小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

自己実現

2013年03月30日 | 心に残るいい話

自己実現

県南の美〇〇高校の先生方がよく使う言葉です。
まじめにこの言葉の意味を考えると結構難しい。

そこで、辞書を引いてみると、
「自己の素質や能力などを発展させ、

より完全な自己を実現していくこと。自我実現。」(大辞林)
これではますますわからなくなる。

ネットで見つけたわかりやすく解説したのがありました。 

自己実現とは、
1.好きなことをやって生きること。
2.それで食えること。
3.それが他人によって評価されること。
・・・この三つが揃っていることだ。


          東大名誉教授 竹内均氏

地球物理学者で、東大名誉教授の竹内均氏は、こう言っています。

私みたいなへそ曲がりでも納得するものである。

1.好きなことをやって生きること。

  自己実現していくためには、
  まずそれが何よりも好きでなければなりません。

  好きなことしか、長く続けることができない。
  でも、好きなだけでは、単なる趣味と変わりはありません。

  イチロー選手は、野球が好きでたまらないから、
  野球を極めようとしています。イチロー語録をみれば納得すると思う。

  プロフェッショナルは、己の生業を愛し、
  好きな仕事をやって生きている。 

2.それで食えること。

  しかし、プロフェッショナルであれば、
  それで食えなければなりません。 

  ただ羽生名人は、食うためだけに将棋を続けている訳ではない。

  勝負に勝つために一生を賭けています。

  私は、今だから言えるのだけど、
  ただ食えることを目指しているわけではない。

  適度な「欲」がなければ、人生を切り開くことはできない。


3.それが他人によって評価されること。

  そして同業他社にも評価されることだ。

  しかし、プロフェッショナルとして生きていくと、
  その欲を消し去ることになる場面が必ずやってきます。

  プロフェッショナルとして、
  使命感を抱き、高い志を持ち、
  目の前の仕事に心を込めて取り組む時、
  欲は消え去ってしまいます。 

上記の言葉は、NHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」で

も放送された。つまりプロとは誰もができることをやるのではなく

誰もが考えつかないことに、アイデアと度胸で挑戦するものだと思う。

 

この仕事を通じて、人のために役立ちたい。
世のために尽くしたいと心から感じ、

実行したときに初めてそれが誰かに伝わるのだと思います。


自己実現するための心得を、シンプルに表現していると思うのである。

                                      (タカハシ)

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿