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沈黙の春

本ブログの避難用ブログです。

川崎阿部市長へ意見、今週360件 抗議大半

2012-09-17 10:00:24 | 食品の安全



川崎市の阿部孝夫市長(同市サイトから引用)

川崎市の阿部孝夫市長が4日の会見で、放射性セシウムが検出された食材を同市の小学校給食で使うことについて

危険の中で生活していることを子どもたちが知ることが大事と発言したが、

これに対して同市窓口に寄せられた意見が、今週に入ってから13日までの時点で361件に上っている。

同市担当者によれば「市長の発言への抗議や疑問がほとんど」という。

川崎市の小学校で使う給食食材からは、8月末までに山形県産のリンゴの缶詰から放射性セシウムを1キログラム当たり1.6ベクレル、神奈川県内産の冷凍ミカンから同9.1ベクレルを検出。

いずれも国の基準値を下回り、給食を丸ごと測定した結果では、12日時点で検出限界以下となっている。

5日に東京新聞が阿部市長の発言を伝えて以降、ネット上では「国策や企業活動のリスクを、無批判に受け入れるように強要する、とんでもない人物との印象」「開いた口がふさがらない」などの意見があふれている。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年9月14日
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こちらから

風評被害と悪質商法の対策強化へ

2012-09-14 15:26:32 | 食品の安全
9月14日 10時47分原発事故による食品への風評被害と、悪質商法による高齢者被害の2つを消費者問題の重点項目として、政府は風評被害を防ぐための集会を開いたり、高齢者に注意を呼びかける電話をかけたりして対策を強化していくことになりました。

14日の会議で政府がまとめた「消費者安心アクションプラン」の原案によりますと、原発事故による食品への風評被害と悪質商法などによる高齢者の被害を、集中的に対策に取り組む消費者問題の重点項目に挙げました。
各省庁などが協力して対策に取り組むことも打ち出していて、風評被害の対策としては幼稚園や保育園など全国の2000か所で、母親などを対象に放射性物質の食品への影響を正しく理解してもらうミニ集会を開きます。
また、こうした集会の講師となれるよう各地で研修会を開き保健師や栄養士などに参加してもらいます。
一方、悪質商法などによる高齢者被害への対策としては、独り暮らしの高齢者などをリストアップし、定期的に電話をかけて悪質商法への注意を呼びかけていきます。
また、繰り返し被害に遭っているお年寄りには、電話に通話を録音する装置を取り付け、悪質業者の手口の分析と被害の防止に当たります。
さまざまな対策は早ければ今年度中にスタートするということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120914/k10015016731000.html

食品の安全と高齢者の悪党商法を同次元に並べるのがおかしい。

ヒグマの激やせ

2012-09-13 16:48:37 | 食品の安全


毎日新聞 2012年09月12日 19時02分(最終更新 09月12日 19時27分)


世界自然遺産・知床の海岸で目撃された、痩せこけたヒグ

 世界自然遺産・知床の北海道斜里町側の海岸で、肩や腰の骨が浮かぶほど痩せこけたヒグマを同町の漁師が撮影した。知床では痩せたヒグマの目撃例が相次いでおり、ヒグマ対策に当たる知床財団は、深刻な餌不足が背景にあると指摘する。

 激痩せヒグマは8日午前7時ごろ、カムイワッカの滝近くの河口でマス漁をしていた古坂彰彦さん(53)が撮影。岩場で30分ほど川を眺めていたが、重そうな足取りで山へ去ったという。4日には、痩せた子グマの死骸が定置網に引っかかっていたという。古坂さんは「サケ、マスは例年の3割程度しか取れていない」と話す。(共同)

クマ食害:トウモロコシ2400本、七戸で /青森
札幌・真駒内:公園やぶからヒグマ
クマ:真駒内駅近くでもヒグマの目撃情報 札幌市、注意呼び掛け /北海道
クマ:乗用車と衝突 近くの果樹園、荒らされる モモ100個被害−−東根 /山形
クマ:市街地に 札幌・藻岩山南側、目撃情報相次ぐ /北海道

魚のえらからセシウム排出 東大教授が確認

2012-09-09 14:41:30 | 食品の安全

魚のえらからセシウム排出 東大教授が確認

http://sankei.jp.msn.com/smp/science/news/120908/scn12090820180001-s.htm

2012.9.8 20:16更新


 海水魚が海水から取り込んだ放射性セシウムを、えらから体外に排出していることを
、東大農学生命科学研究科の金子豊二教授(魚類生理学)らが突き止め、東京都内で8日開かれた東京電力福島第1原発事故による農畜水産物への影響についての研究報告会で発表した。

海水魚がセシウムをどうやって排出しているのかは、これまで不明だった。

 金子教授によると、海水魚は体内の塩分濃度を保つ目的で海水を取り込むが、余分な塩分を排出するえらの「塩類細胞」という細胞から、カリウムも排出していることが分かった。

カリウムとセシウムは性質が似ているため、金子教授はセシウムも同じ経路で
体外に排出されることを、熱帯魚を使った実験で確認したという。

金子教授は「海水魚は積極的にセシウムを排出するメカニズムを持っている。

カリウムの代謝回転を早めれば、魚からセシウムを取り除く際の効率を高める
技術の開発につながる」と話した。

こんなに検出されたらどのくらい排出できるのでしょう?

放射能漏れ】南相馬沖のアイナメ 過去最大値のセシウム


2012.8.21 23:07更新


 東京電力は21日、福島第1原発から20キロ圏内の海域(福島県南相馬市沖)で採取したアイナメから、過去最大値となる1キログラム当たり2万5800ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。水産庁によると、これまで魚類の最大値はヤマメの1万8700ベクレル。海水魚に限れば昨年4月に採取されたコウナゴの1万4400ベクレルが最大値だった。

 採取場所は南相馬市の沖合約1キロの地点。

お魚 手軽に食卓に…「ファストフィッシュ」商品

2012-08-30 18:36:40 | 食品の安全

骨あらかじめ除去 / レンジだけで調理

イオンは24日からファストフィッシュ商品4品目を売り出した(イオン品川シーサイド店で)

 魚をもっと気軽に食べてもらおうと、水産庁が提唱した「ファストフィッシュ」の商品が、店頭に並び始めた。

 手軽に食べられるハンバーガーなどがファストフードと呼ばれるのにならって同庁が作った造語で、あらかじめ骨を取り除いたり、電子レンジだけで調理できるように加工したりするなど、生魚より簡単に食べられるのが特長だ。魚の消費拡大の起爆剤になるか注目される。

 イオンは24日、「骨取りさんまスパイシー風味」(4匹、298円)など、4品目を約500店で発売した。サンマの骨を取り除き、ニンニクやバジルなどで下味をつけているので、フライパンで焼くだけですぐ食べられる。4品目合計で、1か月15万パックの販売を目指しており、担当者は「若い世代が魚を食べるきっかけになれば」と期待している。

 厚生労働省によると、日本人1人あたりの魚介類の摂取量は、2001年は1日94・0グラムだったものが、10年には72・5グラムまで減少した。スーパーの鮮魚売り場では、「調理の仕方がわからない」と敬遠する若い消費者も多い。

 水産庁は大手スーパーや食品メーカーが開発した53品を「ファストフィッシュ」商品として認定した。今後も随時選定を行い、商品数を増やしていく。

 イトーヨーカ堂も23日から、全国約160店舗で「ファストフィッシュ」商品の販売を始めた。「銀鮭のバジルオイル焼用」(398円)など20品目で、若い世代に人気のある洋風の味付けが中心だ。トレーごと、電子レンジで1分半~3分半加熱するだけで食べられる。東急ストアも、骨を取り除いたサバなどの干物を販売している。