富山県福光で豊かな自然や多くのお寺の影響を受け、新たな境地に至ったとのこと。
棟方の作風はずっと変わらないと言われるけれど、年月や住まいの移動とともに変化しているそうです。
民芸と棟方のつながりは重要。
 1936年(昭和11年)作の 佐藤一英の詩を元とした「大和し美し」は、棟方の出世作となり、ここから民芸の人々と深く交流し多くの影響を受けていきます。
棟方は多くの芸術家や知識人と知り合い、自身の芸術を深めかつ活動のチャンスや場を広げた幸運な人だと思いました。

講演は、豊富なスライドと わかりやすいお話で あっという間の2時間。
最後に 質疑応答もあり、参考になりました。

これから、展覧会に行く予定です。 楽しみ!

 → 棟方志功 Wikipedia

◆ NHK主催展覧会 関連文化講演会

「メイキング・オブ・ムナカタ -棟方志功のつくり方-」講演会

2023年10月20日(金) 14時00分 ~ 15時50分
砂町文化センター 3階 第1.2研修室
講師 花井 久穂(東京国立近代美術館 主任研究員)
イベント内容
棟方志功は砂町ゆかりの俳人・石田波郷と親交がありました。
その棟方の展覧会「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」関連文化講演会を行います。


(これまで「棟方志功」の作品を見ることはありましたが、当ブログには記事はありません;;)

読みたい本
棟方志功の原風景 単行本 – 2015/4/20 :長部 日出雄 (著, その他)
TV NHK 日曜美術館 『棟方志功 板の生命を活かす』
[Eテレ] 2023年10月15日 午後8:00 ~ 午後8:45 (45分)
海外で数多くの賞に輝き、“世界のムナカタ”と呼ばれた版画家、棟方志功。
版木すれすれに眼を近づけて猛烈なスピードで彫っていく棟方。
自らの作品を、「版画」ではなく、板の声を聞き、板の命を活かす「板画」だと宣言した。その迫力あふれる作品を紹介する。
番組では、棟方志功の代表的な版画作品を、棟方自身の文章によって紹介しながら、「白と黒」「裸婦」「文字」などのキーワードで棟方作品の特徴を浮かび上がらせていく。
【ゲスト】棟方志功研究家…石井頼子,作家…原田マハ,版画家 東京藝術大学教授…三井田盛一郎,【語り】柴田祐規子
番組ページへ



講演を聴くと、展覧会が楽しみです。行く前にWebサイトをみておきましょう!
「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」

見どころ
国際展受賞作から書、本の装画、商業デザイン、壁画までー「世界のムナカタ」の全容を紹介

代表的な板画作品はもちろん、最初期の油画や生涯にわたって取り組み続けた倭画に加え、高い人気を博した本の装幀や、長く大衆に愛された包装紙の図案など、優れたデザイナーとしての一面も取り上げ、棟方芸術の全貌に迫ります。
青森ー東京ー富山、棟方の暮らした土地をたどる、初の大回顧展

生誕120年という節目をとらえ、棟方志功が芸術家として大成していく過程のなかで大きな影響を与えた土地である三つの地域―故郷・青森、芸術活動の中心地・東京、疎開先・富山―を、最大規模の回顧展として巡回します。
棟方畢生の超大作、久々の公開

縦3メートルの巨大な屏風《幾利壽當頌耶蘇十二使徒屏風》(五島美術館蔵)を約60年ぶりに展示、また、ほとんど寺外で公開されることのなかった倭画の名作《華厳松》(躅飛山光徳寺蔵)は通常非公開の裏面とあわせて展示します。

※ 会期中一部展示替えがあります。

さて、国立近代美術館では、展覧会に関連したイベントが多く開催されるようです。
以下にメモっておきます。

◆ 2023.10.7 生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ|ドキュメンタリー映画『彫る 棟方志功の世界』上映会+アフタートーク

国際的に活躍した版画家・棟方志功の芸術と日常生活に密着したドキュメンタリー映画『彫る 棟方志功の世界』(1975年、41分)。
監修は美術評論家の河北倫明、製作は草壁久四郎、監督は柳川武夫。
1976年ベルリン国際映画祭記録映画部門グランプリなど、国内外の映画祭で高い評価を得た棟方の記録映画を上映します。
アフタートークには、棟方志功の孫であり、本展に学術協力をいただいた石井頼子氏をお招きし、
研究家として、そして家族としての視点から、映画制作にまつわる秘密と棟方の知られざる一面をお話しいただきます。

開催日時 2023年10月7日(土)14:00-15:30(開場は13:30)
登壇者 石井頼子氏(棟方志功孫・棟方志功研究家)
会場 東京国立近代美術館 地下1階講堂
定員 140名(先着順 全席自由)
参加方法 参加無料(観覧券不要)
開催当日の10:00より、1階インフォメーションカウンターにて整理券を配布します。
整理券は、定員に達し次第、配布終了となります。
整理券の配布枚数はお一人につき1枚まで、参加者ご本人が直接お受け取りください。


◆ 2023.11.11 生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ|スライド・トーク

東京国立近代美術館と棟方志功の間には、深い縁があります。
棟方がグランプリを受賞した1956年のヴェネチア・ビエンナーレの出品には、
東京国立近代美術館のOBである美術評論家の今泉篤男が関わっています。
吉阪隆正が設計した日本館の展示空間には、驚くべき展示戦略がありました。
棟方志功はいかにして「世界のムナカタ」になっていったのか。
掌サイズの葉書から本の装幀や商業デザイン、公共建築の壁画、テレビやラジオ出演まで、
様々なメディアを通して版画の可能性を広げた道程―「メイキング・オブ・ムナカタ」をお話しします。

開催日時 2023年11月11日(土)14:00-15:00(開場は13:30)
※ 本展チラシに記載している時間帯から変更になりました。ご了承ください。

登壇者 花井久穂(本展企画者、東京国立近代美術館主任研究員)
会場 東京国立近代美術館 地下1階講堂
定員 140名(先着順 全席自由)
参加方法 参加無料(観覧券不要)
開催当日の10:00より、1階インフォメーションカウンターにて整理券を配布します。
整理券は、定員に達し次第、配布終了となります。
整理券の配布枚数はお一人につき1枚まで、参加者ご本人が直接お受け取りください。



東京国立近代美術館は、よく行きますので、リンクを作成しました。
 ⇒  Myブログ:「近代美術館へ行く」で検索
 
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◎4/26 憧れの「没後50年 鏑木清方展」東京国立近代美術館へ行く

2022-04-26 20:51:19 | アートを見に行こう!
キーワード : 「近代美術館へ行く」

★ 東京国立近代美術館 2022.3.18 ~ 5.8

企画展 没後50年 鏑木清方展

三部作をはじめとする109件の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展



めも:2022/04/30 PowerShot SX730 HS で撮影


2022/4/26 行きました。ステキでした。

前々から気になっていた 鏑木清方の展覧会。
憧れの 《築地明石町》を是非見たいと思っていたのですが、桜の頃は人が多いんじゃないかとか、今日は寒い、今日は雨と、なかなかチャンスがなくて・・・。
4/26(火)夜の「ぶらぶら美術・博物館 - BS日テレ」で放送されると、一気に観客が増えるかも! というわけで、その日の午後小雨の合間を縫ってでかけました。

会場は、並ぶことなくチケットが買え、ロッカーに荷物も入れられる程度の人で、会場内は落ち着いた雰囲気。ゆっくり見ることができました。
和服の女性も数人いらして、絵の雰囲気に溶け込んでいます。 うらやまし~い。

展示の最初は、日常生活が細かく描かれたスケッチ風のイキイキとした絵です。
明治の人たちの暮らしぶり、見れば見れほど発見がありそう。
そして、お目当ての 三部作が凛と並んでいます。
やっぱり、黒い衣装に憂いを帯びながらもキリッと振り返る女性を描いた《築地明石町》、最高です。
鏑木清方は、明治時代が好きで その時代を描き続けた画家ですが、
私には、夜会巻きのこの女性は、「大正」を具現しているように見えます。

鏑木清方は、歌舞伎や小説に造詣が深く、絵には多くの意味が込められているそうです。
樋口一葉の『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』、泉鏡花の作品、歌舞伎などをもっと知れば、絵の世界が広がることでしょう!

その夜見たTV「ぶらぶら美術・博物館 - BS日テレ」に登場された学芸員さんは、それは楽しそうに作品について語るのですが、とても語り尽くせないようでした。
録画をじっくり見直して、もう一度会場へ行きたいです!

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

2019年11月17日 行きました!

★ 東京国立近代美術館 11月1日 ~12月15日
 鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開
 東京神田に生まれ、挿絵画家として画業をスタートさせた鏑木清方(1878-1972)は、美人画で上村松園と並び称された日本画家です。
今年、当館では、清方の代表作として知られながら、1975(昭和50)年以来所在不明であった《築地明石町》と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》の3点を新しく収蔵しました。
これを記念し、三部作のお披露目と、所蔵の清方作品をあわせた特別展示をおこないます。
小規模ですが、重要文化財《三遊亭円朝像》や12幅対の《明治風俗十二ヶ月》など、粒よりの名作が並ぶ贅沢な展示です。

美しく情緒豊かな女性たち。 さり気なく書かれた江戸~明治時代の風物や暮らし。
美しい絵は、何度見ても見飽きない。ステキな展覧会でした。


 → 鏑木清方の本

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

じつは、以前(2017年) 鎌倉の 鎌倉市鏑木清方記念美術館 に 友人と行ったのですが・・・。
 ⇒ Myブログ:6/6 友人と鎌倉プチ旅行

 

もう一度行きたいと思ううちに、コロナ禍になって、残念。

参考
・ 「ぶらぶら美術・博物館 - BS日テレ」2022年04月26日 放送
  #405 東京国立近代美術館「没後50年 鏑木清方展」
   〜幻の最高傑作が揃い踏み!“美人画”に込められた温かいまなざし〜

・ 樋口一葉 - Wikipedia 1872年5月2日(明治5年3月25日)- 1896年(明治29年)11月23日

・ 泉鏡花 - Wikipedia 1873年(明治6年)11月4日 - 1939年(昭和14年)9月7日

・ 鏑木清方 - Wikipedia 1878年(明治11年)8月31日 - 1972年(昭和47年)3月2日
 
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※「高畑勲展」東京国立近代美術館に行く

2019-09-20 22:02:00 | アートを見に行こう!
キーワード : 「近代美術館へ行く」


 高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの特設サイト

東京国立近代美術館 7月2日(火)~10月6日(日)

 本展覧会では、絵を描かない高畑の「演出」というポイントに注目し、多数の未公開資料も紹介しながら、その多面的な作品世界の秘密に迫ります。

2019/9/20 行きました。 予想以上に面白かった。

竹橋の 「東京国立近代美術館」に着きました。



高畑勲展 です。


会場の外に ハイジの家の再現コーナー。


展示会場に入りましょう。 (撮影不可です)

最初に出会うのは、高畑さんと宮崎さんが並んで座っている写真。
まるでそこにいらっしゃるかのようで、ちょっと驚き!
そして、日本と世界のアニメーションの長~い年表が、興味深い。

展示内容は、年代を追って進みます。

1968年公開の 映画「太陽の王子 ホルスの大冒険」のコーナーは、
若き高畑監督の仕事ぶりが伺える多くの資料があり、すごく充実した内容です。
アニメーション映画がどういうふうに作られるのか、そこにどんな工夫がされているのか よくわかります。
映画「太陽の王子 ホルスの大冒険」 みてみたいですね!

TV名作シリーズ 「アルプスの少女ハイジ」(1974年)、「赤毛のアン」(1979年)などは ずいぶん後で再放送をみました。テーマ音楽を聞くだけで楽しい気分が蘇ります。

毎週毎週放送される番組を多くのスタッフで効率よく作業するため考案された「レイアウトシステム」など。
高畑監督の書いた資料がたくさんあるのですが、ちょっと丸文字系でとても読みやすいのがいいなと思いました。
一緒に仕事をする人たちがさっと読める文字、これはスムーズな情報共有におおいに役だったことでしょう。

ハイジの撮影コーナーがあります。

アルプスの少女ハイジのすんでいる世界のジオラマ。


ハイジとおじいさんがいますよ。


めも:2019/09/20 CX2 で撮影


会場は、更に多くの作品が紹介されます。
事前にTVで、「NHK 日曜美術館」や 「ぶらぶら美術博物館」をみましたが、そこでは紹介されなかった作品の展示もあって 興味深かったです。

マンガ本で読んだ「となりの山田くん」が動く!! アニメーション、最高に面白い。
簡単そうな線画をアニメーションにするのは、これまで以上に手間がかかるなんて思いもしませんでした。 o(*'o'*)o

高畑作品には、常に新しいことへの挑戦があります。
アニメーションの背景もリアルから超リアル、そして余韻のある水彩画と変化していくのが作品と相まって素晴らしいの一言!
こだわりの背景画をじっくり見ることができてよかった。

そして最後は、「かぐや姫の物語」のコーナー。
壁面には 3~4箇所 大画面のアニメーションが流れています。
高畑監督のやりたかったこと、手書きの線による表現が作品になっていきます。

じつは、この映画は迷ったけれどみていません。
高畑監督こだわりの、姫が走るシーン。 予告編ではあまり好きでなかったからです。
今回会場で映し出されたアニメーションの中では、「捨吉と姫が空を飛ぶシーン」 あれが一番好き!
今度TVで放送されたら「かぐや姫の物語」、絶対みます。(*^_^*)♪

展示会場は、丁度いいくらいの入場者で ゆっくり見ることができました。
最後は、グッズコーナーを眺めて、2時~4時半という長時間があっという間に過ぎました。

高畑監督が「日本のアニメーションに残したもの」が、こうして網羅的に展示されることで、若いアニメーターにもいい刺激となり これからも素晴らしい作品が生まれるでしょう!(*^_^*)♪

東京国立近代美術館「所蔵作品展」も見たかったけれど、ちょっと疲れたのでまた次回。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

参考
・ 高畑 勲 展 - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

・ “日美”が初のアニメーションを特集! 高畑勲のリアルとは?
 日曜美術館 2019年9月8日(日)[Eテレ]前9:00 
     【再放送】9月15日(日)[Eテレ]後8:00
日曜美術館「アニメーション映画の開拓者・高畑勲」
 アニメーション映画は「思想を表すことができる」「ただのファンタジーではない」と信じ、リアリティーを追求し続けた高畑勲。その熱き信念をゆかりの人々が語る。
 「アルプスの少女ハイジ」「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」。高畑勲監督は背景や人物表現のひとつひとつに、臨場感や説得力を追求した。
 遺作「かぐや姫の物語」は構想から50年を経て制作へ。アニメーションの常識を覆す表現が生まれた。
 高畑の助手を務めたこともある「この世界の片隅に」の片渕須直監督と、かぐや姫の声優として、高畑の演技指導を受けた女優・朝倉あきが、高畑が現代に残したメッセージをよみとく。
【ゲスト】アニメーション監督…片渕須直,女優…朝倉あき,
【出演】美術史家…辻惟雄,アニメ美術監督…山本二三,アニメーション監督…ミッシェル・オスロ,映像研究家・亜細亜大学講師…叶精二,【司会】小野正嗣,柴田祐規子


・ 高畑勲展@東京国立近代美術館に行ってきました!中川大志さんの音声ガイドがイイ! 2019年7月6日

・ ぶらぶら美術博物館 2019年09月10日 放送
 #321 高畑勲展 「ハイジ」から「火垂るの墓」まで ~ジブリアニメのルーツに迫る…宮崎駿との秘話~

 #321 高畑勲展「ハイジ」から「火垂るの墓」まで You Tube


・ 【tv】ぶらぶら美術博物館「高畑勲展」~ ・*・ etoile ・*・
 
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◎「MOMATコレクション」東京国立近代美術館へ行く

2018-08-29 12:41:00 | ぐるっとパスでアート展へ
キーワード : 「近代美術館へ行く」

ぐるっとパス 2018/6/17~8/16 (2ヶ月)


6月5日- 9月24日の所蔵作品展のみどころ → 出品作品リスト
 MOMATコレクションにようこそ! 
20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めてご紹介します。
4階第1室は「ハイライト」。当館選りすぐりの名品が凝縮されています。2室から12室までは、おおよそ時代順ですが、部屋ごとにテーマをたてて、各時代の美術と社会の関係をさまざまな角度から見ることができます。

また今回は、明治150年にちなんで、ふだんは日本画を展示する3階の10室で「明治後期の美術」を特集します。今年度、新たに重要文化財に指定されることになった和田三造《南風》をはじめ、文部省美術展覧会の草創期の作品や、大正時代の個性的表現を予感させる作品などをご紹介します。

2階では、昨年度新たに購入した、戦後アメリカを代表する彫刻家のひとり、デイヴィッド・スミスの作品にご注目ください。
また2階ギャラリー4では美術評論家・詩人の瀧口修造を中心とした小企画を開催します。

■ 今会期に展示される 6点の重要文化財(1点は寄託作品) →  画像と解説
原田直次郎 《騎龍観音》(1890年) 寄託作品(護國寺蔵)
新海竹太郎《ゆあみ》(1907年)
和田三造《南風》(1907年)
萬鉄五郎《裸体美人》(1912年)
土田麦僊《湯女(ゆな)》(1918年)*7月31日-9月24日 展示
中村彝《エロシェンコ氏の像》(1920年)

8/15 行きました
東京国立近代美術館



入口に、モニュメントがあります。


「ごみの壁」という作品


身の回りのゴミが、キューブに埋め込まれています。


さぁ、中に入りましょう。

所蔵作品展 MOMATコレクションは、4階から見て行きます。

まずは、4階 見晴らしのいい部屋からの眺め


めも:2018/08/15 CX2 で撮影


展示は、近代の有名な日本の絵画など。
これまで見たことのある作品もありますね。

西洋の絵画を取り入れて 抽象風にした絵からは がんばっているのが伝わってきますが、見ると疲れます・・・。
作家の個性が表現された作品でも、好きなものの前で自然と足が止まります。
やはり、日本画はいいですね。 美しいしホッとします。
「明治後期の美術」の特集も面白かった。

2階で開催されている企画展も見ましたが、それほど好きな作品はありませんでした。

2018.6.19 - 9.24 企画展

瀧口修造と彼が見つめた作家たち
コレクションを中心とした小企画
Takiguchi Shuzo and the Artists Who Captivated Him

夏の午後、名作に囲まれステキな時間を過ごしました。

こちらも見てね
 ⇒ Myブログ:「金剛宗家の能面と能装束」三井記念美術館に行く
 ⇒ 竹橋の水草(ヒシ)がびっしり ~ Myブログ「散歩道の野草と風」
 
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※「美術にぶるっ!展」国立近代美術館へ行く

2012-12-01 20:36:00 | アートを見に行こう!
キーワード : 「近代美術館へ行く」

美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年

  2012.10.16~2013.1.14 東京国立近代美術館



2012/12/1 雨が心配だったけれど、 国立近代美術館へ行きました。
この日は、国立近代美術館開館記念日で入場無料、ラッキー。
1952年の12月1日に開館したことを記念して、この日は、美術館本館・工芸館・フィルムセンターのすべての展覧会をどなたでも無料でご覧いただけます。ニュース

会場は、美術館全体。 大勢の人で賑わっています。



絵を見たり、イベントの缶バッジを作ってもらったり、
閉館までじっくり遊んだ。 面白かった。

写真撮影OKの作品も多く、ちょっとだけ撮影しました。

小林古径 機織(はたおり)


一番気に入った絵は、これ。 川端龍子の「草炎」
草が3Dで屏風から飛び出してきます。
こちらもどうぞ ⇒ Myブログ「散歩道の野草と風」
 



ジグゾーパズルのコーナーも!


手 自分の手でポーズしてみましょう! 難しいです。(^^ゞ


箱を並べる作品。ビデオ上映と使った箱。


マックス・ペヒシュタイン版画集


閉館時間です。外に出ると 夕闇が迫っています。



グッズ、A4ダブルクリアフォルダー、

 

記念の缶バッジ作成。


めも:2012/12/01 RICOH PX で撮影

 
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※「小野竹喬展」東京国立近代美術館へGO!

2010-04-12 13:04:00 | アートを見に行こう!
キーワード : 「近代美術館へ行く」

生誕120年 小野竹喬展

東京国立近代美術館
2010年3月2日(火)~4月11日(日)

最終日に、見に行きました。




小野竹喬 (Ono Chikkyo) については、ぜんぜん知らなかったけれど、
ポスターの絵がとてもステキで、ぜひ見に行きくなりました。

展示された作品は、若い頃から亡くなった89歳まで。
 新しい時代の日本画です。
写生を重視していたそうですが、色がきれいで 構図がデザインっぽいのが、とても魅力的です。
モチーフは自然、景色や植物。 特に 水 です。
 風景に溶け込んだ人物も描かれています。
晩年の、芭蕉の俳句をイメージした絵も、一作ごとに違った魅力が伝わってきます。

headphones 最近は、絵のポイントを知るため 音声ガイドを利用することがありますが、
本展では、竹下景子さんの語りと、モニターに関連画像が出たり すごく工夫されていました。

bus 興味のある方は、こちらもどうぞ!
 → 竹喬美術館 - 岡山県笠岡市公式ホームページ



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※「平山郁夫 祈りの旅路」展:東京国立近代美術館へ行く

2007-10-26 23:56:00 | アートを見に行こう!
キーワード : 「近代美術館へ行く」

『 平山郁夫 祈りの旅路 』を、会期終わり近くの 10/19に、東京国立近代美術館へ見に行きました。
   感動! です。

平山郁夫氏の絵は以前から 大好きで 展覧会にも足を運び ステキな 「シルクロードのデッサン」 のカレンダーを飾ったり!
TV等でも、その作品制作の様子や活動について知り、人間的にもすばらしい方だと思っていましたので、今回はとても楽しみでした。

展覧会から帰っても、感動が 強すぎて 紹介したくても、ブログにはなんて書いていいのかわからないまま、会期が終わりました・・・。

★ おまけ~10/26になって、描いてみました。 
 ⇒ シルクロードの遺跡 ~ Myブログ「ベルルのお絵かき・ふりーく」

東京の次は、広島で開催 です。 お近くの方はどうぞ足を運んで下さい。

 広島で被爆され、今年77歳、画業60周年の平山氏は、
      戦争体験を告発するのではなく、それを乗りこえ、 
絵を通して 平和を願い  過去と現代を見つめて 活動しています。

会場では、「画家本人が語るの解説」 をイヤフォンガイドで聞きながら、鑑賞することができました。 ビデオ上映もとてもよかったです~。

 本の紹介 ~ たくさんの画集や本から選びました。 

 ● 薬師寺への道―大唐西域壁画 (大型本)

 ● 平山郁夫の世界 (大型本)

 ● シルクロード (平山郁夫全集)

 ● SOS世界危機遺産 (小学館文庫)

 ● 芸術がいま地球にできること―平山郁夫対談集 (単行本)

 ● 私の青春物語 単行本 – 1997/4/11 平山 郁夫 (著)

  

    ♪   ---   ♪   ---   ♪   ---   ♪

 『平山郁夫 祈りの旅路』  ⇒ 詳細はこちら
  Ikuo Hirayama: A Retrospective ― Pilgrimage for Peace 
  東京国立近代美術館 企画展ギャラリー 
  2007年9月4日(火)~10月21日(日)

  巡回情報 広島県立美術館 2007年11月2日(金)~12月24日(月・振休)

今回見逃した方も、展覧会・本・画集などの 情報はこちらで 
 ⇒ 平山郁夫展 ホームページ と 平山郁夫美術館

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