緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

読み聞かせながらも、泣けてきます

2008年03月14日 | 本の紹介

我が家の読書習慣についてはこちら↓の記事を見てね♪http://blog.goo.ne.jp/papan22/e/d5b46393de077e1e8940af3220211ef8

手持ち(購入した本)の中から一冊。
今娘がはまっている本といえばこれでしょう。
「八郎」
私も読み聞かせるたびに、胸が熱くなり、こみ上げてくるものが
あります。娘が寝付いてしまっても、なお続きを声を出して読ま
ずにはいらません。

「八郎」を読んだことがない方も、「モチモチの木」はご存知の方
が多いのでは?独特の切り絵が印象的ですよね。
「八郎」はモチモチ木の作家斎藤先生と、滝平先生のゴールデン
コンビ?の作品です。ほかに「花さき山」などがあります。

秋田の八郎潟の由来を民話風に書いています。
八郎は荒れた海から村人を守るため、自分の身を犠牲にします。
でも、自己犠牲の賛美ではないです。体中の骨の芯から湧き出る
本能として、熱い愛情を感じます。

海と八郎の戦い・・このスケールの大きさは、翻訳本にもないでしょう。
そして・・・「八郎」は全部秋田弁で書かれています。その語りかけるよ
な温かみを読むたびに感じることができます。
我が家では、一度目は標準語に読み替えて読み聞かせ、二度目
以降は秋田弁で読んでいます。

先日秋田の友人から電話があったので、ついでに少し秋田弁の指導
受けました。「まあ」みたいな意味の、「まんつ」という言葉の「つ」は
「つ」と「づ」の間くらいの発音だそうです。
いやあ 奥が深いわ~ 
いつかこの本を秋田弁で完璧に読めたらなあ・・・最後まで泣かずにね

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