テレダインのロゴの入ったものが入荷してきた。
Teledyne LeCroyはオシロスコープで有名だが、Teledyne CETACという会社のものが来た。
こういうやつ。オートサンプラーといって、試験管にチューブを突っ込んで順次吸い上げてくれるものである。
手動で、順次切り替えると2分か3分ごとに手を動かさないといけないけど、自動でやってくれるのでサンプルが100個あっても順次装置に送り込んでくれて便利である。買ったのはASX-280というもので、120個の試験管まで載る。
これにハミルトンの電動シリンジをくっつけたものも発売されていて、希釈作業が行える。
任意の体積の液体を吸って吐き出し、そこに別の液体をまた任意の量吸って吐き出すことができるので、希釈というプロセスをすべてカバーできると考えた。
液体Aから0.1mlとって、液体Bから0.2mlとって、合計が10mlになるように液体Cを足す、みたいなことができるのだが、なれるまでちょっと時間が掛かりそうだ。
吐出を勢い良くやると試験管の底で液体がUターンして上に吹き上がるので、吐出量はちょっと調整する必要がある。
失敗したくないので、ゆっくりでもいいから、吐出を控えめにしようと思ったが、今度はノズルの先端に液滴が残るなどのこともある。いい塩梅を見つけるのに苦労するぞ、これ。