バイクのバッテリーの元気がなくなってきている。最近エンジン始動せず、立ち往生気味になることがある。
部屋に持ち帰り、電源装置から充電すると1A流しているだけなのに17Vくらいまですぐに電圧が上がってしまう。コレはなんかまずいかも・・・
電池の内部抵抗が大きいのだろうと思ったので、パルス的な電流で充電するといいよ、みたいな話を思い出してやってみることに。
回路はLM555タイマICを使った簡単な回路。
部屋に持ち帰り、電源装置から充電すると1A流しているだけなのに17Vくらいまですぐに電圧が上がってしまう。コレはなんかまずいかも・・・
電池の内部抵抗が大きいのだろうと思ったので、パルス的な電流で充電するといいよ、みたいな話を思い出してやってみることに。
回路はLM555タイマICを使った簡単な回路。
サルフェーションを起こした鉛バッテリーは硫酸鉛が結晶化して絶縁被膜作ってるから、この回路は絶縁膜を耐圧破壊するのに効果があると思います。
しかし、単なるサルフェーション状態じゃなく、劣化したバッテリは電極がボロボロになって極から浮遊してしまっているので、何やっても効果は薄いでしょう。
充電電圧が正常化したなら、単なる充電不足でサルフェーションを起こしていたのではないでしょうか。
この回路、負荷を接続しないで電源入れるとFETが耐圧破壊ですね。
ゲート容量を高速でドライブできるようにトランジスタでバッファされているし。
10Ωはディスチャージ電流ピークを抑えるためですね。
完璧ですね!(^^)
んで、サルフェーションが回復して正常電圧で充電できるようになったら、満充電後に、
さらに別のフローティング充電器(定電圧充電)で1週間以上の追充電をするといいですよ。
というのは電極が絶縁破壊された部分から充電されていくので、電極全体の硫酸鉛結晶が還元されるにはかなりの時間が必要だからです。
それに各セル間の電圧バランスもそろっていきますしね。
温度が25℃以下の状態で、14.5Vのフローティング充電です。
温度が高いと熱暴走しやすいので、今の時期は難しいかな。
バッテリーたぶん過放電で弱っていただけかと思います。今は結構順調にうごいています。
FETが耐圧破壊するのは分かっていたのですが、結構電流を流すのでバリスタとかでも電力がきわどいかとおもって入れないままにしてます。
実際に動作確認の時はドレインとコイルを繋がないでおいて試験して最後に配線しました。通電即破壊なので電源を入れるときはかなり注意してますけどね。
電池側から電圧を拾ってきてタイマーICのトリガーをキャンセルするような回路にしてもいいかもしれません。電池電圧5V超えないと発振しないようにするとか。
回路はいろいろ寄せ集めですよ。ゲートドライブ回路もいっちーに昔教えてもらった回路と同じです。10Ω抵抗はご指摘のように充放電電流の制限で入れました。容量小さくてもトランジスタ位破壊できそうな容量がありそうなので。
フローティング充電はこんどやってみます。今はバイクに毎日乗っているのでフローティングで1週間充電しっぱなし、ってのが厳しいです。