沈黙の春

本ブログの避難用ブログです。

パックインニュース

2012-06-10 22:34:40 | 動画

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◆首相 大飯原発再稼動へ
◆首相と小沢氏の会談物別れ、消費税は
◆中国書記官スパイ報道の真偽
◆シリア市民への攻撃止まず

<コメンテーター>
田岡 俊次 (ジャーナリスト)
斎藤 貴男 (ジャーナリスト)
早野 透 (桜美林大学教授)
升味 佐江子 (弁護士)
横尾 和博 (社会評論家)

番組の視聴はこちらでhttp://kinkin.tv/index.html


2歳の我が子を餓死させる両親・・・

2012-05-18 10:15:40 | 動画

千葉県柏市で2歳の男の子を両親が餓死させた事件の裁判で、遺体を司法解剖した医師が

「男の子の大腸がほぼ全て異物で埋まっていた」と証言しました。

無職の小坂里美被告(28)は長男の蒼志ちゃん(当時2)を放置し餓死させたとして、夫の雄造被告(39)とともに保護責任者遺棄致死などの罪に問われています。

 蒼志ちゃんの腸の中からはダンボールや毛髪などが見つかっていましたが、17日の裁判で司法解剖した医師が「大腸はほぼ全部が異物で埋まっていた」と証言したうえで、長い間、ほとんど食事を与えていなかった可能性が高いとの見方を示しました

母親は夫に逆らえなかったという報道もあり、これ実の我が子・・ここまで人間は落ちるのか。

 


潜入捜査官ならぬ作業員、原発の実態

2012-05-01 21:04:52 | 動画

 

 
ジャーナリストの鈴木智彦氏

 ジャーナリストとしては初めて、福島第一原子力発電所(以下、フクイチ)に「作業員」として潜入した鈴木智彦氏。

 

『ヤクザと原発』(文藝春秋)は暴力団専門ライターとしての経験、人脈を駆使してひもといた「ヤクザ」と「原発」という巨大利権の関係、そして作業員だからこそ見ることができた「フクイチ」の真実が記されている。今回は鈴木氏に、「震災とヤクザ」「原発の問題点」をテーマに話を聞いた。

――『ヤクザと原発』の冒頭には、鈴木さんが暴力団に同行し、被災地に炊き出しに行った記述がありますね。震災直後には暴力団の炊き出しが報道されていましたが、組織側には人道支援以外の意図はあったのでしょうか?

鈴木智彦氏(以下、鈴木) お巡りさんは震災直後から記者クラブにも「(暴力団が支援を行うことで)復興利権への足がかりを意図している」と注意を促していたけど、そこまで計算して動いていないと思うんだよね。そんな状況じゃなかったじゃない。ボランティア自体は神戸(阪神・淡路大震災)の時もやってたし、ヤクザの伝統ではある。震災におけるヤクザのシノギで太いのは、土建がメインだけど、そんなの地元の組織ががっちり守っているんだろうから、炊き出しや物資の輸送ぐらいでどうにかなるような簡単なものじゃない。それでも「本当に純粋な人道支援なのか?」ということを知りたくて付いて行ったんだけど、僕が知っている限り、ボランティアによって何か復興利権に関わったという話は聞いていないなぁ。

――本でも書かれているように、ヤクザと原発の関係も本当に深いですね。原発建設の話が浮上した段階から、電力会社と交渉し、反対派を押さえ込み、用地整理をして、地元の建設業者に仕事を振り、漁業権の事前補償の"代理人"まで務めている。今回の事故による補償にはヤクザは絡んでいないんですよね?

鈴木 原発を作る段階で、海が汚染されて漁ができなくなることを想定した、事前補償というのが支払われる。実際に何かあってからでは、補償が支払われるには何年もかかるからね。今回の事故による補償というのは東電との話し合いになると思うけど、難航するだろうね。ただそこにはヤクザはもう入ってこれないと思う。暴力団排除条例もあるし、警察がものすごくうるさいから。

――ヤクザが直接的に原発にかかわっている部分は?

鈴木 原発というのは電力会社の下に東芝や日立など原発プラントメーカーがあって、その下には10次請け以上の協力会社がある。仕事を右から左に流して、賃金を中抜きするのよ。ただね、例えば5次請けの下にヤクザの企業が入ってくるとするじゃん。でもそこが友達同士だったりするから、ペーパーを交わさないの。だから表面的には5次請けしかないんだけど、実際は10次請けまであったりする。

――契約書がないから、東電は気づいてないということですか?

鈴木 うん。ただ、事故後に協力企業に「暴力団と関係ありません」という誓約書・確認書は出させている。でもそれは"調べる"んじゃなくて、なんか問題が露見した時に「調べてましたよ」と言うためのアリバイ作りだから。実際に東電が暴力団のフロント企業を排除したケースもあったんだけど、言わないんだよね。ヤクザがいたってことを証明する形になっちゃうから。その企業は地元では誰でもヤクザがやっているって分かるから契約を解除されたんだけど、今は原発周辺のガレキの撤去に回ってる。そっちのほうがお金がいいみたいよ。原発は日当が下がってて、割に合わないから。

――実際に、鈴木さんが原発に入った時にヤクザは作業員としていましたか?

鈴木 刺青している人は本当にいっぱいいた。だけど、実際にその場でヤクザと確認できたのは、一人だけ。でも帰ってきてから調べたら、わんさかヤクザがいたね。というのも、帰ってきてから仲良くなった人と連絡を取り合うと、「鈴木さん、実は......」と教えてくれたり。あと、自分がヤクザ経由で入ってきたと知らない人もいたしね。

――どういうことですか?

鈴木 実際に現場で仲良くなった人がいたんだけど、戻ってきてから知り合いのヤクザから電話がかかってきて「鈴木さん、原発いたらしいね。うちの○○から聞いたよ」と言われたの。要はその作業員は、「人集めろっていうから来ました」といった感じで、集められた一人だったわけ。だから自分がヤクザ経由で原発に入っているなんて気づいていないんですよ。

――地方ならではの人間関係を使っているんですね。本書の中でもう一つ衝撃的だったのは、15年前の話とはいえ、フクイチの作業員にヤクザの覚せい剤中毒者がいて、注射器が落ちていたという証言です。

鈴木 実は、今回のフクイチ事故後にも作業員が覚せい剤で逮捕されているんだよ。地元メディアも一切報道していないけど。いわゆる"工場労働"に覚せい剤というのはものすごく相性がいいわけ。単純作業だし。

――本書にも書かれていましたね。シャブを打てば時間が経つのも早いし、「掃除してろ」と命令すれば一心不乱に掃除してくれるから、使う側もシャブ中をコントロールしやすいと。話は逸れますが、震災後1~2カ月の間で、いわゆるドヤ街から人がいなくなり、原発に連れて行かれたというウワサがネット上を飛び交ってましたが。

鈴木 本当に? それ原発じゃなくて、建築なんじゃないの? オレもゴールデンウィークの前ぐらいにドヤ街に行ったけど、そんなことなかった気がするけど。原発関連の求人票はあったけどね。実際に行った人もいたと思うけど......。でもまだそのころは緊急対応で、スキルのない人はまだ要らなかったはず。ガレキの撤去とかはやってたけど、そのほかの仕事は本当のプロにしかできないから、人手が必要になるのはこれからだと思うけどなぁ。オレも原発に入った時に、西成とか山谷から来ている人を探そうと思ったんだけど、確認できなかった。

――「被災地での求人」とあったのに、実は原発での作業だったという騒動がありました(※編註1)が、これは稀なケースだったんですか?

鈴木 その報道が出てからすごく厳しくなって、今はもう"騙し"はなくなったよね。ドヤ街に、ちゃんと「原発内のお仕事です」という求人票はあったけど。
後編につづく/取材・文=小島かほり)

※編註1:大阪・西成地区の男性労働者が「宮城県で運転手」という求人に応募したところ、実際は福島第一原発付近でガレキの撤去作業をさせられたことが発覚。

●すずき・ともひこ
1966年、北海道生まれ。ジャーナリスト、写真家。広告カメラマンを経てヤクザ専門誌「実話時代」編集部に入社。「実話時代BULL」編集長を務めフリーに。以降、暴力団専門ジャーナリストとして取材活動を続けている。近著に『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文春新書)、『ヤクザ1000人に会いました!』(宝島社)など。東日本大震災後の7月から約2カ月間にわたって事故を起こした福島第一原発に作業員として潜入。取材をまとめた『ヤクザと原発~福島第一潜入記~』(文藝春秋)を上梓。


ヤクザと原発 福島第一潜入記

 


闇深し。


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今中哲二助教

2012-04-30 09:59:47 | 動画

京都大学原子炉実験所は大阪の熊取にあります、なぜ大阪のはずれなんでしょう。

 

小出先生と共に原発の危険性淡々と訴え続けてきました。

FoE Japanなどが開催した「原発震災から子どもたちを守れ!院内セミナー」より、今中哲二さん(京都大学原子炉実験所 助教)の発言。

3月28日~29日に原発の北西25キロから45キロ飯舘村で行った空中放射線および土壌の放射能汚染調査結果の報告。空間放射線では最大30マイクロシーベルト/時が測­定されるなど、避難が必要なレベルの汚染が広がっている。

原子力安全研究グループ
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/

 

当日は今中先生のお話(第一部)と、宮城県南部で放射線測定された岡内章医師、宗教者の立場で被災地救援に赴かれた橋本法明住職、賠償問題にお詳しい青木佳史弁護士を交え­­て、パネルディスカッション(第二部)も開催しました。原発ゼロの社会へ向けて、有益な会合になればと企画しました。ぜひ、多くの原発問題に関心のある方々のご視聴を願­っ­ています。