マイケル・サンデル教授
先日、ビートたけしの番組で「ウソ」の哲学の授業があった。
ハーバード大学で、1、000人もの生徒が押しかける超有名な教授だ。
相撲の八百長問題から、政治の公約まで「ウソ」は吐いて良いのか、また絶対「ウソ」は
いけないのかの講義だった。かなり興味深い内容だったので覚えている。
そこで、究極の選択と言って、たけしの“映画”が面白くなかった場合、本人が質問したら
どう答えるかの実験をやった。
北野たけし 「どうだった、俺の映画おもしろかったろう?」
カンニング竹山「はっはい、会場は盛り上がっていました、面白かったです」
北野たけし「どうでした、映画はよかったですか?」
荻原博子 「よかったのですが、配役が無理しましたね。
無理したためにまとまりがなかった。個人的にはよかったです。
北野たけし 「どうでした、映画をみた感想は?」
サンデル教授「知りたいですか?こんな映画初めてみました。
人生初です、信じられない映画です」
カンニング竹山は、たけしに気をつかって真っ赤なウソを吐いた。
荻原博子は、オブラートに包んでウソを吐いた。教授は外交官にむいていると評価した。
そして教授は、ウソも吐かないお世辞も言わない、どちらでも取れる言葉だった。
結びとしてサンデル教授は、18世紀の決学者イマヌエル・カント氏は、
「ウソは絶対いけない、言葉を選んで相手を思いやる」これが正解だと言う事だった。
その後、「5対1の命の重み」「拉致対スパイ」などの話題を全員参加の授業を終えた。
「ハーバード白熱教室」NHK教育TVで放送中。
「ハーバード白熱教室」1~10まで正月に録画している。あとでゆっくり勉強しよう。
追記 マイケル・サンデル教授に学ぶ 参照
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