ザ・ビューティフル展
三菱一号館美術館
1月30日~5月6日 (4月28日、5月5日は開館)
19世紀後半の英国では、唯美主義者と呼ばれる前衛芸術家たちが追い求めた「新たな美」が大衆にまで広がって、壮大なムーヴメントへと発展しました。
本展は、好評を博した国際巡回展をもとに当館のために新たに構成した日本初の唯美主義展です。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館所蔵作品を中心に、油彩画、家具工芸品をはじめとする約140点によって、独創的な美と悦楽の世界を展覧します。
三菱一号館美術館には、行きたいなと思いつつ これまでチャンスがなかった。
友人から、展覧会のチケットを貰ったので、近日中にGO!
2014/5/1 行きました。
ザ・ビューティフル展 タイトル凄すぎ!
展示だけでなく、建物も興味があります。
⇒ Myブログ:三菱一号館美術館へ
唯美主義展は、日本初。
知らないことばかりだと思うので 音声ガイドを借りましょう!
解説は、展覧会の監修者 スティーヴン・キャロウェイ氏
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 元学芸員です。
19世紀英国の“美”を堪能しましょう!
フレデリック・レイトン《 パヴォニア》
フレデリック・レイトン《 母と子(さくらんぼ)》
唯美主義の美術は、これまでのしがらみ? から解き放され、美のためだけに描くってことです。
それまでの絵画は、宗教的なモチーフや神話のストーリー、暗喩が散りばめられていました。
そういうものとは無縁、デザインや色など美しいものを表現しています。
女性もこれまでとは違う新しいスタイル・個性を持っています。
時代の転換期だからでしょうか。
王侯貴族だけではなく、一般の人の暮らし全体もレベルアップしてきたんですね。
それにともなって 美意識が高まり 家具など身の回りの物も、
大量生産の安価で粗悪なものではなく、洗練されたものが好まれたようです。
日本の芸術も大人気で、背景や小物から表現の仕方まで、ずいぶんと取入れられています。
そうは言いつつも、この展示には、寄せ集め感も免れません。
唯美主義には 超感動!というわけには行きませんでした・・・。
めも:2014/05/01 CX2 で撮影
日本初の唯美主義展 →
見どころは、
アルバート・ムーア《 花 》 エドワード・バーン=ジョーンズ《 ブローチ 》
フレデリック・レイトン《 パヴォニア 》 エリザベス・ハミルトン《 壺 》
ウォルター・クレイン《 奥方の部屋 》 ウィリアム・ド・モーガン《 大皿 》
◇ 世界を虜にする唯美主義の国際展が日本初上陸。
19世紀後半の英国では、唯美主義者と呼ばれる前衛芸術家たちが追い求めた「新たな美」が大衆にまで広がって、壮大なムーヴメントへと発展しました。
本展は、好評を博した国際巡回展をもとに当館のために新たに構成した日本初の唯美主義展です。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館所蔵作品を中心に、油彩画、家具工芸品をはじめとする約140点によって、独創的な美と悦楽の世界を展覧します。
同時代の東京に建てられた三菱一号館。英国的な建築空間で、唯美主義へ想いを馳せて。
英国人ジョサイア・コンドル設計の三菱一号館(1894年竣工)は、唯美主義最盛期に英国で流行した「クィーン・アン様式」の建物。 19世紀末のヒューマン・スケールな展示空間で同時代の絵画や装飾美術約140点をご堪能ください。
三菱一号館美術館の建物も、興味あります。
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マロニエ (ベニバナトチノキ) ~ Myブログ「散歩道の野草と風」