ふとしたことで、2Vまでランプを点灯しておき、それ以下ではランプ消灯といった回路が必要になった。
赤色のLEDを使うので、1.5Vが電圧の下限です。
スパっとLEDを消灯したいので、LM393などのコンパレータを使いたいのだがこれらは電圧下限が2Vで1.5Vでは動かない。動くかなと期待してやってみたけど、ダメだった。2VでLEDを消灯できるのだが、1.8VくらいからまたLEDが点灯してしまう。IC内部のバイアスが不足して動かなくなるのだろう。
昔、消費電流を小さくするのが目的でCMOSのオペアンプを買ってあった。型番はNJU7001, NJU7002。210円と315円。ちと高いな。
秋月電子のNJU7043Dなんかは1.8Vから動くらしいが、やはり1.5Vまで動いて欲しい。いや、もしかしたら動くのかな?LM393みたいに2V下回るとお休みなさいなICかもしれないけど。
こんな時はやはりHT7750なんかを使って昇圧して5Vくらいの電源を作っておいたほうが勝手がいいよね。300円のNJU7002を使うよりも、LM358とかLM393など安い部品を使えるし。でも、ちょっと組み立てるの面倒になるんだよね。
ふと思うのだが、オペアンプを使うより、ADC内蔵のマイコン(ATTiny13A 50円)を使えばLEDの点灯やら点滅やら点滅パターンやらいろいろ組めるし、ソフトウェア的に後から設定変更できるから、コンパレータ的な使い方をするだけだったらマイコンのほうが幅広くいけそうにも思うのですよ。