「どのように指導したら……」中学校ダンス必修化で8割の教師が「困惑」(マイナビニュース) - goo ニュース
メニコンは7月13日から15日にかけて、中学校で必修となったダンス授業に関するアンケートをインターネットで実施した。
対象となったのは、20~50代の教師200名。
まず、「ダンスの指導について、困ったことはありますか?」と質問したところ、「困ったことがある(59.5%)」「いつも困っている(21%)」と約8割が困っていると回答。その理由として、「自分自身がダンスをした経験がない」、「自分自身の経験不足」「どのように指導してよいか分からない」など自身のダンス経験の不足さや指導方法の不明点などが多いことが分かった。
さらに「ダンスの学習、特にヒップホップの学習について、児童・生徒はうまく学習することができていると感じますか?」と尋ねたところ、「うまく学習できていない児童・生徒はいる(72.5%)」、「多くの児童・生徒がうまく学習できていない(19%)」と9割以上の教師が回答。その理由として「指導力不足や、思春期ならではの恥ずかしさ」「教師自身があまり得意としていない」「リズム感に乏しい子供もいる」などが上げられた。
また、ダンス学習において望ましい教材は「動画で学ぶことができるもの(72.0%)」「楽しみながら学ぶことができるもの(53.0%)」に支持が集まった。教師は見るだけで簡単に楽しくダンスを学ぶことができる教材を求めているようだ。
生徒はダンス必修化に「うれしい」 と回答
- ダンス必修化に中学生の7割が「うれしい♪」と回答! (goo進学&資格) 07月05日 15:00
- 中学必修化のダンス「キレやすさ」改善に効果アリと脳科学者 (NEWSポストセブン) 04月28日 17:05
http://news.mynavi.jp/news/2012/07/18/064/index.html
中学生の武道必修化、保護者の7割超「不安がある」--"ケガ"や"指導者"懸念
ベネッセコーポレーションはこのほど、小学5、6年生と中学生の保護者を対象に実施した中学校の武道必修化に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、4月18日~19日の期間にインターネット上で行われ、2,607名から有効回答を得た。
まず、新学習指導要領の主な変更点を知っているか尋ねたところ、認知度が最も高かったのは「武道が男女ともに必修となる」(「よく知っている」と「まあ知っている」の合計。以下同)で84.7%。次いで、「ダンスが男女ともに必修となる」が80.0%、「教科書のページ数の増加」が61.5%、「授業時数の増加」が58.1%となった。
一方、武道を取り入れた体育の授業に対して「不安がある」と答えた保護者は7割以上に上った。その理由については、「ケガをするかもしれない」が78.7%で最多となり、「武道を指導できる教員がいるか」も75.8%を占めた。以下、「設備や用具などは十分にあるか」が36.3%、「保険が事前に学校側で契約されているか」が23.5%と続いた。保護者からは「指導者によっては、しっかり準備をしなかったり、子どもに無理な練習をさせたりして、ケガや事故を招きやすいのではないかと気がかりです」など、授業内容を心配するコメントが寄せられている。
武道の必修化について中学校から説明があったかどうかを聞いてみると、85.8%が「なかった」と回答したのに対し、「あった」は14.2%にとどまった。
中学校の体育の授業で実施される武道の内容を「知っている」保護者は47%で、いつ頃から実施されるかを「知っている」保護者は12.8%。反対に、実施内容に関しては53%、開始時期に関しては87.2%が「知らない」と答えており、武道の授業に関する情報が保護者に十分伝わっていない現状が浮き彫りになった。
続けて、武道の授業で何が実施されるか具体的に質問したところ、圧倒的に多かったのは「柔道」で74.7%。次いで、「剣道」が29.7%、「相撲」が1.6%との順となった。
自分の子どもは、武道を取り入れた体育の授業を楽しみにしているように見えるかとの問いに対しては、4割以上が「楽しみにしていない」ように見えると回答。一方、「楽しみにしている」ように見えるという保護者は2割に満たなかった。
また、武道の必修化について保護者自身がどう感じているか尋ねると、「良いことだと思う」は50.5%、「良いことだと思わない」は49.5%と賛否が二分する結果に。理由としては、「良いことだと思う:礼儀を身につけることができると思うから・護身術を身につけられそうだから」、「良いことだと思わない:指導者がいるのかどうかがわからないから。武道は専門知識をしっかり身につけた人が教えないと、安全面に不安が出るような気がします」などの意見が挙がっている。