日々の記録

ほどよく書いてきます。

渦電流による鋼材のクラック発生検出

2016年10月26日 02時05分13秒 | 電子工作

まだアイディアの段階で具体的には動いてないからメモ代わりに。

オートグラフ(引張試験機)で物に荷重を与え、破壊する荷重を求めているが、破壊点が明瞭にわからない。クラックが走っていくのだが完全に壊れないのである。

健全な部品は一気にクラックが走り、荷重が変動するのだが、問題のある部品はクラックがゆっくり進展するようで、荷重変化からの検出は難しい。

クラックが入るのは間違いないので渦電流などで検出できるだとうと踏んでいる。

調べてみると1kHz程度の周波数で十分に検出できるらしい。オーディオアンプでも増幅できる周波数帯なのでかんたんなファンクションジェネレータとオーディオアンプでコイルに通電し、流れる電流・電圧をオシロでモニターorなんとか位相を検出してクラック入ったタイミングを検出できるのではないかと悶々と考えている処。

 

部品が鉄なので、コイルを使った発振回路を作っておき、クラック発生でコイルのLが変化するようにしておき、共振周波数がずれるのを検出しても良いかもしれない。

 

部品が小さくてひずみゲージが貼れないので変わり種のアプローチを検討中。

コメント (2)
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